2月はじめにバレットジャーナルを2年数か月ぶりに再開してから一月半。
ノートも3冊になり、バレットジャーナル記事もいよいよ明日で30個目になります。
2ヶ月近く書いたのは今回が初めてなので、この記事では再開一月後のレビューとして、よかったことをお話しします。
生活がより生産的になった
[st-kaiwa1]すごく生産的になったんだよね。
へー
フランクリンプランナーでスケジュール管理をしていた頃は、実に生活が前向きに動いている印象でした。
仕事ばかりではなく、プライベートにおける大切なこともしっかりと進んでいました。
フランクリンプランナーを卒業した後は、仕事もプライベートもガンガン進んでいく爽快な感じは忘れてしまっていました。
Omni focusで、楽しくタスク管理したたんですけど。
たすくまで、よりよい習慣化によるオートパイロットを目指してなかなかエキサイティングだったのですが。
でも、今回、バレットジャーナルを再開してからは、フランクリンプランナーをやっていた頃を思いだしました。
それだけでなく、さらに生産性が高まった感じがします。
「これをしなきゃ」
「できた。次にすることは・・・」
・・で、どんどん進めていくだけではなく、そこから派生する思いやアイデアなどへの展開がデイリーログでは容易だからです。
タスクやイベントだけでなく、同じページにメモやアイデアなどを心ゆくまで何ページでも書いていける安心感がバレットジャーナルには存在していました。
後から振り返って、その中のトピックを拾い上げてコレクションページを立ち上げたり、メモからTweet、note、ブログ、Podcast、YouTubeなどへと展開していく時、生産性が高まっている自分を感じたものでした。
今注力すべき最も価値の高いことを見つけることができた
マルチポテンシャライトの傾向が強い私は、同時並行であれこれと取り組みがちです。
それはそれで楽しいのですが、今本当に価値があるものは何か、ということにはあまり向き合ってこなかったのです。
フランクリンプランナーにも、自分のミッションを土台に「優先順位をつける」といえやり方で自分にとって価値あるものに向き合う仕組みがありますが、全部Aになってしまうのです。
私に、やることへの優先順位をつけさせようと思っても難しいのです。
しかし、バレットジャーナルだと、今私にとって本当に価値があるものはなんなのかに向き合うことが少しできたと思っています。
それは「メモ」を同時に書き込むことができる仕組みからです。
進めようと思って書き込む種々雑多なタスクについて、そこから派生するアイデアや反省などの熱量が、タスクなよって明らかに違うのです。
あるタスクは、そこからボトムアップして、プロジェクトまで駆け上がることがありました。
そこからコレクションページを新たに立ち上げ、タスクを並べ、それをマンスリーログにブレイクダウンしていくのです。
デイリーログとマンスリーログとの間で頻繁にボトムアップやブレイクダウンが行われるものが出てきたんですね。
それとは対照的に、これまでやってきたから淡々とやり続けているものもありました。
バレットジャーナル上で展開される熱のこもったシェイクを呼ぶタスク、プロジェクトは、「今」の私にとって価値あるものだということが手に取るようにわかりました。
現在、私は電子書籍も、YouTube動画も、メインブログ(とマイクラブログ)以外のさまざまなブログも、Podcastも、それぞれかなり活動を抑えることができています。
そして、今自分にとって一番価値のあると感じた「サイト作り」に可処分時間を優先的に割り当てることができています。
全部やめてしまってサイト作りだけに注力することは私には難しいので少しずつはやりますが、それでも、かける時間が断然違います。
バレットジャーナルだからこそ、今の自分に最も価値のあることに気付けたことなのだと思っています。
したいことをするのではなく、価値のあることをする、ということにシフトできたことは生産性を高める上で大きなポイントだと思います。
小さな知的生産が増えた
小さな知的生産とは、知的生産としての成果物に育っていけそうな種のような、それでいてれっきとした知的生産物です。
TwitterのTweetは、それにあたります。
Tweetはなんでもありですから、「風呂なう」でもいいわけです。
でも「風呂なう」では当然知的生産にはなり得ません。
しかし、ここになんらかの知見を加えることによってそれは価値ある生産物になります。
「風呂なう。半身浴では、頭から汗がザーザー出るまで湯に浸かる」
と半身浴の仕方を加えるだけで、そのTweetは価値を持つわけです。
バレットジャーナルをやっていると、タスクやイベントに、つい段差をつけてメモを書きがちです。書きやすいからですし、その仕組みがあるからです。
そうすると、いつのまにかそれが価値あるものとしてシェアできるメモが生まれているのです。
そんなわけで、バレットジャーナルを再開してから、小さな知的生産物が増えました。
まとめ
以上、再開1ヶ月半後のレビューでした。
昔からさまざまなノートで、さまざまなノートの取り方を試してきましたが、バレットジャーナルの生産性の高さはとても優れていると思います。
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