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本を書く苦しみと喜び

知的迷走日記保管庫

KDP第二作目に取り掛かってから、5ヶ月が過ぎようとしています。

一作目を刊行した勢いで、私は2作目、3作目を同時にものにする気持ちでいました。

しかし実際は、一昨目の時と同じ袋小路に入り込んでもがき苦しむことになりました。

それぞれ独立した原稿が始めからあるおかげで、それらを綴じる紐となる全体のテーマがなかなか見つからないのです。

何度も構成をやり直し、できたと思ってはまた更地にし、ということを繰り返しました。

 

先日、ようやく話を通すスルーラインが整ったと思い、Scrivenerで埋め始めましたが、それでもやはり壁にぶつかりました。

決めたスルーラインだけでは通せない部分があったのです。

それを捨て去ることも検討しました。

 

捨てることによって形になるのが生産活動。

 

しかし、捨て去るのではなく、それらもうまく包み込むもっと良いラインが他にあるのではないかと考え、さらに苦難の道に入ることを選びました。

 

苦しいです。

形になりはじめたかとおもうと、それをまた更地にするのですから、賽の河原に石を積み上げては鬼に壊され続ける子どものようです。

 

でも、私は知っています。

この苦しみから逃れる最も良い方法は、苦しさから逃げることではありません。

どこまでも立ち向かって、完成させることです。

完成させるまでは終えられません。

苦しみの側にある喜びというものは、「あるよ」と言われても「本当かいな?」と思うものですが、幸いそう思うことができる十分な経験も持ち合わせています。

今しばらく、この苦しみに向き合いながらそのことを楽しんでいきたいと思います。

 

そうはいっても、脳のリソースが減ってきているのもまた事実。

また、生産活動は少し休んで読む活動にシフトしようと思います。

今日はジュンク堂に行って、サピエンス全史をはじめ、9000円分もの本を買ってきたので。

 

・・・といいながら,昨日はミニサイト作りをしてしまったけど(^^)

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