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システム手帳による2006年のバレットジャーナルって信じられる?

知的迷走日記保管庫

2006年。今から14年も前ですね。

2006年のバレットジャーナル・・・

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なんですか!それ!

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ライダー・キャロルさんの本には,2007年に自分の生みだしたノートのシステムにバレットジャーナルと名前をつけたということが書かれています。

それ以前からライダー・キャロルさんの中ではこのノートのとり方は存在していました。

しかし,2007年以前には,この世に「バレットジャーナル」はなかったのです。

それなのに,2006年?

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あったんです!

それも日本に!

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いったい何言ってるの?

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はい。ぼくのシステム手帳の中にバレットジャーナルはあったのでした。

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みなさん!

またへんなこと言ってますよ!

うそですよ!

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いや,すみません。

戯言です・・・

もちろんそんなはずはないです。

しかし,2006年のシステム手帳を見返していたら,実に見事に「これって,バレットジャーナルじゃないの?」と言ってもいいようなシステムがつくられていたんですよ。

まあ,軽い気持ちで読んでくださいね。

年間カレンダー,月間カレンダー,デイリーリスト間のタスクのマイグレーション

タスクのマイグレーション(移動)。

それが,当時からされていました。

でもこれは,バレットジャーナルでなくても,タスク管理をしている人は,昔からしてきたことですね。

フランクリンプランナーでは,さらに細かいやりかたでこれを行います。

日々デイリーリストを見返して,翌日にタスクを送ったり,月間カレンダーに入れ直したりしていました。

また,月間カレンダーに組み込んだタスクをブレイクダウンしてデイリーに落とし込んでいました。

当時の管理の仕方をかいたリフィルが残されています。

2006年11月17日作成。「年間,月間,週刊,デイリーをどう連携させる?」とあります。

ターゲットとか,キーストーンという言葉が出てきています。「デイリーで時間管理にまで絞り込む」というところ,なかなかゴリゴリとした管理を行っていたんですね。

このリフィルには書かれていませんが,僕はデイリーページで,タスクを翌日に移動するには,「~~~」の右端に「→」を書いて送っていました。

当然,月間に戻すこともありました。

こうして,タスクのマイグレーションは行われていました。

2006年頃というのは,ぼくもシステム手帳でこれらのタスク管理をし始めた頃でしたので,この,タスクのマイグレーションについては,2006年にあってもおかしくはないですね。

だから,この点については,特に語ることはありません。

問題は,次です。

インデックスページの存在

まず,この写真を見てください。

1999年作成とあります。

当時僕はプロジェクトとタスクを明確に分けていて,

システム手帳内にプロジェクトリフィルをつくるたびに,こちらのインデックスに追加していたのでした。

ここで公開できるものとして,リストの一番下,「100008」のパソコンルーム整備というのがあります。

このインデックスの番号に該当するページを開くと次のようなリフィルがあります。

「パソコンルーム整備」にかかる,さまざまなノートやタスクが書かれています。

右上の「ジョウホウ」というのは,山根式袋ファイルと連携した,50音インデックス。

その下の「000105」というのは,2000年1月5日に作ったノートという意味です。

さまざまなリフィルをインデックスで管理。

ね?

バレットジャーナルっぽいですよね。

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・・・・・

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デイリーログの存在

タスク管理やっていると,年間を順次デイリーまで落としてくるので,デイリーページの存在は当然ですが,

バレットジャーナル的なのは,「ちょっと楽しく」書いているところ。

うきうきしながら書いてるんですよね。

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ほら!

これもバレットジャーナル的!

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・・・・・

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コレクションページの存在

ここまでは,バレットジャーナル的なところはあっても,バレットジャーナルでなくてもやっていたことです。

ところが,リフィルをめくってみると,「これはコレクションページ!」と思われるリフィルが散見されるんです。

これは,物欲をはきだしたページ。

ほしいと思ってから,買うまでの行動,イベントが日付とともに追記されています。

僕は,2006年11月15日に「ほしい!」と思ってから,
たった10日で買うことになったのだった。

同じく,物欲のページです。

カメラをほしいと思った翌日に,今度はリズムマシンを描いたくなったようです。

2006年11月16日とありますから。

物欲をおさえようと必至になってマトリクスを書いてますね。

2006年頃はやった「ライフハック」を自分でも見つけたくて,コレクションページ的なものをつくっていました。

これは,「とりかかる」ためのライフハック。

手帳に,とっかかりのタスクを書くということから始めています。

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バレットもちゃんとついてますよ!

バレットジャーナル的!

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・・・・・・・

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これは,週末にすることのルーチン化。

今に続く,「週記 週次レビュー」の原型となったものですね。

おこらないでね

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みなさん。すみません。

うちの旦那がへんなこと言いまして・・・

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いや,あははは。

おこらないでね。

軽い読み物として読んでくださいよ。

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これ読んで,「Lyustyleは,バレットジャーナルを生みだしたのは僕だといおうとしている!」なんておこらないでね。

当然,バレットジャーナルだ!なんていうつもりはありません。

何より,

🍏ラピッドロギングなんてしてませんし,「何?それ。おいしいの?」なんて当時の僕はいってたでしょう。

🍏インデックスページも,あるセクションのインデックスを作ってただけで,全体をまとめるものでもなかったし。

🍏コレクションページのインデックスなんてないし。

あくまで,「それらしい」ことしてた,ということですよ。

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おしいね!

近くまで行ってたのにね!

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まだ言ってる!

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やはり,しくみをつくりあげるひとはすごい!

今回,ちょっと楽しくやってみましたが,やはり仕組みを作れる人はすごいな。

おそらく,世界中でぼくみたいなことやってた人はいたんです。

夢の手帳なんて当時からあって,可愛いイラストとともに思いを描くような。

インスタなどまだなかった時代だから,全部自分で楽しんでたんですね。

そう。単発では,いろいろやってたんですよえ。

しかし,それを

ラピッド・ロギング

という大きな土台をもとに,

インデックス,キー,フューチャーログ,マンスリーログ,デイリーログ

という5つの柱をたて,

「移動」という屋根を付けて大きな建物につくりあげた,その仕組の創造がすごいなと思うんです。

 みんながいろいろやっていた中で,「バレットジャーナル」にたどり着いたのはライダー・キャロルだけだったんですね。

似たことは他にもあって,

マインドマップトニー・ブザンもそうです。

「マインドマップというやりかたでアイデアを出してみるとなかなかいいよ」

「おお!いいね。」

で,終わらず,

そこに科学的根拠を与えて,「マインドマップ」という名前でこのやりかたを人に教えるためには指導者としてのライセンスをとらなければならないというビジネスにつくりあげた。

それはすごいですね。

システム手帳でやればいいじゃん!

さらに,ここではもうひとついいたいことがあります。

「バレットジャーナルまでもう少し!のところまでシステム手帳でやってたんだから,ノート選びに困ることないじゃん!システム手帳でやったらいいじゃん!」

ということです。

システム手帳でバレットジャーナルやってる人,たくさんいますからね。

僕も,新しいノート使い始めたばかりなのに,なんだか,システム手帳でやりなおしてみたくなりました。

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