あなたは次のことで悩んでいませんか?
- ノートにするか手帳にするかいつも悩む
- 一つのノートにまとめて一元管理せよと言われても、難しくてできない
- あれこれノートを買ってしまって、どこに何を書いたか忘れてしまう
- ノートをすぐに散逸してしまう
- 新しい「ノート術』が出たらすぐにためしてみたくなる
コンテキストノートとは、このような人(=僕)のためのノートです。
これまでノートは人と一緒に動くことが多くありました。カバンに入れたり、持って歩いたり。だからサイズは持ち運ぶカバンにより決められていました。
また、1日1ページの分厚い大きな手帳は持ち歩けないので、つかってみたくらも諦めていたり。
しかし、コンテキスト・ノートは、人について回るのーとではありません。場所に固定されるのです。
場所によっていろいろなノートや手帳を使い分けるのです。
自分の生活範囲、仕事範囲のあちこちにノートを設置します。
机上には大きめの分厚い1日1ページのノートを据え置きます。
ベッド、トイレ、車などいわゆる「三上」にもそれぞれに使いやすいノートを決めて据え置きます。
仕事場も同様。
これにより、
- ノートにするか手帳にするか迷わず、必要なノートも手帳も買えます。
- 一つのノートにまとめて一元管理は無理なので、堂々と複数のノートを使い分けます。
- どこにどの手帳やノートを書いたか忘れてしまうことはありません。
- ノートをすぐに散逸してしまうこともありません。その場所に据え付けてあるから。
- 新しい「ノート術」が出たらすぐにためしてみればいいのです。
このような悩みはコンテキストノートで全て吹き飛びます。
- どの場所のノートに何を書いたか忘れてしまうのでは?
場所によって使い分けるコンテキストノートには、どの場所のノートに何を書いたのか忘れることはありません。
以下、説明します。
目次
コンテキストノートとは
私は、とてもノートの一元管理などできません。あちこり動き回るし、場所によってメモすることが違うし。おそらく一元管理をせよ、という人は、それができる仕事であるということに過ぎません。
私のノートの取り方に対する基本理念は、「入力の一元管理などできない」と言うことです。
ですから私は様々なノートの取り方をしています
ノートの取り方にこだわりませんし、場所にも種類にもこだわりません。その時々で良いと思うノートの取り方をします。
私はこのノートの取り方をコンテキストノートと名付けました。(2017年11月から使っています。(2017年11月時点で検索しても出てこなかったので自分が名付け親となりました。)
場所によってノートを使い分けるコンテキストノートのやり方
ノートを置く場所を決めます。ざっくり決めて結構です。必要なら後からいくらでも増やせます。
その場所にふさわしいノートや手帳を選びます。机上の据え置きノートなら、分厚くて表紙の硬い3,000くらいするような頑丈なノートを選ぶことができます。
持ち歩くのなら、カバンに入るサイズで表紙が堅牢なものを選びます。
トイレや車の中には、ポストイットを貼り付けておき、書いたら破って持って出ます。
このように、場所によってその用途もさだまりますので、用途にふさわしいノートを選べばいいのです。
また、様々なノート術も、ノートや手帳によってその場所や用途にふさわしいものを選べばいいのです。
場所によって使い分けるが、どこかで一つにまとめる仕組みは必要
このやり方は、一元管理の入力は無理という人にはあっていますが、1つにまとめることは考えないという割り切りのもとで成り立っています。
とは言え、どこかで一つに集約するということは大事だという考え方は受け入れます。
あちこちでとり散らかしたノートがバラバラに存在していたのでは検索ができないからです。
ノートは多様な取り方をしてもいいけど、いつでもどこに何を書いたのかということが検索できるように出力の方の一元管理が必要です。
かといって実際に物理的に1つにまとめると言うのも無理なことです。
例えばとったノートを写真に撮ってすべてEvernoteで管理する、と言うような。私もしてみたことがありますが、なかなかそれで全てのノートまとめきれるものでもありません。現実的ではないのです。
だから、違ったもっと簡単なまとめ方をしています。
それは頭の中でまとめることです。
そんなあやふやな、と思われることと思いますが、ノートをとる時の状況や場所などのコンテキストを基にした脳内整理だと、これはほぼ完璧に整理できるのです。
「コンテキストノート」と名前をつけた所以です。
では、私のノートを例にとって説明しましす。
Lyustyleのコンテキスト・ノートによる検索
職場では
仕事上での打ち合わせノートは外に持って出る事はありませんから、打ち合わせをしたときのノートがある場所さえはっきりしていればそれを見ればことたります。
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研修に持っていくノートは表紙の固いA5サイズのリングリフィルノートを使っています。これはその場で書いたものを職場に持ち帰って書棚に立てておけばいつでも参照できます。職場では、その母艦となるノートから外して内容によってファイルするために内容別にいくつものファイルを用意していますが、分類しなくてもノートのどの位置に書いたか十分記憶しています。
なお、これは、職場での勉強のノートも兼ねています。
また,ルーズリーフパッドホルダーを持っていくこともあります。(2018.08.04加筆)
詳しくはこちらへ
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考えをまとめたり、方法を考えたりするときは、A4の真っ白な紙を横置きにしてガシガシ書いていきます。
ゼロ秒思考メモ書きのやり方を踏襲しています。
厳密にはゼロ秒思考メモ書きのメソッド通りにはしていませんので,「ゼロ秒思考メモ書き」という言葉は使いません。
これは袋ファイルやクリアファイルに放り込んで立てておけばいつでも参照できます。
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授業のメモや児童の様子等のメモは、野帳のように使っているシステム手帳です。
堅牢で手の上で開いてもきれいに開きますし体育の時などその場でポンと地面に掘放り出しても全く問題ありません。
もう30年近くこのスタイルです。
これも基本的に外に持って出る事はありませんので書いて職員室に立てておきます。
いつでもそれを見て参照できます。
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授業を見て研究するときは、指導案と言う授業の企画案を持ってそれにメモしながら見ることが多いので、後はそれを綴じて書棚に入れておきます。
私の手法としてはiPad ProとGoodNotesを使い.その場で写真その場でメモ書きと言う形をとることも多いです。
GoodNotesには、過去数年に渡る授業の記録が残っています。
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また、常に胸ポケットに薄いメモ帳を入れており、思いつきや気づきはこれにかき、後で何らかの関連するノートに貼り付けます。
以上が大まかな職場でのコンテキスト・ノート検索です。
途中で一度GoodNotesのことを書いたように、ここにあげた例全てにおいて、iPad Proに任せる場合もあります。
研修記録などは過去5年間版のものが残っていますので、どこでも検索可能です。
プライベートでは
家でのノートならば一元管理できそうですが、そうではありません。
持ち歩きは基本的にモレスキンです。アイデアメモ年間4000などはこれに書きますし、マインドマップを書くことも多いです。
マインドマップ用に、MDノートを持っていくこともあります。
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風呂ではiPhoneとworkflowyまたはUlyssesで、チリツモライティングしています。
この原稿は、現在お風呂で、HandyFlowyを使って書いています。
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食卓ではiPad ProとApple Pencilか、ロールバーンのB5リングノートをリラックスノートとして使います。
これらはバラバラに入力されるわけですが、いつ、どこで、なにを使って書いたかが明瞭ですので、わからなくなることはありません。
これがプライベートでのコンテキスト・ノート検索です。
以上のように、これほど様々なノートをコンテキストによって使い分けています。
そして、これほど多様に入力していても、どのノートに何を書いたのかわからなくなることがないのです。
これが、私のノートの取り方。
コンテキストノートです。
ノートの一元管理に挑戦して、挫折し続けている人は、なにも心配しなくてもいいと思います。
そっちの方が自然です。
安心して、コンテキストでノートを使い分けましょう。
一つだけ注意
多様に書かれたものをコンテキスト・ノートとして検索可能にするためには一つだけ守らなければならないことがあります。
それはそのノートを置く場所を変えないということです。
コンテキスト・ノート検索では、なにに書いたが、そのノートはどこにあるか、がカギになります。
職場にあるはずの勉強用ノートを持ち帰ってはなりません。
動かしたければ、その時こそ、ScanSnapか、スキャナーアプリを使いましょう。
この記事もどうぞ~ノートの取り方のまとめ
発想を広げ,長期記憶を促すノートの取り方についてまとめました。発想を拾て,長期記憶を促すノートの取り方まとめ
関連動画
今日のvlogとして撮ったものです。Loftに行って,私のノートのリフィルや文具などを補充しました。(画像がリンクになっています)
職場での勉強用のA5無地のリフィル
システム手帳用のバイブルサイズ・リフィル
アイデア出し用、ゼロ秒思考メモ用のA4ノートを放り込むクリアファイル
手帳用のペンホルダー
リラックスノート用のB5リングファイル。
それらを買っています。
iPhone7plus手持ち撮影。
店内で小声で呟いている声を拾っているのはSmart Mikeです。
SmartMikeについてはこちら
iPhoneでの、ワイヤレス録画を可能にするSmartMikeレビュー
Youtubeの検証動画はこちら
このような、知的ジタバタ生活について動画にしたvlogを作っています。
どうぞチャンネル登録お願いします。
更新履歴
2017.11.18 公開
2018.08.04 追記
2023-1-24 追記,修正
2023-8-29 追記、修正
コメント
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