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バレットジャーナルの二つのあり方
バレットジャーナルの写真を見ていると、綺麗に飾ったノートがよく紹介されています。
それを見ていると据え置き型ノートに見えますね。
バックなどに入れて移動することもあるかと思いますが、手に持ったまま歩いて立ったまま書く、というような使い方ではなく、テーブルにおいて、じっくりと書く、というような書き方だと思います。
逆に、常に持ち歩き、バスの中だろうが、歩いていようが、立ったままでもかける持ち歩き型のノートもあります。
据え置き型バレットジャーナルの良さと課題
例
据え置き型の良さ
基本的に机の上で書く据え置き型は、落ち着いた気持ちでゆったりと書けるよさがあります。
ペンの色も変えながら美しさを追求することができます。
イラストなどもよく描かれます。
書斎などで、1日の中でなんだがゆっくりと振り返ることができる時間を持つ方におすすめですね。
据え置き型の問題点
ちょっと忙しくなってかけない時があると、デイリーログの分量に差がでてしまうことがあります。
場合によっては、それがモチベーションの低下につながることもあります。
しかし、バレットジャーナルのよさは、そんな量の多少も含み込んでしまう柔軟性があることです。
多い日もあれば数行の日もあると割り切って書くことができれば良いでしょう
持ち歩き型のよさと問題点
例
持ち歩き型は、ペンを取り替えずに一色で描く傾向があります。
多数のパンを持ち歩いて取り替えながら描くよりも、一本のペンだけをノートと一緒に持ち歩き、どんどん書いていく方が機能的だからですね。
見た目には、美しいわけでもなく、インスタ映えするような美しいノートにはなりませんが、それでまた可能性を重視する方はおられます。
(上にあげたインスタグラムの手帳は綺麗ですね)
持ち歩き型の良さ
常に携行して、立ったままでも書くことができ、時間も場所も選ばない書き方ができるのが、持ち歩き型のよさです。
モレスキンのクラシックタイプの、表紙が堅牢なものが立ったまま描きやすくて好まれるようです。
ロディアを、選ぶ方もいます。
また、MDノートもこの用途にぴったりです。
持ち歩き型の問題点
持ち歩き型は必然的にサイズが小さくなります。
モレスキンのクラシックタイプは、ポケットに入りますので重宝しますが、マンスリーログは左側ページに収まりません。
しかし、「箇条書き日記でうまくいく」のMarieさんも、この問題点がありながらもそのサイズの手帳を使われていることが著者の記述からわかります。
このサイズだと、たしかにマンスリーログは左側まではみ出し、タスクページの面積がその分小さくはなりますが、必要ならさらにページを付け足せばいいことです。
「持ち歩ける」という機能を重視する方には、さほど大きな問題ではないでしょう。
据え置き型と持ち歩き型のハイブリッド
持ち歩きジャーナルと据え置きジャーナルとを両方使っているハイプリッドもいます。
筆者もそうです。
仕事場には机上に据え置き型のA4のツバメノートをバレットジャーナルとして置いています。
これは基本的にここから動かしません。
あらゆることを書き込みますので、大判ノートの方が都合が良いのです。
メモもタスクイベントも、いくら書いても十分広いので、余白をとりながらゆったり書いて検索性を高めています。
持ち歩き型を使うのは17時以降のプライベートの時間となります。
家でも据え置き型を使わず、常にノートを持ち歩いています。家の中でもうろうろするので、そちらの方がいいのです。
昔、A5サイズのほぼ日カズンを2年間書斎の机に据え置いて使いましたが、結局失敗しました。
ハイブリット中のハイブリット システム手帳
仕事場では据え置きノートが中心ですが、私の場合、これを母艦とした持ち歩き型ノートが存在します。
システム手帳です。
87年12月からなら使用ですから、もう33年近くつかっています。
これは教室に据え置いてもいいし、体育の授業の時にそのまま持って出て、運動場にどさっと投げ捨てておいてもいいし、どちらにも対応してくれるので相当長いこと主力ノートとして使っていました。
今では、据え置き主流はA4の大判に移行したので、システム手帳は持ち歩いて記録、大判にぬきがきというような使い方になっています。(メモの場合リフィルをそのまま貼る)
バイブルサイズのリフィルは、モレスキンのクラシックタイプよりも広い大きさです。
携行性抜群のシステム手帳は、持ち歩き用バレットノートとしても、据え置き型バレットノートとしても、どちらもハイパフォーマンスを実現するノートだと思います。
皆さんは、どちらのタイプがお好みでしょうか?
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