
毎日バレットジャーナルについての記事を書いています。
この記事は、17/30となります。
今日は、バレットジャーナルがいかにして生まれたのかについてです。
バレットジャーナルの生みの親、ライダー・キャロル氏とは
バレットジャーナルを生み出したのは、ライダー・キャロル氏です。
キャロルというから女性かと思ったら、「不思議の国のアリス」のルイス・キャロルと同じく、キャロルは苗字なんですね。
ライダーが名前の男性です。
ライダー氏は、デジタル・プロダクト・デザイナーです。
現在は、「bulletjournal.com」を立ち上げて、世界中でバレットジャーナルを広める活動をしています。
彼は、どのようにして、このバレットジャーナルのシステムを考案したのでしょうか。
バレットジャーナル考案の背景
ライダー氏には、発達障害がありました。
彼は日々生まれるタスクやイベント、そして思いつく考えなどに脳が溢れかえり、それらに優先順位をつけたり、整理したりすることがほとんどできず、悩んでいました。
そんな彼は、整然としたものへの憧れからノートの書き方を試行錯誤するようになります。
「ほんのときたまうまくいくという試行錯誤を繰り返し 、成果があがった方法を少しずつ組み合わせて」
—『バレットジャーナル 人生を変えるノート術』ライダー・キャロル著
http://a.co/bhRvemN
私たちも同じようなことをしましたね。
しかし、彼は少し違いました。

いろんな個々の工夫を統合したのです。
そしてこれらを統合したのがインデックスページでした。
ここバラバラなものをインデックスによって、全てを参照可能にしたのでした。
このノートの取り方をするようになって、ライダー氏は、
- 気がちらない
- おて上げ状態にならない
- 生産性がアップ
以上のような効果を感じることができたそうです。
このノート法が世に出るきっかけを作ったのは、同僚の女性。
2007年、仕事を紹介してくれたお礼として、この女性にノートの使い方を教えたのでした。
この時の彼女の言葉。
「これ、みんなとシェアしなくちゃダメよ」
これがきっかけとなり、シェアすることを思うようになりました。
「物事を整理して考えるのがむずかしいと 、大勢の人たちが悩んでいる 。でも 、このノ ート術をシェアすれば 、僕が子どもの頃に味わったような挫折感にみんなが苦しまずにすむかもしれない 。いや 、少なくとも 、あれほどには苦しまずにすむはずだ 、と」
—『バレットジャーナル 人生を変えるノート術』ライダー・キャロル著
http://a.co/gE6qvx0
そこで、このノートのとりかたをシステム化して,なにか適した名前はないかと考え,ラピッド・ロギングのために使っているバレットの名を冠した「バレットジャーナル」という名前をつけたのでした。
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