※最終更新 2020-8-18
デイリーログの書き方についてわかりづらかった2つのことについてお話しします。
- デイリーログに書いたものは,タスクだけでなく,アイデアなども「移動」させる
- デイリーログではラピッド・ロギングでまず補足し,現在のリストをつくっておき,後からそれについて考える
目次
デイリーログに書いたものは、タスクだけでなくアイデアなどもそれぞれの居場所に移動する
「移動」というのは、パレットジャーナルの重要な概念です。
なんでも書き込むデイリーログですから、そこにはアイデアもタスクもイベントもメモも、なんでもかんでもが放り込まれます。
タスクの移動
「移動」とは、これらのうち、し残したタスクを、
🌱フューチャーログに転記するか、
🌱マンスリーログに転記するか、翌日のデイリーログに転記するか、
🌱それとも必要なくなったと判断して削除線を入れるか、
ということです。
明日やるなら、明日のデイリーログに転記。
明日以降、やる日を決めているならマンスリーログに転記

いつかは分からないけど未来にやらなければならないならフューチャーログに転記

というわけです。
以上のように、タスクについての移動はすぐに理解できます。
メモやアイデアなどの移動
実際には、タスク以外のもの、「メモ」や、「アイデア」なども、それぞれの居場所を作ってそこに移動します。
なんらかの考えやメモについて、その親となるコレクションを作り、そこに転記するわけです。
例えば
-パン 150円
なら
「今月の出納簿」のようなコレクションに。
テレビや本の感想なら
「ドラマ◯◯の感想」
とか
「本『◯◯』の感想メモ」
などのコレクションを作ってそこに集めるわけです。
「移動」はタスクだけで無く、メモなどにも行うということが最初はわかりづらかったですが、実際の運用の中でそれが必須であると思うようになりました。
同じ本の感想メモがあちこちのデイリーログに散在することになってしまったからです。、
Marieさんの本「箇条書き手帳でうまくいく」にはその点が明記してあります。
アイデアは「アイデアリスト」へ,買いたいものは,「買いたいものリスト」へ,読みたい本は「読みたい本リスト」へと,その日の記録一つ一つを,それぞれのコレクションに移動させます。
「箇条書き手帳でうまくいく~はじめてのバレットジャーナル Marie
これが分かってからは、バレットジャーナルからの検索や、アイデアの積み重ねがずいぶん捗るようになりました。
ラピッド・ロギングでまず現在のリストをつくり,後から考える

ラピッド・ロギングは「現在のリスト」をつくるもの
バレットジャーナルをのキモは、その記入の仕方が「ラピッド・ロギング」という方法で行われることにあります。
箇条書きとその意味を示すバレット(行頭文字、記号)ですね。
しかし、書いていると、箇条書きというよりも、文章になってしまうことがよくあります。
「それでいいんじゃないのか?そもそもなぜラピッド・ロギングなんてことしなくちゃならないのか?」
最初はそう思ってました。
初期の僕のパレットジャーナルは、箇条書きに見えるところなどあまりないくらいに、ざらざらと文を並べてました。
ラピッド・ロギングの意味について、ライダー・キャロルさんは次のように言っています。

つまり、必要なものを削ぎ落とした、効率の良いログの取り方というわけです。
ここで大事なのが、それが
「現在のリスト」
であること。
そして
「思考を把握し、整理するものであること」
という点です。
現在のリストであるためには、ぱっぱと記録しておかなければ、思考はどんどん通り過ぎてしまいます。
まずは、捕捉。
そこからの考えの広げや深めは、コレクションページなどを作って後からやる。
これがラピッド・ロギングをやる意味ですね。
デイリーログで文を書きたいときには
とはいえ、その場で思考が溢れてくることもあります
その時には、それをなるべく短文の箇条書きにします。
それでも文章を書きたい場合は、その気持ちに任せてもいいかなと思ってます。
というより、僕はその方が多いです。
以上、デイリーログで僕がわかりにくかったこと二つでした。
わかりにくいといえば,フューチャーログもわかりにくいところがあります。
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更新履歴
2020-2-28 公開
2020-8-18 タイトル,見出しの修正と本文追記
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