はいはい。また「定年前」からのお話ですよ。
この本には、何人かの定年前準備生活をしてきた人たちの話が出てきます。
その中に一人、現役中から二足のワラシを履いてきた人の話が出てきます。
大手商社マンとして働きながら、週末はプロのミュージシャンとしても働いていた方です。
毎週ジャズミュージシャンとしてステージに立って来られました。
定年退職後の今は、プロのミュージシャン一本で生活しておられます。
この方の場合、二本のレールを走ってこられました。
「副業」とは違い、どちらも全力で取り組んできたのです。
副業の場合の本業が全力ではないと言っているわけではありません。
副業と本業との区別がないと言うことを言ってるんです。
どちらも本業。だから二足の草鞋であり、二本のレールなんですね。
いわば、本業を二つ持つというわけですね。
現役時代に二本のレールで突っ走り、退職によってレールの一本が終わっても、もう一つのレールでモノレールをやる。
勢いが止まらないままだし、意識も止まらないままで継続しているので、とても充実した生活を送ることができるだろうなと思います。
可能ならば、このように本業を二つ持つ、と言うような生活もいいですね。
私たちの仕事で言えば、17時以降は塾の講師として働き、定年退職後はそのまま塾の講師として働き続けると言ったところでしょうか。
もちろん、これはわかりやすくするためのモデルです。
副業は許されませんし、二つ目の人生を送ることができるような時間もありません。(その時間があったら翌日の教材研究をしますからね)
しかし、昼間は仕事に打ち込み、きちんと成果を出して生活の糧を得、夜や週末は別の仕事に打ち込む。
どちらも本業。
二本のレール。
いいですね!
そういう生活をしてみたいですね。
更新履歴
2019-12-3 公開
2021-2-11 現状に合わせてリライト
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