はい!またまた「定年前」からのお話です。
この本、記事にしたいことがいっぱいあって、コストパフォーマンス超高いです。
さて、今日のお話は、定年後の転職について。
再雇用制度がある会社では、65歳までは安心!と思いがちですが、それは勘違い、という記事をかきました。
私自身も、オススメの働き方として、定年時の転職を考えています。
再雇用されても65歳までなので、それ以後は自分で探さなければならない。
それなら定年と同時に転職する方が、65歳になってから慌てるよりもいいというわけです。
その間、生業を得るためのゆるい仕事に転職しつつ、全力で副業し、そのうち副業を本業化する。
そういう戦略ですね。
65歳になれば年金があるじゃないかと言われそうですが、年金には頼りません。頼れません。
退職金も年金もなるべく手をつけずに、というか70歳まで年金を受給せずに働くつもりです。(注 2021年3月現在、むしろ繰上げ受給しながら、やりたい仕事やろうかと言う気になっています)
問題は転職です。
どうやって転職先を見つけるか、ですね。
何度も書いてますが、私は リクナビNEXT に登録しているので、求人情報には事欠きません。
副業や転職を考えている人は、登録だけでもしてみると良いですね。
さて、著者は、次の三つが大事だと言っています。
ポイント
- 仕事を探すルートを間違えない
- なるべく早くから始める
- 自分にできることを把握する。
仕事を探すルートを間違えない
仕事を探すルートとは、仕事の探し方と言っていいでしょう。
著者は、ハローワークでは満足のいく仕事は得られないだろうと言っています。
それは、ハローワークは、私たちの持つ能力を評価してそれに合う仕事を探してくれるわけではないからですね。
それではどうするかというと、「つて」と「こね」とのフル活用だと言います。
仕事探しの基本は,これまでの仕事で繋がりのあった人を通じて探すことが基本だということです。
これは、
こちらの著者 郡山史郎氏 も同じことを言っています。
結局自分で動くことが大切だと。
なるべく早くから始める
これはその通りですよね。
転職先の仕事探しも、早くから人脈を作って「つて」を求めて歩き回る。
そのような地道な活動にかなう方法はないでしょう。
また、早くから副業を始めておくことも転職の準備になりますよね。
これは、一昨日の記事に書きました。
副業から人脈が生まれ、そこからのつてで仕事を得ることができたり、副業それ自体が本業になったりする可能性は高いわけです。
そのような意味で、できるだけ早くから始めておくことで、転職はさほどむずかしくないということは納得できますね。
逆に言うと、ギリギリまで何もしなかったり、何もしないまま退職してしまったりすると、途端に転職は難しいものになってしまうということも言えると思います。
自分にできることを把握する。
転職といったとき、長いこと会社人間だった自分に転職をさせてくれるような企業があるはずがないという気持ちになる人は多いでしょう。
私などそうです。
教師しかしてきていないのですから、教えることしかできない自分にどんな仕事があるのだろうかと。
これは、自分で考えていてもなかなかわかりません。
「あなたに何ができるか」を気づかせてくれるのは、他の人だからです。
他の人があなたのできることに目をつけて、仕事を依頼してくれるのです。
ですから、自分のできることを見つけてくれる他の人を探すことが必要になってきます。
これがいわゆる人脈ですね。
これは、下の記事に書いた通り、本業以外の付き合いの中から生まれてきます。
はい。自分にできることを把握するためには,
一つ目は自分のできることを見つけてくれる人脈を育てるということですね。
二つ目は、転職サービスなどへの登録です。
これは結構意味があります。
私はまだ転職しないのですが、登録だけは以前からしています。
ここに自分ができることを登録しておくと、それにあった求人のメールが来るわけです。
「いやいや、そこに書くべき、『自分にできること』がわからないんだ」と思いますよね?
それがわかるんです。
例えば、自分に何もできないと思っている人も、ワードで文書を打つくらいなことはできるじゃないですか。
たったそれだけでもいいから登録しておくんです。
すると、そのことから求人オファーが来ます。
このとき、「これができるならこれもできるんじゃない?」「これがができる人はこれも登録してます」と思えるようなヒントを,求人メールを見ていると得ることができるんですよ。
それをみているうちに
「うん。確かにこれならできるな。」ということに気付かされるんです。
ですから、このようなサービスに登録しておくことは自分にできることを把握するためにも良いことなんだともいますね。
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早くからこのような準備をしておくと、転職はさほど難しくないよという著者の考え方も理解できます。
さらにもう一つ付け加えるとすると、定年後の仕事に役職や給料などの条件をつけないならば、さらに転職しやすさが加速するということが挙げられます。
「条件をつけないと、したくないことしなくちゃいけないだろう?」とか、「給料が減るだろう?」など不安を持って条件をつけていると、結局仕事につけないまま数年の空白ができて、さらに職がなくなる、という負のスパイラルに入っていきがちです。
しかし、生業を得るための給料は,実はさほど高くもらう必要はありません。
下の記事に詳しく書いていますので御覧ください。
上の記事を読んでいただければわかりますが,そんなに条件をつけず,生業を得られる程度のゆるい仕事で十分暮らしていける上に,ある程度したいことができる豊かな生活もできるのです。
そのような仕事で生活に必要な少しの給料を得ながら、好きな復職をバリバリやればいいんですよね。
条件をつける必要はないし、そうであるなら、高齢者の求人はむしろたくさんあります。
高齢者の潜在的な能力を必要とする職種はたくさんあるのです。
以上、「定年前」をヒントに、定年後の転職はさほど難しくないというお話をしました。
こちらの記事もどうぞ 「定年前」準備
更新履歴れ
2019-11-29 公開
2021-3-1 しゅうせい
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