「青年は荒野を目指す(五木寛之)」いう小説がありましたね。タイトルはそのオマージュですよ。
先日ある方のコーチングをしていたら逆に質問をいただきました。
「なんでそんなに毎日ブログの記事を書けるんですか?」
これは、どんな方法で?というテクニック的な意味での質問ではありません。
なんでそんなことしようという気になるの?という目的を尋ねる質問でした。
そもそも、なんで毎日書くの?
そもそも私が毎日ブログ書いてなんになるの?
確かに妙です。
30代の若いおっさんが「夢の早期リタイヤじゃー。したいことして生きていく」とばかりにブログで一山当てようと100記事、200記事を目指すのならわかります。
しかし私は、早期リタイヤも何も、なにもしなくてももうすぐで夢のリタイヤ生活(定年退職ですってば!)がまっています。
子供達も独立し、家のローンもほぼ払い終え、経済的にもさほど不満はありません。
仕事は最後の最後までギリギリまで結構辛いことが続くことでしょうが、それなりにやりがいもあります。
夜にの8時までは、この仕事に打ち込んでいるくらいですから。
それなのに、一体なんの必要があって私は毎日ブログを書き続けるのか?
その目的は何か?
毎日書くとなんの良いことがあるのか?
そういうことを聞かれたのだと思います。
お答えします。
答えは・・・
自分には次の人生でなにがやれるのかを探そうとジタバタしている
です。
退職後の二つめの人生をさらに充実したものにするために、何ができるのかをジタバタしながら探している姿。
それが私のブログ毎日更新の姿です。
活動量を増やすよさ
毎日書いていると、止まることなく次々に何かが生まれています。
したいことも生まれていますし、人との関わりも生まれてきます。
毎日書かなくても生まれてはきますが、毎日書くとさらに加速します。
ですから、さらにイラストも描きますし、動画も作ります。作曲にも挑戦しますし、3Dモデリングによるアニメーションは生涯の趣味です。
散歩に行ったら、三つくらいのブログのコンテンツにします。
飲み会に参加したら、動画にします。
とにかく「活動量を増やして」ジタバタしてるんです。
一体僕になにができるんだ?って。
今の時代、じいさんも若者も変わらない
60の爺さんの姿に見えないかもしれませんが、近頃の爺さんにはそんなエネルギーがあるんですよ。
だって、私たちは史上初めての「飢えを知らない世代」ですし、「働かなくても、遊んで勉強さえしていればいいという子供時代を送ることができた世代」です。
腹を減らしたこともなければ草刈りに行かされたこともありません。(父はどちらも経験済み)
昔の爺さんと今の爺さんとでは、世代間のギャップがすごいのです。
「戦争を知っている」なんて、理解できる範疇を超えてますから。
だから、基本的に私たちの世代は前の世代の人たちの気持ちがわからないのだと思っています。
その上で上の世代の人たちとの関係性を構築してきました。
この点において、私たちの世代は今の若い世代と基本的なマインドは変わらないのです。
だから、私たちの世代は「今の若いもんは」なんてあまり言いません。感覚的にあまり変わらないからです。(いや、いう人もいますよ中には)
だから、容姿はヨボヨボのおっさんの私でも、頭の中はまだ30代の若者みたいなもんなんです。
何かにかけるエネルギーは同じです。
そしてそして、さらにそのエネルギーにドボドボと注がれる油があります。
それは、
「生きてられる時間が足りねー」
です。
30代の人より30年も生きてられる時間が少ない。これはジタバタしますよね。
しません?
僕はします。
だから、毎日ブログを書くし、イラスト描くし、色々するのです。
時間が少ないから、もういいや、とはなりません。
爺さんは荒野を目指すのです。
更新履歴
2019-11-14 公開
2021-3-4 目前に対処具控えて追記
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