この記事では、「定年前」の本から得た考えについて書き連ねた記事をまとめてみました。
定年後の勘違いについて
この本では,冒頭に,定年後「7つの勘違い」として,例がのべてあります。
最初は,「定年後の暮らしには一億円かかる」というメディアのあおりに載せられてはいけないということ。
実際にどれだけ生活資金が必要なのかを調べてみると,全然そんなことはなく,ミス・リードに載せられなくてもいいことがわかります。
退職金にはなるべく手を付けず,できるだけ働くのが望ましいですが,それでもこれまでのように身を粉にして働く必要はないことがわかります。
ゆるく働いて,年金と合わせれば,時々旅行に行って楽しむくらいの生活はできます。
そうすると,年金自体の受給を遅らせて,70歳まで繰り下げ,全体として受給年金の額42%増を選択するのもありですね。
ですから,「働く」という選択が一番いいわけですが,そうすると,むだにがまんして節約するということをする必要はないということもわかります。
さらに,節約はよくないと筆者はときます。節約はがまんですから,老後の生活についてはさけたいところです。ですから節約ではなくダウンサイジングをすべきであると説いています。
僕も節約は大嫌い。
定年後の勘違いとして,妻との関係も書かれています。
ずっとかまってやれなかったから,定年後は妻と同じ趣味でも・・・と思うのは,夫の勝手な思い込みだというのです。
これはとてもなっとくできることです。奥様からすれば「今更何よ」と一蹴されそうなことですから。
そのために筆者が説いているのは,「自立せよ!」ということです。
自分のことは自分でやる,やれる状況を50代からつくっておきましょう。
勘違いのラストは,再雇用。
再雇用があるから安心と思っていても,それが保証されるはあくまで65歳まで。
そこからあとは,年金で暮らそうと思っても,生活するだけがやっとで,折角の老後の豊かな生活は望むべくもありません。
つまり,結局65歳になって,その後少しでも豊かな生活をしたいならば,はたらかなくてはならないんです。そして,今回は自分で職探しをしないといけないんですね。
再雇用があると言って安心していられるのも65歳までということです。
ではどうする?
副業を始めるべき
著者は,「定活」をすすめています。
定年後は再雇用にたよらず「転職」する。
そのための準備として50歳になったら副業を始める,というわけです。
その3つの理由について詳しく述べられています。
副業をやることが,いかに定年前の準備になるのかが詳しく書かれています。
しかし,転職となると二の足を踏む人もたくさんいますよね。
しかし,著者は転職はむずかしくないといいます。
そのために,みっつの準備を50代にしておくことが提言されています。
碓かに,ここにあげられていることをやれば,転職が割と簡単というのはうなずけます。
なお,僕は,副業を始めるなら,あわせ技としてブログを始めることをおすすめしています。
ブログで副業に関する日記や始め方などをブログの記事にすると,とても読まれるからです。
そこからの展開はとても充実したものになります。
まとめ
以上,「定年前」の内容の紹介記事のまとめでした。
この本は,やたら不安を煽ることなく,何を50代からしておくべきなのかをわかりやすく説明してくれています。
上に上げた以外にも,横の関係の作り方,人脈のつくりかたなど,すぐに役立てるべきことがたくさん書かれています。
これから50代になろうとするかたには,ぜひおすすめしたい本です。
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※在職時代から60歳以降の不安を消すために「ブログ」を始めるということを提案しています。「10年ブログ」を50歳から10年かけてつくりあげれば,退職後の人生は大きく変わります。少なくともここに挙げられているような問題や課題はかなり減ります。
そのためのロードマップについて本を書きました。
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更新履歴
2019-12-5 公開
2021-1-30 追記修正
2022-1-6 追記修正
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