昨年暮れ,新刊を出しました。
出版と同時に無料キャンペーンを5日間,行いました。
よくアマゾンのKindle本では無料キャンペーンが行われていますよね。
なぜこうやって無料キャンペーンなんてやるのか不思議に思われる方もいらっしゃるでしょう。
ちょっと説明しましょう。
無料キャンペーンを始めてから,無料で購入していただいた方は2日で100名を超えました。
今回は1冊300円という設定にしましたので,1冊売れると,配信コストやらなんやらで引かれて190円近くが僕のもとにはいることになります。
無料キャンペーンで100冊が無料になったので,19000円近く損したということになると考えてしまいますよね。
ところが,実際に販売してみると,2日で100冊なんて無名の人間の書いた本なんて売れません。
よほど名のしれた著者とか素晴らしい内容とかでないと売れるはずがないのです。
売れてせいぜい10冊くらいがいいところでしょう。
しかし無料キャンペーンをすることで,たった2日で100名の方に目を通していただけたんです。
購入してもらってお金がいくらか入ることよりも,たくさんの人に読んでもらった方がはるかにいいんです。
「お,おもしろいな」と思ってもらえる確率がはるかに高くなるからです。
グローバルレビューに評価をしてくださる方の確率も当然増えます。
こうして,たくさんの方に読まれることで拡散されますし,評価をいただけますし,なにより「Lyusytle」という著者に関心を持ってもらえるわけです。
この評価や関心は,数冊分の購入代をもらうよりもはるかに価値が高いんです。
未来への投資というような意味だと考えるとわかりやすいかもしれませんね。
前著のように,1週間で無料売れ筋ランキングで1位をとったりなんかすることができれば,これはもう大喜びです。
僕のツイッターの固定ツイートにその時のスクリーンショットをはっていまぢys,鬼の首とったように,こうやっていつまでも言えるんですよね。
無料キャンペーンさまさまです。
(今回は,一日目で29位。二日目の昨日は40位までおちていたので,1位はちょっと無理っぽいですけど)
そういう理由で,本を出版したら,すぐに無料キャンペーンを打って,この本の存在を知ってもらうというわけです。
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