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高齢になると大切になる,孤独との付き合い方~孤独を楽しむ力を育てる

知的迷走日記保管庫

「孤独」というのは悪いことばかりじゃなくて,必要なことでもあります。

「一人でいること」「一人でいられること」は,ある面贅沢なことだといっていいかもしれません。

人類は集団生活をすることで種族を生きながらえさせてきたのであり,一人でいることはすなわち「死」を意味していました。

そういう世界では,一人でいられる時間なんど持つことはできなかったわけです。

プライベートな時間を内省的にすごす「知的生活」なんてもってのほかなんですね。

 

ところが「孤独」というのを一般的にネガティブに捉えやすいのは,「人といることこそ価値がある」というどこか私達の心の奥底にある,太古からの記憶があるからこそかもしれませんね。

 

年をとってくると,あまり動けなくなりますので,必然的に一人でいなければならない時間は増えていきます。

そういう状態をネガティブにとらえるのか,ポジティブに捉えるのかは,それまでに作ってきた人生によるものだと思います。

 

一人でいなければならなくても,それをポジティブにとらえ,その生活を楽しむことができる感じ方,考え方を持っていることで,高齢になってからの過ごし方はだいぶ違います。

孤独の生活を楽しむためには,その根底に人との関わりはちゃんとどこかで持っているという安心感が必要だと思います。

赤ちゃんが,片手でお母さんの手を握りながらも,おっかなびっくり外の世界に手を伸ばそうとする姿。

これに似ているかな,と思います。

 

僕もこのようなツイートをしています。

 

「人と関わることができる場」をつくるのは,孤独になってからではなく,それ以前からして置かなければならないよということですね。

何らかのコミュニティに入ったり,コミュニティをつくったり。

 

そういうかかわりづくりという点からも,僕は「生産型人生」を送る,ということを大切だと考えています。

ブログを書く,動画を作る,本を書く・・・

ものづくりをする。

そういうことを通して,リアルな人,これまで出会えなかった人たちとの出会いの場をつくり,その関係を大事に育てていった先に,老後の「孤独」を楽しむ力がついてくるのでしょう。

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