今朝、僕の朝のブログ投稿が連続1000日になりました。
2019年の4月27日ごろから始めた取り組みです。
それ以来、ブログの記事を書かない日は1日もありません。
いったいなぜ、この取り組みを始めたのか、そしてその結果どんな成果があったのかについてご報告します。
目次
毎日投稿を始めたきっかけ
最初から1000日連続投稿しようなんて思ったわけではありません。
当初は、1年間毎日投稿しようとするものでした。
日記的な記事は、書くのは簡単だけど、すぐに流されていくフロー記事と言われます。
「そういう記事もたくさん書いてきたけど、この1年間、何かの役に立つような価値あるストック記事を書き続けよう」と決心したのが始まりでした。
「〇〇の仕方」などのように、解決の仕方や、考え方、方法などのようないつまでも読み続けられる価値を生み出そうと考えたのでした。
いったい、なぜそんなことを考えたのかというと、それまでの5年間ほど、まったくブログへのアクセスが増えないことに悩んでいたからです。
2015年ごろに、1日300アクセスくらいになって、その後そこから増えなくなってしまったのです。
なんとか、ブログをもっと多くの人に読んでもらいたいと思いました。
そのためには、たくさんの人の役に立つ記事を書かなければだめだと思ったんです。
人が読みたくなる記事を1年間書き続ければ、アクセスはふえるんじゃないだろうか。
そういう風に考え、1年間、毎日ネタ探しをし、記事の構成をし、朝仕上げて投稿するというスタイルを続け、2020年の4月に365日連続投稿を達成しました。
1年間連続投稿をして得られたこと
このことでの成果は、「毎日描くにはどうしたらいいか」ということを人に語ることができるようになったことだけでした。
このことを始める理由としてのアクセスの増にはなんの影響もありませんでした。
毎日、お役立ち記事を投稿していたのですが、それが300個以上増えたのにもかかわらず、全体のアクセスが全く増えないという状況にとまどいました。
結果的に、このころに書いた記事の多くは、今このブログを支える記事としてアクセスを集め続けてくれていますが、1年たった2020年の春にはまったく埋もれてしまってアクセスを集めてくれていないのでした。
連続投稿を続け、アクセスが増えないわけについて探求をはじめる
1年間毎日投稿を達成してからも,それは続けていました。
なぜなら,アクセスが全く増えなかったからです。
さらに新記事を書かないとだめだと思いこんでいました。
しかし,
「毎日、お役立ち記事を投稿していたのですが、それが300個以上増えたのにもかかわらず、全体のアクセスが全く増えない」
そのことのわけ明確に分かったのが、2020年の7月ごろ。
これまで見たことも、見ようとしたこともなかったアナリティクスを見てみて驚愕しました。
この1年間に書いた300個以上の記事のほとんどすべてが、実は、書いた当初でこそ数百アクセスを集めていたのですが、その後まったくアクセスされていなかったのでした。
つまり、トップ画面から押し出されてからは、もう誰の目にも触れない記事として、2000以上ある記事の中に埋もれてしまっていたのでした。
僕は,トップ画面から消えた途端に読まれなくなる記事を,ただただ300個量産していただけだったのです。
このことはかなり驚愕の事態でした。
いったいどうしたらいいのか。
ひたすら,記事の投稿を続けていくしかない。
僕にはそれしか解決の仕方がわかりませんでした。
そこで、これ以上自己流でやってもだめだと思い、ブログの書き方の教材を買って、ちゃんと指導を受けることにしました。
アクセスの増加に関しては、指導を受けることで3か月で解決
それでわかったことが、「検索して読んでもらえるような書き方をしていなかった」ということでした。
記事を読んでくれるほとんどの人は、このブログのことを何も知りませんし、書いた人間のことも知りません。
みんな、Googleで検索して表示された記事のタイトルを見て、「これは自分に関係があるな」と思って身に来るのです。
そういうことを全く考えずに、ぼくはタイトルをつけ、見出しを付け、ほとんど「役に立つだろう」という思い込みだけで自己満足記事を書いていたのでした。
新規記事ばかり投稿することをやめにし、書いた記事を書き直すことに力を入れ始める
そのことがわかってから、僕はそれまでに書いてきた300個以上の記事と、それ以前に書いていた中からお役立ち記事になりそうな記事を選んで、ひたすらリライトをすることにしました。
新しい記事を書かずに、これまで書いてきた記事のタイトルを検索に表示されることを意識してキーワードを入れたタイトルにつくりなおし、見出しも同じくキーワードを入れて追記しました。
さらに、同じキーワードを使った記事を検索して、表示された記事を読んでどんな構成になっているのか、どんな内容を描いているのかを学んで、自分の記事に取り入れていきました。
こうして、3か月たった9月の終わり、なんとアクセスが3倍に増えていました。
検索の1位、2位などの上位に入る記事がどんどん増えていったからです。
そうして、僕は、記事の書き方を学ぶことができました。
そして、これまでに書いた記事を書き直すことの大事さも学びました。
2020年の秋から2021年の夏までのほぼ1年間、ぼくは新しい記事を増やすことよりも、これまで書いてきた記事を新たに書き直したり追記したりすることを主に行ってきました。
つまり、朝の毎日投稿は、新規記事を増やすということだけでなく、これまで書いてきた記事の追記修正による充実化(リライト)を行ってきたのでした。
これが、1000日毎日投稿できた理由であると言えます。
記事を投稿するということは、何も新しい記事を投稿することだけではありません。
これまで書いた記事を見直し、より価値が高まるように書き直すことでもあるんです。
このことで、僕のブログは飛躍的に成長しました。
ブログを1000日 毎日書き続けてきた成果とは
これらの経験から生まれた成果は以下の通りです。
まずは,最初の1年。ブログを1年書き続けることを達成た頃から生まれた成果は,
・毎日投稿するためのマインドと方法
次に,アクセスを増やすためのSEOについての知識を学ぶことができました。
アクセスを増やすためには
- ・毎日投稿してもアクセスが増えるわけではないことがよくわかったこと
- ・新規投稿だけでなく、これまでに書いた記事をリライトすることの重要性がわかったこと。
- ・そして、実際にアクセスが3倍になったこと。
これは、ブログを1000日続けたことの成果のほんの一部にすぎません。
あくまでもアクセスを伸ばすということのみの成果です。
実は、それ以外に多くの成果があります。
さらに大きな成果
- ・連日投稿を長く続けている人と認識され、興味を持たれTwitterやメルマガへの登録が増えた
- ・継続、習慣化ということを大切にしている人から興味を持ってもらい、交流が増えた
- ・これらの成果をもとに「ブログ運営教室」というグループコーチングを運営し、コミュニティをつくることができた。
- ・長く続けることのさまざまなよさをメルマガで書き、それをもとに本を書くことができた。
- ・たくさんの人に、長く読まれ続ける本を書いたという経験から、kindle出版コーチングというサービスを作った。
ブログのアクセス増という面だけでなく、人生上のさまざまなよさについて語るということができるようになり、本を書くなど知的生産が広がったこと、そのことをもとに、人とのつながりが飛躍的に増えたことなどが、大きな成果だといえます。
ブログの1000日連続投稿しての成果は
- 300日続けても得られなかったことが、学びにつながった
- その学びにより、語ることができるようになり、コミュニティをつくることができ、本を書くことができた。
1000日間の毎日投稿は、達成しようと思ってしたことではありません。
目の前に見えた1年間毎日投稿という山に登ろうと思っただけです。
上ったら、さらに向こうに山が見えたので、そこを目指しているうちに、気づいたら1000日になっていただけです。
ですので,1000日はゴールでも何でもありません。
でも、一つの山に登ったということには変わりありません。
この頂から何が見えるのかというと、さらに向こうにいくつかの峰が見えます。
- 「福岡特価ブログ」という新しいブログを育て上げること
- 2冊の本を書く企画ができたこと
これをやった先に何が見えるのかわかりませんが、少なくとも「○日達成」ということを目標にすることはないでしょう。
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