書評や、勉強のための読書なら感想など、インプットしたことはアウトプットすることによって学びの質が高まります。
そのため,読書する時には付箋を貼ったり折り目を入れたりハイライトしたり、メモしたりして,それらをまとめることに備えますよね。
読了した時点でそれらを見直して、全体的なアウトプットをするためです。
僕もよくやります。
しかし、それは往往にしてうまくいかないことが多いのです。(僕の場合ですが・・・)
後から見直した時、メモや付箋が膨大すぎて、途方に暮れて、アウトプットへのモチベーションが一気に失せてしまうことがあるのです。
まあ、読んだ時には重要だと思っていたのに、読み終わった後には何が重要だと思ったのか忘れてしまい、メモをどのように構築すればまとめのアウトプットになるのかがわからなくなることもあります。
こういうわけで、読書をした場合が、それを有効なアウトプットにできないまま、Memoflowyに貯めてしまっているもののなんと多いことか。
そんな人は僕だけですか?
「いや,自分はそんなことないよ。メモしたことはちゃんと書評などにしてアウトプットできてるよー」という方は、これ以上お読みにならなくてもいいでしょう。
しかし、共感できる方はどうぞ読み進めてください。
ここからは,メモや付箋がたまりすぎてしまう方へ向けてお話します。
「聴けるブログ 知的生活ネットワークラジオ」でも配信しています。
ひとつのメモだけで一記事書いてしまう
おすすめは,メモや付箋を見てそれらをつなげてまとめようと思わないことですね。
全体を俯瞰し,ひとつひとつの付箋やメモをうまく並べて価値あるひとつの記事をつくるというのが読書感想のスマートなあり方なんでしょう。
しかし,そこから抜けられない限り,私達は膨大なメモ,付箋を前に,戦わずして倒れてしまいます。
それではどうしたらいいかというと,
ひとつのメモだけで一記事かいてしまう
これですね。
メモは,泣かせておくとだんだん鮮度が落ちてきます。
最悪の場合,「なんでこんなメモのこしたんだろう」と,メモしたときの思いや感興などを忘れてしまうこともあります。
ですから,アウトプットする一番いいタイミングは,なんらかの感興が湧いたときなんですね。
感興がわいたり,「そうなのか」と学んだりした時,すぐに記事にしてしまいます。
このやり方をすると,一つの本で少なくとも10記事くらいは書けてしまうのです。
そうして,後からそれらひとつひとつの記事へのリンクを貼った,まとめページを作れば,そのページが立派な書評ページになります。
ここまでつくっておけば,本当に一記事で書評を行わねばならない機会が来た時には,そのまとめページをうまく編集して,また一記事作ればいいですね。
本ブログの「定年前」の書評ページは,このようにして生まれました。
これまでの書評をまとめている記事です。
私のメルマガで配信している書評を記事にしてまとめています
更新履歴
2019-12-6 公開
2021-1-27 追記修正
コメント
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