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日刊よもやま話155 20年前の私がしたかったことが実現して・・

知的迷走日記保管庫

追記2014年3月23日

この記事を書いてからすでに2年以上たち、書いていることも古くなっていますので、2014年現在の状況を途中にはさんでみました。

20年前の私がしたかったこと

それはどこでもいつでも情報の入力ができること。そして、いつでもどこでもそれを検索できる検索システムをつくること。

文章であれ、写真であれ、音であれ、いつでもどこでも入力と検索をしたかった。

20年後の今、完全に実現した。

ネットブックかiPhone、Wifiルーターを持っていれば、もう時と場所を選ばずに情報入力と検索が可能になった。自分で入力しなくても、GPSによる行動ログを取ることだって可能になった。

追記 2014/3/23 現在は、ネットブックではなく、MacbookAir。Wi-Fiルーターは使ってません。スマホのテザリングでネット環境をつくっています

ポケットからiPhoneをだすだけで用途に応じてさまざまな文章入力ができる。

Twitterで目の前で起こっていることや考えていること、感じていることを発信する。

アイデアがあれば、PosteverやFasteverを起動して書き込み、Evernoteに送信する。

追記 2014/3/23 Fasteverはあまり使わなくなり、主力は今でもPostever。昨年あれほど使っていたDraftsもあまり使わなくなりました。Posteverだけがのこりました。

行動ログはPosteverやTwitterのプライベートアカウントで入力する。

まとまった考えを書きたければSimplenoteを起動して書きこむ。送信作業すらいらない。

追記 2014/3/23 Simplenoteはまだ最前線で使ってます。それに加えて、Workflowyの頻度がぐんぐん増してきていますね。考えをまとめるには最高です。以前はSimplenoteに考えのタネを書いておいてそれを膨らましてましたが、今はその約をWorlflowyが担ってます。Simplenoteは、よくコピペするコードや、タグ一覧などをおいておいて、ブログを書く時にそこからコピーして貼り付ける、というような使い方を主にしています。

気になることが目の前にあったら、すぐにiPhoneのアプリ、FasteverSnapを起動する。撮影して送信ボタンを押すだけでEvernoterにアップロードしてくれる。

QuickShotがあれば送信ボタンを押す作業すらいらない。シャッターを押すだけだ。それだけで勝手にDropBoxにアップロードしてくれる。そこではDropBox Automator の働きにより、自動的にFlickrとEvernoteに転送してくれる。

写真はもはやクラウドに保存し、あとから検索、使える状態で保存しておけるようになったのだ。

追記 2014/3/23 このあたりはかなり変わりました。今はiPhoneやAndroidの標準カメラで撮影するだけです。iPhoneの場合はIFTTTがはたらいてクラウドに送ってくれます。だからQuickshotはあまり使わなくなりました。Androidの場合は、Dropbpoxのオートアップロードが効いてその場でバックグラウンドで送信してくれます。また、Google+のオートアップロードも使っています。2000☓2000にダウンサイズされますが、無制限だし、ブログに使うにはまだ大きいくらいです。

また、QRコードリーダーを利用して、読んでいる本を情報と共にSNSにアップロードすることもできる。

車の運転中にアイデアが閃いたらRecEverを使い、iPhoneに向かって喋れば、そのままEvernoteに保存される。また音声認識メールCroudをつかつことにより高い精度でことばを文字に変換することもできる。

追記 2014/3/23 これはもう完全にさまがわりしました。この記事を書いた直後、iOSがアップデートされ、Siriが文字入力画面からも使えるようになりましたが、それはつまり、テキスト入力を音声入力でできるようになったということでもありました。iPhoneのキーボードにマイクのアイコンが表示されるようになり、これをおしたらsiriが起動して、音声で文書入力できるようになったのです。これはかなりのできごとでした。それいらい2年間、Posteverとsiriでの文書入力は、私の知的生産活動の中での大きな位置を占めるようになりました

Rukeeperなどを使うことで、入力をしなくても自分の移動経路が記録される。腹筋や腕立ての回数を自動的に記録してくれる。

およそ考えられるすべての情報入力はどこでも可能になった。

そしてそれらを集約するための仕組みも万全だ。Evernoteに全てが入っていく。タグなどによる「浮き」の働きで情報が埋もれ込まないようにしておくことで、いつでも取り出し可能だ。

日付ごとに時系列に閲覧するならMOMENTOだ。さまざまに入力したログやメモなどの情報を一元集約しカレンダーから選んでその日の入力情報を見ることができる。仕事のログなどをとっていると特に便利だ。

こうして、およそ考えられる限りの情報の入力と集約、そして検索が場所と時間に縛られずに行えるという仕組みが完成している。

クラウドが浸透したことにより、私の20年前の夢はかなった。

だから、どうするのだ?
だから、このことを知的生産につなげるために、毎日アイデア出し11個を続けています。いろんな方法で。

追記 2014/3/23 このアイデア出しで年間4000のアイデアを出し続けてきましたが、そこから今の本の執筆活動につなげることができています。

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