自分のことを「マルチ・ポテンシャライトかな」と思うことで人生楽になるどころか、その強みを生かしてレバレッジにすることができます。
今回は,生き辛い思いをしてきたマルチ・ポテンシャライトの人たちは,実は,自分独自のコンテンツをつくるためのかけ合わせの数が多いことで強みになるというお話です。
まずは,「かけ合わせ」ということから・・・
「私の商品を作れ」とはよく言われることですね。
かといって、売れるものはないし、何が自分の「商品」なのかわからないという人がら多いと思います。
持っているスキルもみんなできることばかりで大したことはない。
そう考えると、自分に出番はないとら思ってしまうことも無理はないし、多くの人がそれで考えることをやめてるんじゃないでしょうか。
しかしそこに「かけあわせ」という考えを入れると見える世界が大きく変わりますよ。
「かけ合わせ」とは
かけ合わせとは、自分の持っているスキルや知識を単体で考えずに、それらを合わせて考えること。
例えば、私は定年前のオヤジですが、定年前の親父には「説教」くらいしか売れるものがなく、そんなの買う人絶対いません。
でも、仕事ばかりしてきて何にもないからわたしには売れるものなんで一つもないと思わなくていいんです。
定年前のオヤジなら、退職後のことで、ジタバタしていませんか?
生活費をどうするかなんて色々考えているんじゃないでしょうか?
退職後の生活をどうしようなど,色々ジタバタしているでしょう。
このジタバタがあなたの、一つのコンテンツとなります。
ジタバタして学んだことは、人も必要としている知識ですよね。
だからコンテンツになるのです。
あなたには、「定年後の生活のためにジタバタしている定年前のおじさん」という属性があるわけです。
ジタバタしている定年前のおじさん
さて、あなたには、長い仕事生活の中で身につけた何かのスキルがあるかもしれません。
たとえば「Excelなら毎日使ってて、少しは使い方わかるよ」で、いいんです。
それもコンテンツになります。
「いや、そんなこと誰にでもできるでしょ?」と思いますよね?
そうです!
誰にでもできる。
だから、「Excelの使い方教えますよ」では誰も買いません。
ここでかけ合わせです。
「定年後でジタバタしながら必要な生活費のことを考えていて、少し知ってる」×「Excel使える」
この二つをかけ合わせると、次のようになりませんか?
「定年後の生活費がどのくらい必要なのか調べるためのエクセルの使い方教えます」
これならどうでしょうか?
そんなニーズを持ち,学びたいと思う人はいるんじゃないでしょうか?
特に自分と同じ、定年後の不安を抱えているあなたになら、習いたい人はきっといるはずです。
かけ合わせってこういうことなんですね。
自分の属性とか、興味だとか、スキルなどが二つありさえすればそれは商品になるかけ合わせができるんです。
かけ合わせの数が多いほど「商品」は増える
二つあればそれは自分の商品になると言いましたが、三つあれば一気に増えます。
ポイント
A-B
B-C
C-A
の三通り
・・・・・だけではないんです。
A-B-C
という四つのかけ合わせができるんです。
するとさらに「あなただけ」の商品になるわけです。
四つあれば11のかけ合わせになるんです。
A-B B-C C-D AC AD BD ABC ABD CBD ACD ABCD
一気に増えます。
ですから、自分の持っているものをできるだけ書き出してみるといいですね。
誰にでも仕事はあり、趣味はあり、そしてスキルはあります。
それぞれ次元は違いますが、それぞれの視点から自分の持っているものを見直してみると、それらを掛け合わせることができるようになります。
私の場合の例ですが、
🍏仕事(教師)
- どう噛み砕いて教えるかがわかる
- わかっていない人を見ぬくことがでにる
- わかっていない人にうつ次の手がわかる
- やる気を引き出すことができる
- 悩みについてカウンセリングすることができる
- 発言を整理した見易く図解できる(黒板)
仕事上のスキルは、私の仕事の場合きりがありませんのでここらでやめます。
🍏知識
- 発達心理学
- 学力の向上のさせ方
- 心の育て方
- 学習意欲の持たせ方
- 子ども同士の関係の作り方
- 保護者のクレーム対応のあり方
- 教育現場と教育行政との乖離を肌で知っている
キリがないのでここでやめます。
🍏趣味
- イラスト
- 作曲
- 動画作成
- ブログ、サイト運営
- 福岡市を歩き回って紹介する
- 写真
- 3Dグラフィック
🍏その他スキル
- コーチング(プロ資格)
- さまざまなテイストのイラストをかける
- 数十人の前で、笑いを入れながら講師をすることができる
- 数百人に、2時間の間寝させずに講演することができる
これらをちょっとみるだけで、縦横無尽に自分の商品を作ることができそうです。
仕事柄、いろんなスキルや知識があります。もっとありますけど、どの仕事でも、このように棚卸してみればたくさん出てくるはずです。
そして、誰でもかけ合わせのできる複数のスキルやら知識は持っているのです。
ところで,趣味やその他スキルについての私の持ち物が結構あることにお気づきになりましたか?
はい。
それは私がマルチ・ポテンシャライトの傾向がある人間だからです。
やりたいことを一つに決められないけど、逆に様々な分野をつなげて新たな価値を作ることが得意傾向がある人のことです。
マルチ・ポテンシャライトに興味がある人はこちらから。
やりたいことが多いほどかけ合わせの選択肢が増える
このかけ合わせは、持っているものが多いほど増え、その結果自分の「商品」は増えていくわけです。
その意味で、マルチ・ポテンシャライトの人たちは、自分のことに気づけば、それをてこにして、すごいコンテンツを作り出していく可能性を秘めているのです。
マルチ・ポテンシャライトは、並行して、あるいは順番に、やりたいことをやり続けていきます。
その結果、知識やスキル、実績がさまざまな分野で積み上がっていきます。
これらをかけ合わせて、自分だけのオリジナルコンテンツを作る。
そういうことがしやすいんです。
マルチ・ポテンシャライトの人たちは。
それは,強みですね。
更新履歴
2019-12-31 公開
2021-1-25 誤字、レイアウト等修正
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