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自分プロジェクトを作れ~やりたいことを次々に見つけ、実現していく方法

知的迷走日記保管庫

何かに取り組んでみたいと思った事はありませんか?

何かをやってみたい。

どこかに行ってみたい。

しかし、いつの間にか忘れてしまい、取り組みが成就することがなく終わってしまい、

そして自己嫌悪に落ちいる。

そういうことを繰り返してはいませんか?

 

そのようになることを防ぎ、やりたいことをやり遂げるための方法。

それはその夢を「自分プロジェクト」として掲げ続けることです。

動画での視聴はこちら→自分プロジェクトを作れ やりたいことを次々に実行していく方法~シニアアップデート9

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目次

1 私が現在すすめているプロジェクト 

私が現在進めていることを例としてお示しします。

🍏 朝のブログ投稿連続1600日以上、毎日記録更新中

🍏 Kindle本を8冊出版しており、現在毎月一冊出版に挑戦中

🍏 シニアアップデートのための動画配信 登録者1000人への挑戦、現在720名

🍏 シニアの未来の充実に向けた、週3本のメルマガ配信

🍏 Kindle出版コーチング、10年ブログ運営コーチング

🍏 ストックイラストプラットフォーム「イラストAC」へのイラスト投稿1000枚への挑戦、現在560枚

🍏 音声配信スタンドFMの登録者1000人への挑戦、これは達成しました。

🍏 Vlogチャンネル登録者1000人の挑戦、現在322人

🍏 フリー音楽「オーディオストック」への音楽投稿合格1000曲、現在1曲合格18曲不合格、残り999曲

🍏 ZbrushやBlenderでの、自由自在な3Dモデリングスキルの向上

🍏 3Dアニメーションの作成

たくさんありすぎて驚きましたか? 

実際は、全部一斉に並行して行っているわけではなく、今まさにすすめているアクティブなものもあれば、優先順位を下げて棚上げリストに入れて休んでいるものもあります。

私は、なにかやりたくてわくわくすることが生まれると、それを押さえることなく、すぐにプロジェクト化してきました。

定年退職の10年以上も前から立ち上げたプロジェクトの数々のうち、今では多くのことが実現できています
どうしてこれだけのことが可能になっていくのでしょうか。

それは、これらにすべて「自分プロジェクト」として名前をつけ、掲げてきたからです。
こうして、自分の中に旗を立てて掲げておくことで、そのプロジェクトは必ず達成することができるのです

 

2 自分プロジェクトの始め方、進め方

ポイント1 やりたいことに名前をつけ、新しいページに掲げる

あなたがKindleの本を書いてみたいと思ったら、その思いに「Kindle本出版プロジェクト」と名前をつけましょう。

そしてノートに書きましょう。
ノートの1ページにプロジェクトページを立ち上げ、そのためのタスクを書いておくのです。
それだけで心構えができます。

そのプロジェクトのページがあるだけで、時に忘れても、また思い出すことができます。
ずっと意識に残り続け、それは完了するまで残り続けるのです。

忘れても、そのページを見るだけで思い出し、再開しなければと思う。そして時間がかかっても一つ一つ前に進むことができるからです。

こうして一度芽生えた「やりたいこと」は達成することができます。

 

ブログの記事にすることもおすすめです。

記事にしておき、これからのロードマップを見出しにして投稿しておくのです。
末尾に「順次追記します」と書いておけばOK。

あとは、タスクができるたびに追記していけば、ブログのファンも応援してくれます。

人を巻き込んだ自分の成長物語が進んでいくのです。

 

ポイント2 継続的に思い出し、前に進めるためのシステム「週次レビュー」

忘れていることを思い出すためにはシステムが必要です。思い出すためのシステムです。
それが「週次レビュー」です。

毎週ノートを見て、どのプロジェクトがどこまでできて、来週はどこまでやるか。
できてないものは、なぜできてないのかを探り、
来週も続けるか。しばらく棚上げにするか

これを判断するのです。

続けられるものは来週も続けるし、しばらくてきそうにないものは「棚上げリスト」に入れます。

僕は、その週次レビューを2008年から15年間の間実践してきました。
毎週、自分のノートに書かれたプロジェクトを見直してきたのです。

このことで、いくつものプロジェクトをうまく並行してすすめることができてきました。

そして、今できないことは棚上げリストに入れておき、時機が来たら再開することで、長い時間をかけて達成してきました。

 

ポイント3 無理矢理に自分を追い込まないための「棚上げリスト」

自分プロジェクトを推進していく上で、「棚上げリスト」はとても大事です。

「今はできない」「今は優先順位が低い」と判断をしたものは、やめるのではなく棚上げにするのです。このことで、「できなかった」という自己嫌悪感を防ぐことができます。

また、「やめてしまう」という選択をせずにすみます。

 

なんでもやめてしまえばそれで終わり。

しかし、棚上げリストに入れとくと、それを足がかりに、いつか再開することができるのです。
棚上げリストは、時が来たときに、プロジェクトを復活させる大事な場所になります。

僕は最初の本を出すのに、7年かかりましたが、7年かけても達成したのは、週次レビューで毎週毎週棚上げリストに掲げられ続けた「Kindle本を書く」というメモを見続けていたからです。

 

以上3つのポイントを大切にして、あなたも自分プロジェクトをつくってすすめてみましょう。

 

3 自分プロジェクトはいくつ作ってもいい

最初に私の例をお話したとおり、自分プロジェクトは、いくつつくってもいいです。
思いついてワクワクしたことは、すぐに「◯◯プロジェクト」としてメモに新しいページをつくりましょう。

プロコーチになる。

本を出版する。

クリエイターになる。

セミナーをひらく。

◯◯に会いに行く。

 

そういう夢を抑えないために、どんどんプロジェクトにしていきましょう。

「そんなにできないだろう」、「自分にはそぐわない」、「そんなことやれる自信も資格もない」と思って夢を持つことすらしない、ということを防ぐことが大事です。

時間があるときにそのページを見て、実現のためのタスクを書き加えていきましょう。
そして、できたタスクは線で消していきましょう。

カフェなどでやると、至高の時間になります。

 

4 「自分プロジェクト」の向こう側

達成した先には何が待っているのか。
そのことを意識することで、達成はより確実になります。

例えば、僕は動画チャンネル「シニアアップデート」の運営は、自分のミッションである「シニアを元気に」ということのために、行っています。

Kindle本も、ブログの運営も、みな「シニアを元気に」というミッションのもとに掲げた「シニアアップデート」という大プロジェクトをすすめるためのプロジェクトなのです。

このように位置づけておくと、自分の取り組みに大義名分が生まれます。
それが遂行しつづける勇気になるのです。

今ますぐ、ノートの新しいページを開いて、一番上に自分のやりたいこと、かなえたいことにプロジェクト名をつけて書き入れましょう。

そして、下には、そのためのロードマップを、タスク、マンダラート、マインドマップなどさまざまな手法でつくっていくのです

わくわくする時間が生まれます。

そしてあなたはアップデートしていくことができるのです。

 

5 プロジェクトを遂行するためのシステム

ここからは、プロジェクトを遂行するための具体的なシステムのあり方についてまとめました。

日々、頭の中をかすめていくアイデアをいかにプロジェクトに練り上げ、遂行し、成果を出していくかということについて解説します。

1 プロジェクトの種をとらえる

私達は、日々さまざまな活動をしながら、頭の中ではすごい速さで思考が進んでいきます。

瞬きする間に、一気にいくつもの考えが頭をかすめていきます。

ときには、言葉にならない「思い」のようなもののままで消えていくものもあります。

その一瞬の思いを捉えることが、自分のプロジェクトをつくることになります。「このことはこうしてはどうかな?」「こうやれば整理できるんじゃないかな」など、さまざまなアイデアや思いが頭に浮かんだとき、その場で記録しないと逃げて言ってしまうことは、わたしたちは経験的に知っています。

そんなとき、あなたはどうしますか?

デスク仕事なら、うかんだことをさっと記録するために、机上にあるメモ帳を開いて書き込むことができます。

また、PCやスマホのメモ帳や付箋アプリ、ノートアプリなどに記録しておくこともできます。近頃のノートアプリはクラウド上に記録することが多いので、自宅に帰ってからそれをひらいてゆっくりと書き加えたり処理したりすることができるでしょう。

 

 

本を読んでいるときに思いついたアイデアを余白に書き込みます。

思考は,関連事項が順番に流れていくわけではなく,全く前後の脈絡なく,謎の脈絡でどんどん浮かんできます。

きっと脳の中では脈絡があるのだろうと思いますが,電気信号的な速さで浮かんでは消えていくので,私の意識に顕在してくる頃には脈絡などわからなくなって,それぞれがバラバラに出てくるように感じるのでしょう。

そんなすごいスピードのアイデアですから、今持っているものはなんでも使います。

外回りやバス・電車の乗車中、車の運転中などに思い浮かんできたときに私がしてきたこと、現在行っていることで効果的なことをお示しします。

 

文庫本に書き込む

文庫本の余白をメモに使うと、そのメモをまずなくすことがないので、唐突に浮かんできたアイデアを書き留めておく場所としてはなかなかいいです。

書かれたメモには、本の本文と関わりがあるものもあれば,なんの脈絡もないものもあります。

本の余白をメモ帳にしているわけですから,本文と関わりがなくても遠慮せずに書き留めています。

意識化では関わりがないように見えても,潜在意識がではなんらかの繋がりで出てきているアイデアでもあるので,その繋がり自体を保存しておけるという面白さもあります。

 

名刺入れに情報カードを仕込んでおき、メモする

今はあまり見ることはなくなりましたが、かつて名刺入れとメモパッドが一緒になっているようなイメージの製品が販売されていました。

この中に常にメモカードを10枚くらい入れておき,一枚は間もパッドにセットして胸ポケットに入れておきます。

メモ帳ではなくカードですから、あとで並べて俯瞰したり、並べ替えたり、別のノートに貼り付けたりなど、メモをうまく使い回すことができます。

 

「薄いメモ帳」に書き込む

「薄いメモ帳」は、商品名です。abrAsusから出ているメモ帳、というよりは「カバー」です

これは、なかにA4紙が一枚挟まっているだけなので、薄いメモ帳なのです。

A4紙を特殊な折り方をしてこのカバーにはさむだけで、7ページのメモ帳ができあがります。

詳しくは、「自分プロジェクトを遂行するためのアイテム」で解説します。

 

Rollbahnのミニサイズに書き込む

Rollbahnの一番小さなメモ帳です。ポケットに入れて持ち歩くことが多いです。

紙が薄い割に堅牢で長年持ちますので良く使います。

 

レコーダーに録音する

車を運転中は、録音ボタンをオンにしてシートベルトと胸の間にはさみ、思いついたことをペラペラと喋り、録音しています。

Proのミュージシャンモスタジヲで使うような高品質なマイクとレコーダーですが、雑音も入らず非常に聞きやすく録音できるので、後から聞き返したときに明瞭にアイデアを再現することができます。

 

2 プロジェクトを練り上げる

「◯◯がしたい!」という明確な思いが浮かび上がれば、それはそのまま「◯◯プロジェクト」として遂行することができます。

しかし、課題や解決したいことなど、そのままでは行動に結びつかない思いが浮かぶことがあります。ここでは、1の方法でメモされたアイデアを、行動に結びつけるプロジェクトに練り上げていく方法について解説します。

 

例えば「読書が少ない」という漠然とした思いが、1の方法でメモ帳に書き込まれていました。

その思いは放っておけば思いのまあ終わってしまいます。しかし、なんとかして読書を増やしたいと思った思いを大切にしましょう。そのために、この思いを行動に結びつけることが必要です。

ここでは実際にそれを行動可能な形に練り上げていきます。

まず、ノートなど、広めの紙を用意し、「読書の時間の増やし方」と大きくタイトルに書きます。

「読書の時間の増やし方」というテーマに関するアイデアを書き入れます。

このようにアイデアを広げる場合によく使うのが「マンダラート」です。

大谷選手が高校時代に書いたものが有名ですね。

中心に「読書の時間の増やし方」と書き、周りの8つのますに行きたい場所を書き入れていくのです。

8つともすべて埋まることは少なく、大体の場合は4個ほど書けばとまってしまいます。

マンダラートのよさは、書けなかった4つのますが気になって、なんとか全部埋めたいという心理がはたらくことです。

このことで、まだ出てこない残りの4つを絞り出そうとあれこれ思いを巡らせることになります。

そうして8つのアイデアを絞り出すのです。

「読書の時間の増やし方」について描かれた8つのアイデアをもとに、すぐにできる、実際に可能なやりかただ、無理なくできるというようなアイデアを抜き出すことができれば、それがプロジェクトになります。

たとえば、マンダラートの8つのマスにうめた中から、「寝る前に数分でも本を読むことができるように、寝室に本棚を置き、寝る前の読書に適した本を集める」というアイデアを取り出したとします。

このアイデアに「寝室図書館づくりプロジェクト」と名付ければ、それが自分プロジェクトになります。

どこかで思い浮かんだ「読書量が減ったなあ」という思いつきが、「寝室図書館を作る」という行動可能なプロジェクトになりました。

 

なお、ここではマンダラートによる例を示しましたが、マインドマップなど、自分が使いやすいツールや書きかたで行えば結構です。

 

こうして、一瞬の想いをキャプチャしたアイデアを、「行動」可能な「プロジェクト」に成長させました。

このプロジェクトを、いつも目に見えるところにおいておく「掲げる場」のつくりかたについて解説します。

 

3 掲げる場を作る

「自分プロジェクト」はいつも目に見えるようにしておくことが大切です。

いつも使うノートの1ページにリストとして掲げてもいいですし、

「宝地図」とか「ドリームノート」という形でかかげても構いません。

いつも目に見えるようにして繰り返し見続けることで、いつのまにか自分の潜在意識に刷り込まれているように感じ舞う。

私の場合は、いつも持ち歩いているバレットジャーナルにプロジェクトページを立ち上げてよくそのページを見返しています。

また、週次レビューでは、振り返り項目にそれをどう進めているのかという項目をつくっており、毎週プロジェクトについて振り返る場を作っています。

では、実際にどのように行動を進めていくのかということについて 具体例を示しながら解説します。

 

4 遂行する場を作る

「自分プロジェクト」は、基本的にやりたいことなので,放っておいてもやります。

しかし,自分プロジェクトがたくさんできて、優先順位がわからなくなったり,いつのまにかやる気がなくなってしまったりなどで、進めることができなくなることがよくあります。

「やらなければならないこと」ではないので、やらなくても困らないのですが,代わりにもやもや感が積もっていきます。

何も進められない自分への自己嫌悪感やいらだちなどです。

しかし,せっかく建てたプロジェクトを遂行していくためのシステムを持っていれば,確実に進めることができます。

遂行システムは人それぞれが工夫して、自分にとって最適な方法を作り出せばいいでしょう。

ここでは,約20年間にわたる試行錯誤の末に培った、私にとっては最高の方法をお伝えします。

それは、なん度も出てきている「プロジェクトページ」を作ることです。

 

プロジェクトページのフォーマット

システム手帳のリフィルには「プロジェクト」というフォーマットのものがあります。

1番上にプロジェクト名を書く欄があり、その下にはタスクリストがあります。

チェックボックスがずらっと縦に並んでいて,そのプロジェクトを進めるために必要なタスクを書き込むようになっています。

基本的にはそれでOKです。

私もシステム手帳を使い始めた1987年の12月から,90年代,2000年代をプロジェクトリフィルで遂行していました。

しかし、インターネットが充実し,個人で実現できることが増えてくるにつれ,やりたいことはさらに増えていきます。

これまで世の中にないことで、初めて挑戦することは、そのために必要なタスクが何かわからないこともありました。

タスクによるロードマップを作るだけでは,自分プロジェクトはうまく進めることができないのです。

これ進めるためには,タスクだけではなく,やることの理由や意味,やることによって何が変わっていくのかなど、見えないものを大きく捉えることが必要になってきます。

そうしないと、タスクがわからないために行動をやめてしまうことになるのです。

そのために有効なのがイメージ化です。

マインドマップをはじめとした、自由な図。

丸を書いて中に書き込んだり,それ同士を矢印や線で繋げたり、線をはやして新しい考えを付け加えたり。

これらをする中でタスクが明らかになっていくのです。

そのために有効なのが,なるべく広くて,罫線にとらわれない無地に近い紙にプロジェクトページを作ることです。

罫線があると,上から順番に書いていくことに縛られ,斜め上に線を出したり,縦に書いたりといった自由なら発想ができなくなるからです。

私は、プロジェクトページを新しく作るときは,無地に近い紙を用意します。

時には真ん中にタイトルを書いて、イメージ図を描き始めることからスタートすることもあります。

プロジェクトページから行動へ

プロジェクトページに書かれた自分プロジェクトは、実行に移される時を待っています。

そのためには,プロジェクトページにロードマップが作られる必要があります。

マインドマップなどのイメージ化によりやるべきことがじわじわとわかってきたら,ページのなかにタスクを実行順に書き出していくわけです。

プロジェクトページでやるべきことが実行順に並べられたら,あとはいよいよ実行に移す時です。

ロードマップを見ながら,年計画のカレンダーなどに大きな節目になるタスクを書き入れます。

これで,自分プロジェクトの骨格ができたようなものです。

次に,年計画を見ながら今月やることを確かめ,月間計画のページに落とし込みます。

今月やることが「ゴール」としてはっきりしていますから,まず、今月のゴールになるタスクを月末に書き込みます。

あとは、月間計画上で,順序遡りながら,

「この日にこれができるためには、この日にこれができていなければならない」

という風に前に前に書き込んでいきます。

この時,ギチギチに詰め込んでいくのではなく,一日二日、余裕をもって遡っていくようにします。

その理由は,実際に実行に移した時,新たにやらなければならないことができる場合に備えるためです。

また、急用が入ってプロジェクトを進められない場合にも備えることができるからです。

こうして余裕を持っておくと,実際には前倒しになっていくことが多く、計画していたよりも早くその月のゴールを達成できてしまうことがよくあります。

とても気持ちいいです。

 

月間計画にタスクが書き込まれたら,さらに終計画に落とし込みます。

これまでは「やれる」と思っていたことが、それやるためにはさらにやらなければならないことが見えてきたり,思ったよりもカンタンに終われそうだということがわかったりします。

実生活上でのさまざまな予定と折り合いをつけるのもこの週の計画で微調整していきます。

週計画では,「何日にやる」だけではなく「何時にやる」ことをはっきりさせていきます。この段階では,実行に内容がこれまでよりも具体的に言って見えてくるからです。

月間計画でこの日にやると決めていたことが,実際には所用が入っていた場合、時間や日をずらさなくてはなりません。

このような微調整によって実行可能な計画作り上げるのが週計画です。

これができれば,ほぼ実行できたのと同じです。しっかりと歩んでいく道が作られたわけです。

最終的には、デイリーページに今日やるべきことを書き込みます。

すでに週間計画で時間調整済みなので、デイリーページには実行する時間にタスクを書き込むだけです。

あとは,実行するだけ。

これを繰り返しながら,大きなプロジェクトも実行可能な小さなスナップにまで砕かれて,一つ一つじわじわと処理されていくのです。

 

月間のゴールが達成できたら,年計画上に書いたゴールを消していきます。

これもまた楽しいことです。

この時,年計画を前倒しに更新することもできますし,余裕をもって計画通りに進めることもできます。

あとは,毎月これを繰り返すことで,自分プロジェクトが,実行されていきます。

5 見返す場を作る

実際にプロジェクトを進めてみると,綿密にデイリーべページまで落とし込んでいても、できなかったということが出てきます。

これを放っておくと、「今日できなかった」「今週もできなかった」「今月もできなかった」柄積み重なり,最後はいつのまにか立ち消えになってしまうものです。

そのため,決めた通りに実行されているかどうかを見返すシステムが必要です。

それが日次レビュー,週次レビュー、月末レビュー年間レビューです。

一日の終わりに今日のことを振り返り,できてないタスクは,週間ページに戻って割り振りしなおします。

明日できるなら明日のデイリーページに移動します。

今週できそうにないなら、月間計画に戻って、週への割り振り調整していきます。

 

この振り返りは、そのプロジェクトをそのまま続けるか,一旦棚上げするかを決める大事な場でもあります。

他に優先してやるべきプロジェクトができたり,モチベーションが下がってきたり,何のためにやっているかわからなくなって頻繁にプロジェクトページを見返したりすることが多くなってきたら,そのプロジェクトは一旦休んだ方がいいのかもしれません。

そしていつの日か新たに仕切り直しすることが適切なのかもしれません。

週次レビューや月末レビューは,この見極めをするのに大切な場です。

現時点では遂行を停止すると決めたら,そのプロジェクトを,「たな上げリスト」に入れます。

ここで大切なことは,たな上げにすることにより,いつか必ず再開するのだと違うことです。

辞めるのではなく,一旦棚上げ。

これにより,計画が頓挫したと思ってがっかりしたり,無力感を感じたり,できなかった自分への自己嫌悪感を持ったりすることを,防ぐことができます。

また、棚上げリストに入れて毎回のレビュー時にそれを見返し、思いますことで,時が来たら再開することができるのです。

これがしきりなおしです。

 

2010年代に入って、私が「人生最多忙期」と名付けている6年間に突入すると,時間のほとんどが仕事に費やされることになり,自分プロジェクトを,ほぼ遂行することができなくなりました。

しかし、棚上げリストを作り、寝かせておいたおかげで、「本を書く」というプロジェクトを途中何度か仕切り直しをしながら,少しずつ進めることができ、7年かかりましたが,無事に本を出版することができました。

たな上げリストに書き込んでいなければとっくの昔に諦めたり忘れたりしていたことでしょう

棚上げリストをつくるということにはそれだけの力があります。

 

6 自分プロジェクトを遂行するためのアイテム

ここからは,自分プロジェクトの遂行のためにこれまで使ってきたもの、そして今現在使っているものについてご紹介します。

「カード型メモ」

まだスマートフォンがない頃,80年代〜90年代には、名刺大の情報メモパッドが売られていました。

名刺入れとメモパッドが一緒になっているようなイメージの製品です。今ではAmazonにでも見つけることはできません。

常にメモカードを10枚くらい入れておき,一枚は目もパットに挟んでおきます。

何か思いついたら,その場で胸ポケットから取り出し,メモパッドに書き留めるのです。

カードですから,あとでシステム手帳のリフィルに貼り付けて置いたり,カードそのものとして分類して保存しておいたりすることができました。

80年代後半に電子手帳が一世を風靡したとき,まだそれを買うお金がなかったので苦肉の策として始めたもので,カード入れの中には,薄型電話帳(!)、カード型電卓が入っていました。

電子手帳とほぼ同等のことができるアナログシステムです。

今となっては,当時小電子手帳に保存されたデータを今でも見ることができる人はあまりいないでしょうが、私のメモは40年近く経った今でも保存されていていつでも見ることができます。

 

山根式袋ファイルシステム

山根式袋ファイルシステムは、ジャーナリストの山根一眞氏が80年代に発表した「実物」の紙類により構築するデータベースです。

角型2号の封筒を100枚単位で買ってきて上部の耳をカットし、書類を出し入れしやすくします。

この中に箸袋に書いたメモでも、名刺でも、A4のレポートでも折りたたんだ新聞でも、書類であればなんでも入れることができ、その上で「角型2号」という規格統一を果たすことができます。

この袋を棚に「あいうえお順」に並べます。

五十音順なので、何百と並べておいても、10秒程度で検索できます。

 

さらに、データベースとしてだけではなく、実務遂行にも使います。

何かのプロジェクトを始めるときには、メモなどの必要書類一切をこの封筒に入れて、インデックス名をもとにあいうえお順に並べられた袋の中の所定の場所にたてておき、外に出るときには封筒を取り出し、そのままカバンに入れて出向くのです。会議等で配られた資料や自分が書いたメモはさらに封筒に入れていき、家に戻ると、また棚に戻します。
プロジェクトが終わった後は、それ自体がプロジェクトのデータとして保存されるわけです。

 

山根式袋ファイルシステムは、メモを電子情報としてではなく、実物として、情報の蓄積、検索を容易に行うことを可能にした優れたシステムです。

1987年に導入してから2,023年の今、40年近く経ってもその頃蓄積したメモ類はきれいなままいつでも検索可能な形で保存されているというのが、このシステムのすごさの証です。

山根式袋ファイルシステムについては、封筒の作り方などを含め、こちらのサイトにまとめています。

山根式袋ファイルシステム 作り方と運用

  

システム手帳

1987年12月から、2020年1月にバレットジャーナルに変更するまで、33年間使っていました。

その間、多くのプロジェクトページをつくり、月間リフィル、週間リフィル、デイリーリフィルにタスクを分解し、遂行してきました。

2009年にEvernoteを使い始める前は、データベースでもありました。

1992年に買った2つ目以降、4冊全て現在でも使えます。高いシステム手帳はバインダー部分がしっかりしているので、30年以上経ってもこわれないのです。

一番古い昭和63年のリフィルなどを紹介している記事はこちら↓

写真】昭和63年のシステム手帳のリフィルなど、時を超えてまだ現役のリフィルたち

 

0秒思考メモ書き

0秒思考メモ書きは、赤羽雄二さんが提唱した、即断即決のための訓練です。

A4用紙を横書きにして、右上に日づけ、左上にタイトル。そのについて1件1ページ。1ページに4~6行 各行20~30字書きます。

タイトル,日付,本文まで含めて1ページ1分以内、これを毎日10ページ書くというものです。

始めはタイトルが出てこなくて、タイトル出しだけで数分もかかってしまうのですが、慣れてくると、頭の働きよりも先にペンの先から言葉がほとばしり出てくるようになってきます。

これで、頭の中のものを書き出し、それらを整理し、何をどのようにしたらよいのか落とし込んで実行してきました。

2年8ヶ月続けてきた結果についてまとめた記事はこちら↓

ゼロ秒思考のやり方の実例と,2年8ヶ月続けた効果

 

「薄いメモ帳」

先の項目で紹介した「薄いメモ帳」。

これ自体は単なるカバーです。

ここに、A4の白紙を横におき、たてに二つ折り、横に四つ折りにし、名刺カード大にしたものをはさみこみます。

1ページから4ページまで書いたら、手帳を天地180度回転。

今度は5ページ目が現れるので、そこから7ページまで書いて終わり。8ページ目はカバーに挟み込むために使いますので使いません。

 

こうして1枚文書き終わったら、カバーから抜き出して広げます。A4に戻したら、天地さかさまにして書いたのに、不思議なことに全部上向きに描かれています。

このままファイルに綴じ込みます。

私の、6年間に及ぶ「人生最多忙期」では、これがとても役に立ちました。

常に胸ポケットにあって、いつでもさっと思いついたことを書きとめ、おわったらA4ファイルにとじこむ。

大事な案件もすべてここにとじてあります。

人間って、日付による検索が得意です。「あれは、いつ、このときに起こったな」ということを覚えていて、日付をたよりに思い出すことがおおいです。

ファイルにはA4の紙が日付ごとにとじてあるので、検索がとてもしやすく、全ては個々にあるという安心感もありました。

これで、やることやアイデアをどんどんため、ここから案件を取り出して別のノートやEvernoteでプロジェクトノートをつくり、遂行していました。

 

Evernoteとそのクライアントアプリ

2009年にEvernoteを使うようになり、私のアイデアのキャプチャの方法はぐんと変わりました。

データベースであるEvernoteに、記録もアイデアもなんでも放り込むようになったのです。

Evernoteに入力するためだけに開発されたクライアントアプリも続々登場。

メモして送信するだけでEvernoteの所定のノートに蓄積してくれるFastEver。これは使用頻度は減りましたが、10数年たった今でも使っています。

日付など同じタイトルで送信すると、そのタイトルのノートにどんどん追記してくれるPostEver。数年という長い間、ほぼすべてのメモをこれで取っていたので、私のEvernoteには、今でも当時のなまなましい考えの種や行動ログが残っています。

写真を撮って送信するだけでEvenoterに蓄積してくれる、FastEverSnap。Evertnoteが、テキストだけでなく、写真などの画像データも検索対象にしてくれるという夢のようなデータベースだったのでこのようなアプリも生み出されました。

同じく音声データも同じデータとして他のデータと同じ用にフラットに蓄積してくれるため、マイクで録ってそのまま送信して蓄積するためのRecEverというものもありました。これは、メモを書けない場合などによく使いました。

 

WorkFlowyとMemoFlowy

メモ入力といえばEvertnoteという5年間ほどの時を経て,それに終止符を打ったのがアウトライナーであるWorkFlowyです。

Evertnoteがデータベースであるのに対し、WorkFlowyはアウトライナーです。

アウトライナーであるWorkFlowyに一旦メモを蓄積すれば、たった1行のメモを1冊の本にまで仕上げてくれるのです。

僕はアイデアを蓄積することが多いので、それまではEvertnoteに蓄積したデータに加筆してブログの原稿を作ったりレポートを書いたりしていました。

しかし、WorkFlowyはアウトライナーですから、段落のレベル付け、並べかえ、フォーカス、展開などが簡単にできます。

小さなメモを大きな生産物にすることがいとも簡単にできます。

そのため、テキストの蓄積はWorkFlowy一択となりました。

2015年に入力アプリであるMemoFlowyが登場してからは、今日2023年11月1日にいたるまで延々と使い続けています。

これまで出版した8冊のKindle本のうち、6冊は、すべてWorkFlowyに書いたたった一行からできあがっていったものです。

毎日のログもほぼこれでとっており、私のアウトライナーには2014年からの行動ログが蓄積されていて、いつでも見返すことができます。

何年も前に書いた読書メモを見つけ、そのままブログの記事にしたり、Kindle本に挿入したりしています。

私は、メルマガ「知的迷走通信」を2017年から5年間、毎週配信しました。これは400通を超えるメルマガですが、すべての原稿はこのアウトライナーで書きました。

現在のメルマガ「シン知的迷走通信」もすでに1年半書き続けていますが、アイデアの種から完成までこれで書いています。

 

レコーダー

レコーダーは、車の運転中のアイデアを拾ったり、考えをまとめたりするのに欠かせません。

運転のエンジン音をあまり拾わない、単一指向性のマイクを使っています。

使っているのはこれです。タスカム社製で、ミュージシャンがデモ録音をするときに使うほどせいのうのよいマイクです。

写真ではマイク部分が広がっていますが、この状態にすると広い範囲の音を拾うことができます。

これを折りたたんで両方のマイクが内向きになるようにすると、単一指向性となり、狙った方向の音をしっかり拾ってくれます。

オーディオインターフェースがついているので、PCに繋いでマイク録音をしたり、ZOOMの会議に使ったりすることもできます。

私は、これを運転中にシートベルトと胸の間にはさみ、RECボタンを押してそのまま何分も放っておkます。

その間アイデアが出たら、そのまま録音するのです。

アイデアが出たら・・というより、むしろ喋り続けています。「あの件についてはこう・・・こんな課題が出てくるが、それを解決するにはこうしたらいい・・・」というようなことをえんえんと喋り続けるんです。

このレコーダーのおかげで、さまざまなプロジェクトがうまれてきました。

それだけではなく、実現するためのロードマップまでできてしまうことが何度もありました。

言葉にしていると、その速さは脳の思考の速さに結構ついていけますし、逆に「思い」のような形にならないものが、言葉に出すことで明確になっていくこともあります。

喋りながら「こんなアイデアがでてきた・・」と自分でびっくりすることもあります。

毎週末には、アイデアを出すためにドライブに出ることが楽しみになっています。

3~4時間かけて福岡県内を走り回り、アイデアをどっさりとレコーダーに溜め込んで返ってくるのです。

2022年に9月から12月まで毎月一冊Kindle本を出版しましたが、そのアイデアはこのレコーダーへの録音から生まれました。

また、メルマガでお伝えしている「ブログ✕Kindle成長戦略」もレコーダーへの語りかけから、ひょっこりと向こうからやってきたアイデアです。

現在、ブログ、Kindle、Youtubeなどさまざまなメディアで展開している「シニアアップデート」プロジェクトもこのレコーダーとのやり取りから生まれました。

 

最初はひとりでレコーダーに話しかけるのが恥ずかしかたのですが、一人カラオケに行く人はすぐに慣れると思います。

私は行ったことがないのですが、「聞いてくれている人」を想定して「ですます調」で、「これについては、今ここまですすんでるんですよね。残っているはこれとこれですね・・・」のようにすると、ほとんど抵抗なく話せるので、お試しください。

DR-07xについては、ブログで詳しくまとめていますので、こちらをご覧ください。

DR-07x TASCAMのPCMレコーダーのレビューと使い方あれこれ

 

バレットジャーナル

バレットジャーナルとは、ライダー・キャロルが発案したノートの取り方です。

ノート自体はなんでもいいのですが、思考を制限しないように罫線ではなく無地に近いものを使います。

ドットや方眼が推奨されています。それは、自分なりのフォーマットで月間カレンダーなどの表を書きやすくするためです。

無地に近いノートに、自分でYearlyカレンダー、Monthlyカレンダー、Weeklyカレンダー、デイリーノート、アイデアリスト、TODOリスト、読書管理、プロジェクト管理などのフォーマットをすき家一に好きなように書き込んでいきます。

なにかプロジェクトを思いついたら、新しいページを用意してプロジェクトノートをつくり、そこにマインドマップやマンダラート、リストなどをつかいながらロードマップを作成していきます。

このあまりにも自由な使い方が性に合い、2020年の1月から、今日2023年11月2日まで、3年10ヶ月の間、一日も欠かさずに使っています

使ったノートはモレスキンがほとんどです。この8月頃からRollbahnのB6サイズに変えました。最新で24冊目となっています。

定年退職後の、混乱した頭をうまく整理し、レコーダーへの語りかけで目を出したプロジェクトのアイデアを具体的にシていくために大きな力を発揮してくれました。

行動の管理とログだけでなく、ページをいくらでも新たに作っていけることを利用した自分と対話できるノートだと言えます。

バレットジャーナルについては、その書きかたの基本から詳しくまとめていますので、こちらをご覧ください。

バレットジャーナルとは?書き方、作り方を丁寧に解説【完全版】

 

マインドマップ

マインドマップは、トニーブザン氏が考案した「脳の力を強化する思考技術」で、¥、以下の特徴を持っています。

「中央にセンターイメージを書き」

「センターイメージから枝(ブランチ)を放射状に広げ」

「重要なイメージや重要な言葉をつなげていき」

「節を繋ぐ形でブランチを伸ばしていく」

(トニー・ブザン著「ザ・マインドマップ」)、

このようなものです。見たことがあるという方もいらっしゃるでしょう。

2004年頃にマインドマップに出会ってから、アイデアの創出、創出したアイデアや知識の整理、読書ノート、実行のためのロードマップづくり、セミナーや動画の資料などに使い続けてきました。

カフェで、試験の勉強やレポートを書くための下準備としてこれをかいていたこともあります。

「自分プロジェクト」のアイデア出しや、ロードマップづくりにぴったりです。

システム手帳には、いつでもマインドマップを書けるように無地のリフィルやB5の紙を三つ折りにして6穴パンチで穴を開けたものなどをはさんでいました。

持ち歩き用のカバンには、広げたらA3の大きさになるA4のツバメノートやMDノートなどを入れていて、カフェなどに入るとそれを広げて大きな紙面でマップをかいています。

現在の主力ノートであるバレットジャーナルにも、あちこちにマインドマップをかいてきました。

ブログにもよく記事にしています。

【例】あなたの背中を押すマインドマップ|ミニマインドマップで十分

 

マインドマップには明確な定義があり、やり方もきちんと決まっています。

なので、セミナーや本などによく「マインドマップ」と書かれていますが、「それらしい」ものにしか過ぎないものもあります。

マインドマップとそれ以外のものとは明確にちがいがありますので、本などで学んでいなければイメージマップという言葉を使うほうがいいでしょう。

マンダラート

マンダラートは、大谷翔平が高校時代に作った未来へ向けて,目標設定を可視化した夢マップといえば「ああ!あれか」と思う人も多いのではないでしょうか。

そして、それからマンダラートを知ったという人もたくさんいるのではないでしょうか。

 

マンダラートでは、まず真ん中のマスにテーマを描きます。

そのテーマを囲むように,8つのマスにアイデアを埋めていきます。

6つしか出なかったのでちょっと悔しい

この場合,6つしか出てきませんでした。

これでもいいのですが,マンダラートの良さは,「8つ」のマスがはじめから与えられているため,なんとかそれを埋めようと一生懸命に広げようとするところです。

8つそれぞれの考えを深掘りしてそれぞれ8つに展開する

アイデアが絞り出せたら,今度は,どのうちのどれかのマスを深堀りしていきます。

下のように,そのマスを横に取り出すイメージっです。

取り出したマスのまわりに,また8つのアイデアを絞り出します。

今回は,4つしか出なかったのでもっと悔しい。

同じことを別のマスでも行います。

左上のマスは,左上に取り出します。

こうして,8つ全部取り出すと,最初のマスのまわりに9☓9のマスがうまれることになります。

さすがにこれだけ広げられれば,今の自分の思考の拡張は成功したと言えるでしょう。

  

マインドマップとマンダラートとのアイデアの出し方の違い

マンダラートによるアイデアの広げ、そして深掘り。マインドマップが、ブランチを枝分かれさせて細かくなっていくのに似ています。

🍏似ているところ

広げる:まず、いくつかの基本のアイデアを出す。(マンダラートはマス埋め。マインドマップはブランチ)

深堀りする:各アイデアから、さらにアイデアを出す(マンダラートは、マスを広げていく。マインドマップは、ブランチを枝分かれしていく)

🍏違うところ

マインドマップは、最初のブランチ数に制限はない(いくらでも広げられる)。ただし、トニーブザン氏は、4つ〜5つが適切としている。

マンダラートは8つのマスに書き込む。空白を埋めようと、なんとかしてアイデアを絞り出す働きがある。

マインドマップは、どこまでも細かく枝分かれさせられる。

マンダラートは基本的に第2層まで。(物理的に無理)

これ以上広げられない

 

詳しくは下記の記事をお読みください。

マンダラートの作り方とバレットジャーナルとの連携

動画でも視聴できます。

以下、追記します。

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