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DR-07x TASCAMのPCMレコーダーのレビューと使い方あれこれ

知的迷走日記保管庫

※2020-10-29 更新しました

昨年11月に、TASCAMのPCMレコーダー DR-07xを買ったのですが、音が良いので、愛用してます、

この記事では、DR-07xがどんなことに使えるのか,その使い道やレビューについてお話しします。

目次からお読みください。

DR-07xとは

DR-07Xは、簡単操作で高音質録音を提供するコンパクトなハンディレコーダーです。 録り直しや失敗を防ぐ豊富な機能を取り揃え、可動式マイクによりねらいを定めてより鮮明で本格的な音声を録音できます。

https://tascam.jp/jp/product/dr-07x/top

上の動画のように,ミュージシャンが宅録をしたり,バンドの演奏をデモとして録音したりするのにもよく使われています。

指向性が変えられるレコーダーDR-07X

可動性のマイクで,単一指向性にも広範囲指向性にも使用できます。

単一指向性にした場合

ギターの演奏などにはこのモードにして、DR-07Xを、ギターの方向に向けて録ります。

広範囲の指向性にした場合

インタビューなど、対面で話をするときには、このモードで録ると、両方の声がきちんと録れます。

オーディオインターフェイス搭載 マイクになる

DR-07Xには、オーディオインターフェイスが搭載されているので,PCやiPhoneにつないでマイクとして使うことができます。

側面にMicroUSBのタイプBの端子

つなぐと3つのメニューがでます。

「オーディオ I/F」を選ぶと,外部マイクとして認識されます。

PCやMacのマイクにするか,IOSのマイクにするか選べます

IOSを選ぶときには,下のようアダプターでiPhoneとつないでおきます。

これで,PodCastなどを高品質な音で録音することができるようになります。

PCやMacを選ぶことで,Adobeのオーディションや,Premiereのアフレコ,歌や朗読などを,PCに直接録音することができるようになります。

(注 僕の環境では,つないだ途端,まだ電池が足りないというメッセージが出てつなぐことができないでいます。iPhoneの充電が十分でなかったためかと思ったんですが,そうでもありませんでした。現在調査中です。わかりましたら,こちらで報告します。2020-10-30)

また,Zoomなどに使うための外部マイクとしても使えます。

下のように三脚穴があるので,こちらに三脚を取り付けて手でホールドセずに録ることができます。

ちなみに,最初のメニューで「SDカードリーダー」を選ぶと,PC上でファオルダとして認識され,中の音声ファイルを取り出すことができます

DRー07Xに外部マイクを接続できる

可変式のマイクの間には,ピンマイク用のマイク端子があります。

自転車に乗りながらのVlog撮影時,OsmoPocketなどでの動画撮影と別録りで,声だけを録音するのによく使います。

DR-07Xをレコーダーとして使う

Lyustyleの使いみちとしては以下の通りです

セルフトーキング用

一番の用途は,これです。

車に持ち込んで,ピンマイクをシートベルトにつけ録音ボタンを押して車を発進。

あとは目的地につくまで録りっぱなしにして,思いついたことをペラペラ喋って録音します。

ボイス日記に使ったり,セルフコーチングに使ったりします。

これら,セルフトーキングは,思考を整理したり発想を促したりするのに大変重宝しています。

考えることに集中すると,堂々巡りしてしまったり,思考が詰まったりしてしまうことが多いのですが,車載のマイクでのセルフトーキングだと,運転に集中することに脳の半分を持っていくので,思考に集中しすぎずに,すらすらとでてくることがよくあります。

後で聞いてみると,驚くようなことを喋っているのに,自分が喋ったことを忘れている内容がよくあります。

運転に集中していたときに,脳が勝手に思考し喋っているのです。

喋りがとまらず,どんどんでてくるのは,あたかも筆記の場合のフリーライティングのようです。

驚くような思いつきが出てくることが多く,僕のプロジェクトの多くは,このようなセルフトーキングから出てきています。

このことについては,下に音声配信していますので,お聞きください。

言葉にするということが,心のもやもやを解消するために大切だということを書いた記事があります。

この,「言葉にする」ということに,セルフトーキングはとても有効です。

心のもやもやを解消するために言葉にする【『書く』習慣で脳は本気になる 茂木健一郎】 /

Podcastのための録音用

PodCastは,家で録るときにはSHUREのMV5をPCにつないで録っています。

外で取るときには,DR-07Xを使います。

セルフトーキングの最中に,急にPodCastを録りたくなって頭をPodCast録音モードに切り替え,声のトーンを上げて「Lyustyleの知的迷走ラジオ」というオープニングコールを録音,そのまま語りを録音することもあります。

その場合は,家でPCに移して,Adobeのオーディションで切り取り,ノーマライズやイコライズなどの編集をしてからPodCastに配信します。

下の,「SDカードリーダー」を選択すれば中のフォルダーが開きますので,音声ファイルをPC,に移すことができるようになります。

セルフトーキングと同じく,気持ちよく話すことができ,結構な本数をこれで録っています。

Vlogのための声の別録り用レコーダーとして

自転車での街撮り時,声の別録り用としてよく使います。

自転車で動画を撮るときには,OsmoPocketを肩掛けしたバッグなどのベルトに装着するのですが,口元と距離が出る上に,車の音などが大きすぎて声が入りません。

そのときに,DR-07Xでピンマイクを使って別撮りをすることで,声だけをきれいに録ることができます。

あとから,音声ファイルをPCに移し,Premiere等動画編集ソフトで動画と合わせて使います。

ウィンドスクリーンで,声の瞬間的な爆発音を消す

時々,口に近づけすぎるのか,「パピプペポ」などを発生する時,一瞬の息の爆発的なことが起こり,入力レベルが跳ね上がります。

Podcastの配信用に,それをリミッターなどであとから抑えると,そこがノイズになり,あとから聞いてとても聞きづらくなっていました。

そこで,DRシリーズ用のウィンドスクリーン(もふもふ)を買いました。

装着するとこうなります。

なんだか,仰々しいですが,これをつけると,一瞬の爆発的な入力レベルの増大はなくなりました。

これをつけて初めて収録したPodCastはまだ配信していませんが,3日後の11月1日に配信予定ですので,こちらにリンクを貼ります。

これまでは,入力レベルが上がらないかどうかヒヤヒヤしながら収録していましたが,これをつけてからは安心して大きな声ではなすことができるようになりました。

DR-07Xを外部マイクとして使う

オーディオインターフェイスが搭載されているので,PCにつないだらすぐに外部マイクとして認証されます。

Zoomによる会議やコーチングなどに使っていました。

今はShureのMV5を使っています。つなぐだけで電源投入の必要がないのが便利だからです。

DR-07Xを使ってのレビュー

ちょっとしたボイスメモにも,よいマイクを使うほうがいい

声でアイデアをメモするときでも、安価なボイスレコーダーにメモするよりも、高くてもPCMレコーダーの方がいいと考えています。

音がすごくいいので、後で聞き返すのが心地いいんです。

聞き返したくなるんです。

ボイスメモは,聞き返すという行動がおっくううになりがちではありませんか?

テキストならさっと目を通せますけど,録音したものは,基本的には同じ時間かけないと理解することができません。

早送り機能があるものであっても,テキストほどの俯瞰性はないので,聞くのが億劫になるんです。

でも,DR-07Xのような良いマイクで録ると,音がいいので聞き返したくなる

ここがいいんですよね。

また,よいマイクだと,話してても心地いいです。

だから,メモに終わらず,「ノート」のようになっていきます。

つい20分くらいだらだらと話してしまうことがあるんです。気持ちよくて。

ボイスレコーダーだとこういうことはまずやりませんよね。

だから,20分間のその声の記録の中に,驚きのアイデアを録音してる率も高いわけです。。

ボイスレコーダーが数秒のメモ程度の使い方になりがちなのに比べ,DR-07Xのような高音質のマイクでは,気持ちいいので長く喋っていられる。

そして,それを同じ時間をかけて聞き返したくなる。

その中に珠玉のアイデアが刻み込まれる率も高いし,それに再開する気持ちの良さもいい

声を録音するには,少々高くでもDR-07Xのような高音質の外部マイク,外部レコーダーを使うのがおすすめです。

以上,ざっくりと説明しました。

しばらく追記していきます。

更新履歴

2020-7-27 写真を挿入

2020ー10ー17 若干の追記と誤字修正

2020ー10ー29 ウィンドスクリーンの追記 タイトルの修正

コメント

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