習慣化しようと思っても,時間がうまくとれないとか,モチベーションが下がったなどの理由で,うまく続けられないことがありませんか。
時間はすくなくても,少ないなりに決めたことをやる,ということをリズムよくやることで,「できない」「できなかった」という気持ちを防ぎつつ,確実に目標達成への行動を続けることができますよ。
たとえば,これは2012年にかかれた記事ですが,「余剰時間の三分割」という方法で時間をつかっていました。
「仕事」「生産」「読書」
この3つのブロックを余剰時間に埋め込んで,ひとつひとつにかける時間が短くなっても,その3つを何が何でもやるのです。
べらぼうに忙しい時期で,つい帰ってきてからも仕事の続きをしてしまうことで,自分のやりたいこと,自分の目標をうもれさせてしまうことをなんとか回避しようとした策です。
ちょっと読んでみてください。2012年当時の記事です。
余剰時間の三分割法
日刊よもやま話297
しばらく読書がでにくくなっていましたが、ここ数週間、また以前の読書量がもどってきました。
1日の時間に読書の時間を予約し、確保しているからにほかなりません
今、4冊を並行して読んでいます。
小説、伝記、エッセイ、歴史書。
寝る前にきっちりと読書の時間を割り当てているのですが、その時間を確保するためにいろいろ時間の調整をしています。
夕食を食べてから、風呂に入り、日次処理とブログを書いてからスタート。
11時半に寝ることを目標としていますので、それまでの時間を三分割しています。
一つ目のブロックを、仕事に、
二つ目のブロックを、生産活動に。
そして三つ目のブロックを読書にあてるようにしました。
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この三分割法は実は10年以上前からやっていてなにがなんでも時間を確保しなければならない時の「非常手段」のようにして断続的に行って来ました。
くずれかけていたリズムを元に戻すにはとても効果があります。
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ところで今日のような場合もあります。
帰宅が遅く、食事、風呂、日次処理などが今頃になってしまった場合です。
今日の場合、今このブログをかき上げるのが11時。
そうしたら、寝る11時30分までにたった30分しかありません。
しかし、それでも頑固にやります。
30分を3つにわけて10分ずつやるのです。
時間が短くても3つのことをがんこにやり続けます。
こうしてリズムを保つことの方を大事にします。
白川静氏が次のように言っています。
いっぺんリズムを崩したらダメなんです。もうハンコ押したみたいに同じ事を繰り返していたら何の苦もない。
まさにこのことだと思っています。
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さて、今から10分ずつハンコ押したみたいに行動します。
リズムを保つことの大切さ
いかがでしょうか。
たった10分で何ができるんだ,と思われたことでしょう。
しかし,10分しかないからやらない,とは雲泥の差がありますよね。
たった10分でもやる,という道を選んだ方法なんです。
つまり,毎日,仕事渡船さんと読書はがんこにやるというリズムで日々を前に勧めていく。
これは,毎晩帰宅が遅い人にとっては,とても大切なことなんです。
今は,仕事は家で確保している2時間にはいれていません。
21時以降,仕事はやらないときめているからです。
その分2時間の中には,
学びと生産がバランスよく配置されるよう,日々工夫して,それを繰り返しています。
更新履歴
2012-5-30 公開
追記 2020年6月6日
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