※2020-11-29 追記しました
バレットジャーナルをシステム手帳を使って作る人も沢山います。
インスタグラムで「バレットジャーナル」で検索すると、6穴リングノートが沢山出てきます
私も立ち歩きタイプのバレットジャーナルとして、システム手帳を仕事で使っています。
作りが堅牢なので、フィールドで少々手荒い使い方を、してもびくともしませんので、重宝しています。
しかし、このシステム手帳による運用には、バレットジャーナルのシステムの根幹に関わる重要な課題が潜んでいます。
それは、
🍏ページを自由に並べ替えることができてしまうこと
🍏ページを自由に抜き差しできてしまうということ。
どちらもシステム手帳の利点ですが、バレットジャーナルにおいては少々困ることになってしまいます。
この記事では,この課題をどう解決するか,ということについて説明しています。
システム手帳ではページを並べ替えることができてしまう
システム手帳の利点はページを自由に並べ替えることができること。
つまり、それでは、バレットジャーナルにおける検索システムに重要な役割を果たすページ番号が意味をなさなくなってしまうのです。
作ったコレクションページのページ番号をインデックスに登録した後、コレクションページばかりを集めてまとめセクションを作ったとすると、ページ番号の並びがばらばらになってしまうのです。
これでは、せっかくインデックスを作ってもページ番号で検索することはできません。
順番並びになっていないからです。
このことは、インデックス自体の存在理由に関わってきます。
せっかくインデックスにページ番号を記入しても、そのページ、たとえば25ページが54ページの後に動いたら・・:
もう検索できませんよね。
インデックス自体の意味がなくなってしまいます。
解決策
ページを並び替えられるということは、リフィルタイプのノートであるシステム手帳の最大の利点です。
これをしてはいけないとなると、そもそもシステム手帳を使う意味がなくなってしまいます。
それでは、ページを自由に並べ替えられるというシステム手帳の利点をいかしつつ、バレットジャーナルをシステム手帳で運用するにはどうしたら良いでしょうか。
それは、
コレクションページにはページ番号を打たない
これが一番良いいようです。
もともと、システム手帳にはデータベース機能があります。
カレンダーセクションとは別にデータベースセクションを作ることができるのです。
そのセクションには、アルファベット順だとか、あいうえお順だとかでタブがつけられ、リフィルのタイトルで分類されます。
また、プロジェクトや案件の名称自体をタブとして作ることもできます。
コレクションページはデータベースに属するものですから、こちらに入れておけば、後からタブにより検索可能となります。
ページ番号は入れなくてもすみます。
バレットジャーナルのインデックスには、ページ番号ではなく、行先のデータベースセクションのタブなどの場所を記入しておけば良いのです。
これが、ページを自由に動かせてしまうシステム手帳の利点をバレットジャーナ等で最大限に活かす方法ですね。
ページを自由に抜き差しできてしまう
システム手帳の利点には、リフィルを並べ替えることができる他に、自由に抜き差しができるということもあります。
抜くことについては移動先のデータベースのセクションをインデックスに書くことで解決できますが、入れることについては際限があります。
入れる、すなわちどこまでもリブィルを増やせてしまうため、どこで止めたらいいのかという課題が出てきます。
幾ら増やせるとはいえ、限度はありますからどこかでリフィルを抜き取って、別ファイルなどに保管しなければならなくなります。
これ「どのタイミングまでどのようにやるのか」ということを考えなければならないということなのです、
解決策
私も過去何度も「すべてを」システム手帳に書き込むということに挑戦していましたから(結局無理だということがわかりましたが)、膨大な記録リフィルの束が残りました。
それらをどのように管理しているのかというと、
紐で綴じて本棚に立てている
のです。
いや、紐で縛れと言っているわけではありません。
適宜別ファイルを作って保管することになるということです。
日々増え続ける記録ですから、1ヶ月単位くらいでファイルにしていたらとても増えすぎてしまいます。
私の場合は、
システム手帳がいっぱいになったら
というタイミングで全部のリフィルを抜き出してまとめて棚に立てるようにしていました。
どのように保存するかについては、頭の痛いところです。
かっこよく保存するにはカッコ良いバインダーを買ってきて、そこに綴じなければなりません。
これが結構高いんですね。
そこで百均でリフィル用のファイルをいくつも買ってきて綴じていましたが、安っぽさは免れません。
しかし、私はあまり見た目には拘らない方ですから、それでも構いません。
この辺り、システム手帳でバレットジャーナルをされている方の工夫をお聞きしたいところです。
まとめ
以上、システム手帳の良さを生かしつつ、バレットジャーナルとしての機能と折り合いをつけるには
🍏コレクションページにはページ番号を打たないこと
🍏タイミングを決めて全て抜き取り、別ファイルとして保存すること
この辺りで解決していくことで、システム手帳の良さを生かしながら、バレットジャーナルを運用していくことができるということについてお話ししました。
こちらの記事もいかがですか?
更新履歴
2020-3-18 公開
2020-11-29 追記
コメント