MemoFlowyは単に便利というだけでなく、メモの取り方や情報の蓄積の仕方、その活用の仕方などについて様々なイノベーションを引き起こしてくれています。
今回のアップデートにより、私の中でまた1つの大きな変化が起こりました。
それは、私がEvernoteから遠ざかる理由を作ったMemoFlowyが、また私をEvernoteに呼び戻してくれているということです。MemoFlowyは、私とEvernoteを新たにつなげる役目を担ってくれるようになりました。
Evernoteから遠ざかるようになった理由
遠ざかるといえば語弊があります。毎日利用しているからです。
Tweetはツイエバで必ず毎日Evernoteに送信されていますし、たすくまのレポートも毎日Evernoteに送られています。
私はそれらを使って日記を書いていることは以前お知らせした通りです。つまり,私はEvernoteを毎日利用しているといえます。
また、以前放り込んでおいた情報が必要になって検索することもよくあります。
しかし、以前のようにEvernoteを生産のフィールドにするということはほとんどありません。今では全てWorkFlowyがその役目を担ってくれているからです。
現在では生産に必要なアイデアソースは、EvernoteよりもWorkFlowyに集められています。私はそれを色々と改変しながら記事やお話を書いているのです。
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Evernoteに呼び戻されるとは
ところが、MemoFlowyのアップデートにより、アイデアの種はEvernoteにも同時送信されるようになりました。
Evernoteを見れば、最初の種の状態がそのままEvernoteに残されています。
始めは,ただそのことにうれしさを感じるのみでした。「アイデアを最初の形で定位置を与えて残しておけるのが安心でうれしいよ」と思っていただけでした。
ところが,これが意味することは、単に「最初のものを保存しておける!やった!」ということに留まらない、もっと大きな意味があるな、と思いようになりました。
それはアイデアの再利用ということです。
このアイデアの再利用が、私をEvernoteに呼び戻してくれるのです。
アイデアの再利用とは
WorkFlowyでは、最初のアイデアはどんどん形を変えていきます。そしていつの間にか種が大きな木になります。最初のアイデアは複製しておかない限り残りません。
しかし、これがEvernoteにあると、その原初のアイデアが何か別のものとくっついて新たな価値を持つことができるのではないかと考えたのです。
それは、Evernoteをゆったりと眺め渡すことから始まります。
左のノートブックに収められたノートたちを,見ていると,気になるノートがありますのでクリックします。すると4年前に書いたアイデアの断片が見つかります。
それは先日MemoFlowyから送信されたあるアイデアとシンクロします。
Workflowy上では,そのアイデアは膨らませられ,一つの形として完成し,ブログの記事になっています。しかし,Evernote上では,原初のアイデアはそのまま残っており,それが4年前に保存しておいたアイデアと出会った結果,また違う形で膨らんでいく。
つまりアイデアが再利用されたのです。
そんなことがありうるんじゃないか,そうしたら,素晴らしい変革だなと妄想しました。
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Evernoteを見渡してみる
ここ1年ほどは,Workflowyの中ばかりあっちへ行ったりこっちへ来たりしており,Evernote内の探索をずいぶん忘れていました。
でも,今日はこの記事を書く時に改めてEvernoteを見渡してみました。すると出てくる出てくる。忘れかけていたたくさんのアイデアがそこに眠っていました。
こういうことをしようと思ったのは,MemoFlowyが間に入ってつなぎ役になってくれたからです。
考えてみればMemoFlowyが送った先のWorkflowyを開いてみるのは自然の行為でした。しかし今や送り先にはEvernoteも含まれているのです。だから,自然にEvernoteを開いてみるのも自然なことだったのです。
こうして,私は,MemoFlowyによってEvernoteへ呼び戻されています。
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