Roam Researchの使い方

※2020-9-25 更新しました

Roam Researchが4月頃から流行り始め,その使い方についてもかなり出揃ってきました。

この記事では,その筋では大家の皆様のブログ等を見せていただき,その使い方とその背景にある考え方などをまとめてみたいと思います。

RoamResearchは日記に使う

まずは,「Roam Research 使い方」の検索で堂々の1位に表示されている「たいやき」さんの記事からです

Roam Researchの使い方は日記を書いて覚えよう!具体的な活用例を紹介

こちらでは,5つの基本動作と,3つの活用事例がまとめられています。

今回ご紹介するのは,活用事例。

たいやきさんは,

  • 日記に使う
  • カンバン記法でタスク管理に使う
  • 読書メモに使う

という興味深い例をあげています。

2.カンバン記法と3.読書メモについては別見出しで解説します。(カンバン記法って何?)

ここでは1.日記について。

日記は,RaomResearchの使用において鉄板の使い方です。

それは,デイリーノートという,すでに日付が示されたページが立ち上げと同時に表示されるからです。

これを示されると,もう日記を書かざるを得ませんよね。

「日記書きたいんでしょ?書きたいんですよね。どうぞ!さあどうぞ!」

と強烈に日記をすすめられ,背中を押され,「ああ,もう!しょうがないなあ」とにやけながらその日の日記を書いてしまう。

そんなインターフェースですから,しかたありません。

わたしもしっかり活動記録として使っています。

たいやきさんの場合は,ただ今日のできごとを時系列に並べるのではなく,あらかじめ日次レビューのテンプレートをコピーして貼っておき,それをうめるようにしているのが特色です。

僕は,WorkFlowyで同じことをやっています。

これをすると,自分のさまざまな「役割」を落とさずにレビューできるんですよね。

出来事ベースの日記ではなく,自分の役割ベースで記録をするので,自分という人間のさまざまな顔すべてを同時に並行して前へ進めていけるんです。

この日記の書き方,おすすめですよ。

RoamResearchは読書メモにつかう

たいやきさんの読書メモの書き方は,次の点でしょうか

読み始めた日や読み終わった日、著者名でリンクすると、書籍管理に使えます

RoamResearchを読書メモに使っている人は多いとおもいます。

僕もよくメモをしています。

しかし,せいぜい「書名」をリンクボタンにする程度です。

たいやきさんのように書籍管理としては使っていなかったので,このアイデア,いただきたいと思います。

RoamResearchをタスク管理に使う

Roam Researchは、タスク管理にも向いてます。

トピックならどこでもいいのでカーソル置いて、「ctrl+enter」で行頭にチェックボックスが付きます。

この感覚はとても気持ちいいです。

何か思いついてどんどんメモしているとき、「これはタスクとして実行しなくちゃ」と思う時がよくあります。

そのときにこれでパッとタスクにしちゃうんですね。

KANBAN記法を使う

たいやきさんは,興味深いことを書いています。

それは「カンバン記法」

僕はまったく知りませんでした。

調べてみると,マークダウン記法のひとつの様式。

{{kanban}}と書いた下に一段レベルを下げて項目1その下に項目1-1.項目1-2などと書いていくわけです。

下の図を御覧ください。

まずは,{{kanbann}}と書きます。

エンターキーを押すと・・

急にこんなのが出てびっくりします。

灰色のところを触っても何も起こりませんし,編集もできません。

下にできた段で,TABキーを押します。

すると状況は一変。

こうなります。

これはなんでしょうか。

そこでTABを押した行に文字を入れてみます。

「今日すること」と打ってみました

すると・・・

上のグレーのボックスの中の白いボックスに「今日やること」が表示されました。

おお!

なるほど。

続いてエンターキーを打つと・・・

やや!

改行した途端に列が一つ増えました。

ははーん。改行するたびに列が増えるのです。

「今日できたこと」と書いてみました。

はい。思ったとおり,右の列の上に「今日できたこと」が表示されました。

もう一列増やしてみましょう。

改行すればいいんですね。

はい。3列になりました。

改行してできた行に「明日すること」と書いてみました。

当然,こうなります。

 ここまで読んで,お気づきと思いますが,『今日やること」「今日できたこと」「明日やること」のそれぞれに子レベルをつくることで,当然次のようになりますよね。

これはすごいですね。

アウトラインを作っただけで,ビジュアルに階層を列で示すことができるんですね。

そしてさらにおどろくべきことに,これらの要素は動かせるんですよ。

以下のとおりです。

動かない場合は,下で確認してください。

これらの操作をすることができる「KANBAN]記法。

これがRoamResearchでは使えるのです。

便利ですね。

直感的にタスク管理を行うことができますね。

RoamResearchを継続的な活動の追跡に使う

倉下忠憲氏は,「シゴタノ!」の記事

よくわかっているアウトライナーRoam Researchの3つのポイント

で,デイリーページに作るリンクにより串刺し表示できることをもとに,「継続的な活動の追跡」という用途を示しています。

例えば,下の図では,僕が「転職と副業のかけ算」を書評動画にしたときその活動記録をとっていたものです。

「転職と副業のかけ算」というリンクを作って記録をとっていたことで,そのリンクを踏めば,そのリンクで串刺し表示されるので,「継続的な活動の追跡」ができるわけです。

ところが,倉下氏はさらに次のことに目をつけられています。

関連だけでなく関連可能性も提示してくれる

これはどういうことかというと,次の図を御覧ください。上のリストの一番下にグレー「4 Unlinked References」と表示されていたものです。

これをクリックすると,なんと「リンク」になっていないけど「転職と副業のかけ算」という文字の入っている日の行をしめしてくれるのです。

4つも「関連候補」があったわけですね。

ちなみに,各行の一番右にある「LINK」というボタン。

ご想像の通り,押すと正式にリンクに変えてくれます。

「転職と副業のかけ算」という言葉がリンクにかわり,正式に上に上がりました。

全部KINKに変更しました。

すると,「0 Unlinked References」となり,関連候補の項目がゼロになったことをしめしています。

このことについては,次の項目で紹介するサンミンさんの,次のNoteでも紹介されています。

ローム(Roam Research)と恋に落ちる最後の魔法は「関連ページを提案してくれる点」です。

これらの提案は、作成した各ページの下部に表示されます。

リンクされてないページを関連づけるかどうかは自分次第!

これは,ScrapBoxではできませんね。

僕たちは,今書いている言葉が未来に「リンクになる可能性がある」なんて思いません

何度もその言葉を書いているうちに「リンクしとこう」と思い,ある時点でブラケットで単語をくくってリンクにするんです。

すると,それ以前に書いていたものは,取りこぼされてしまいます。

ScrapBoxではそれは拾えないわけです。

しかし,関連候補の表示という強力な機能によって,RoamResearchでは,拾えます。

ScrapBoxよりアドバンテージのあるポイントだと言えます。

RoamResearchを使って長い文章を絞って読む

RoamResearchにおけるキーパーソン,日本人にRoamResearchを紹介したと言ってもいいサンミンさん。

サンミンさんのNote「これから Roam Research の話をします…」によって,私達はRoamResearchを知ったといってもいいでしょう。

そのNoteに次のような言葉があります。

ページ単位ではなく項目ごとに管理しているので記事や長い文書を読むときに、重要な項目に任意の印(例えば、#b)をつけ、後でその項目だけに絞って読み返すことも出来ます。

重要な項目だけに絞って読み返すことができる

ScrapBoxがページ単位で管理しているのと違い,RoamResearchはWorkfFlowyなどと同じ用に「一つの行=項目」単位で管理しているので,行にハッシュタグをつけることで,長い文章を重要な項目に絞って読むことができるという紹介です。

法令や,論文,通知など,読まなければならないけど長くて読みにくいというような文章はたくさんありますが,このようにハッシュタグをつけておいて絞って読む,というやり方ができるのもRoamResearchのよさですね。

RoamResearchでフロー情報とストック情報を整理する

ネットワーク思考のためのメモツール RoamResearch では,RoamResearchはフロー情報であるデイリーページとストック情報であるページが明確に区分されている,とあります。

RoamResearchでは、主にフロー情報を扱うのがDailyNoteで、ストック情報を扱うのがPageと明確に区別されていて、それらをリンクで自在につないでいくことができる。

フロー情報をフローのまま保存しておけることが、書き始めるハードルを下げることにつながっていて、そのおかげで、メモを書きながら、頭の中でごちゃごちゃと混在しているフロー的情報の中からうまくストック的情報を整理し抽出することができるのだ。

また、出来上がったストック情報には必ず書いた際のフロー情報が繋がっていて、

それらをたどることで、その情報の異なる側面が浮き出されたりするといった効果も期待できる。

これは 使い方というより,使い方の背景にある考え方と言えると思います。

フローとストックという考え方でRoamResearchに向き合っていると,「一体どう使っていいのかわからん。日記書くためのもの?」と迷わないで住むようになります。

バレットジャーナルにおけるデイリーペジとコレクションページとの違いのようにも考えることができます。

RoamResearchをブログの草稿に使う

これも前の項目ネットワーク思考のためのメモツール RoamResearch で示されていたことです。

RoamResearchは,マークダウンの書き出しができるため,アウトラインを見出しに変換することができるわけです。

それで,ブログの草稿に。

これは,とても理にかなっていて,実はRoamResearchは,2列表示で左側にアウトラインを表示させることができるんです。

そのときに右側にリファレンスの項目を示しておき,それを参照しながらブログを書く。そしてマークダウンで出力しブログに,という流れがスムーズにできるわけですね。

ブロガーにとっては,このことだけでもRoamResearchを使う価値があります。

RoamResearchでやったことリストを書き手順書に育てる

ごりゅごさんの,

Roam Researchのすごい気に入ってるところを3個に絞って紹介する

という記事には,おもしろい使い方が述べられています。

やったことリストです。

どんどん「今日」のページにリンクつきで記録を残しておくと、この「やったことリスト」というやつが自然に「今度見たら役に立つリスト」にもなってくれるんですよね。

つまりこういうことです。

Youtubeの動画を撮るために,やったことをどんどんRoamResearchに書いていくことで,いつの間にかそれが手順書として役に立つリストになってくれるということです。

YouTubeの撮影、編集に関するノートは「手順書」かつ「注意点」が書かれているリストになって大変重宝しております。

ごりゅごさんは,帳簿付けが面倒だと感じているわけですが,それをやったことリストとしてRoamResearchに記録していくことで,手順書となり,スムーズに毎日進めていくことができるようになったそうです。

「面倒な事務作業的なものの手順書」みたいなのを少しずつ作り上げていくのにRoam Researchはすごく向いてるのかも、なんてことも思ったりしております。

以上,RoamResearchの使い方について 検索したときに出てくるみなさんの記事から,改めてその使い方をまとめてみました。

RoamResearchはWorkfFlowyやScraoBoxのときのような盛り上がりになるか

ScrapBoxが出たとき,みんなで盛り上がり、共有Scrapboxを作って書き込みながら学習したりしたものです。

一時の流行に終わらず、その後倉下忠憲さんが本を書かれてそれもかなり読まれるなど、ScrapBoxは安定して関心が持たれているようです。

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すっかり日常使いのツールとして定着した気がします。

僕は,コーチングでクライアントさん一人ひとりにScrapBoxを立ち上げ,情報とコーチングの記録の共有につかっています。

双方向編集がリアルタイムにできるのはとても便利です。

その数年前には、アウトライナーWorkFlowyの盛り上がりがあいましたね。

これも、TAK.さんが本を3冊も出され、みんなでこぞって読み、大いに盛り上がりました。

その後、アウトライナー自体が知的生産のための日常使いのツールとして完全に定着している。

どちらも、初発にわっと流行り、その後安定して使われ続けています。

今回のRoam Researchは、同じように流行り、日常使いのツールとして定着していけばいいなと思っています。

ScrapBoxとWorkFlowyをあわせたようなツールをどうつかいこなすか 

わたしが最初に興味を持ったのは,サンミンさんの

これから Roam Research の話をします…

5つのステップで始める、Roam Research

を読んだことによります。

僕は,最初にScrapBoxのようなものだと思っていました。

最初のNoteなどは,まさに以下に一つ一つの断片を繋げられるかということについて書かれていたからです。

よくわかっているアウトライナーRoam Researchの3つのポイント

には,新種のアウトライナーだと紹介してあります。

確かにアウトライナーです。

この記事から,いくつかのTweetをしました。

「これまでさまざまなアウトライナーを使ってきましたが、結局は「その日」のページを毎日作っていました。」

「Roam Researchでは、はじめから「どうせ、デイリーページ作るんでしょ」と見越されているかのように、デイリーページベースで記録を進めていけるようになっています」


「Roam Researchでは、項目をshift +クリックすれば、その項目がサイドバーに開きます。
実にわかっている感じです。

また,次のような記事もありました。

「つまり実際にその日になった時に、その日のTODAYページにリンクが現れるということです。最強のリマインダーじゃないですか!」

WorlFlowyもScrapBoxもすでにどちらも巨大な山脈を形成しており,これらをさらに超えるのはユーザーの数や使用されてきた時間などから,簡単なことではないでしょう。

しかし,この2つをかけ合わせたツールだということになると,どうでしょうか。

もしかしたらこれで事足りる,というような時代も来るのかもしれません。

僕が気になっているポイント

僕がこれらの記事に触発されてRoam Reserachを使いはじめて数ヶ月経ちますが,その中で気になっているポイントが今の所3つある。

アウトライナーとScrapBoxのかけあわせである

デイリーページが最初にひらく(バレットジャーナルのデイリーログっぽい)

リンクタグによる関連の表示だけでなく,関連の可能性のあるものも表示してくれる

 

僕はWorkFlowyとScrapBoxのヘビーユーザーであると自負しています。

この僕の中では,それぞれの掛け合わせであるRoam Reserachに,それぞれの機能についての過度の期待はしないほうがいいと思っています。

少なくとも,アウトライナーに関していえば,その使い勝手はやはりWorkFlowyの方に軍配が上がります。

6年近く使い続けており,そこからおそらく1000を超えるほどの知的生産をしてきているのだからそれは仕方がありません。

しかし,「掛け合わせ」という部分が僕にどのように働いてくれるのかということに,今とても興味があります。

更新履歴

2020-4-27 記事公開

2020-8-10 大幅追記,書き換え

Roam Researchまとめ

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