RoamResearchは,「新たな発想を生み出すデータベースを自動的に作ってくれる」という機能があります。
それは,「Unlinked Link 」という機能です。
RoamResearchは,2,020年の春ごろとても話題になりました。
僕ものらせていただき,「RoamResearch 使い方」で検索すると1位に輝いている記事を書くことができました。
しかし,結局使い所が見つからずに,外でいくつもの長い文章を読むためのブラウザーとしてつかっていたくらいでした。
話題になった,アウトライナーとScrapboxの融合という機能を引き出す使い方はできないまま。
アウトライナーが必要なときには,WorkFlowyを使いますし,テータ同士の結びつきを重視したデータベースにはScrapBoxを使います。
こうして,RoamResearh は,1位になるほどの記事を書いたにもかかわらず,とうとう自分ではうまくつかいどころを決められないまま1年たってしまいました。
ところが,この春から働いている職場では,自分のRoamResearchにアクセスできることがわかり,仕事の管理に使ってみました。
そうしたら,俄然息を吹き返しました。
僕にとっての最強ツールと変身したんです。
RoamResearchの4つのお気に入りポイント
それは、
- 仕事の日報がそのままデータベースになること。
- 仕事内容どうしがどんどん結びついて、仕事上の新たな発想が得られること
- プロジェクトをかなり俯瞰的にみたり微視的にみたりが自由自在であること
- スケジューラーとして最適であること
などが挙げられます。
その中でも,下の2つのポイントについて解説します
- 仕事の日報がそのままデータベースになること。
- 仕事内容どうしがどんどん結びついて、仕事上の新たな発想が得られること
仕事の日報がデータベースになる,というのは,内容が蓄積されると,RoamResearchが勝手に,「こっちにも関連リンクがあるけど・・」と教えてくれるんですね。
Unlinked Link という機能で,ScrapBoxにとてもよく似た機能です。
データベース自動作成の unlinked Link
データ同士の結びつけの機能は,ScrapBoxよりも強力だと感じています。
ScrapBoxでは,リンクさせたい言葉を明示的にリンクボタンにしてあげる必要がありました。
こうして初めて,その言葉があるページ同士が結びつくんです。
しかし,RoamResearchでは,いったんある言葉をリンクボタンにしておきさえすれば,他のページにその言葉がみつかれば,「リンクする?」と聞いてきてくれるわけですね。
「あ,するする!」といって,リンクを受け入れると,正式にただの言葉がリンクボタンに書き換わります。
この点,ScrapBoxよりも強力です。
仕事の内容は,このような大事な言葉が散りばめられています。
その時,いちいち関連キーワードをみつけて自分でリンクにするなどの余裕はありません。
しかし,自動的に言葉を見つけて「リンクじゃないの?」と提案してくれる
仕事内容がどんどんデータベースになっていくというのはそういうわけです。
以上の理由からRoamresearchは,仕事のデーターベースとして強力だと思います。
新たな発想を生んでくれるデータベースを自動的につくってくれるからです。
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