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Twitterフォロワー1000人になるまでの10年間,僕がやらなかったこと

知的迷走日記保管庫

昨年暮れに,ようやくTwitterフォロワーさんが1000人になりまして,ひとりでびっくりしていたところです。

僕がTwitterを始めたのが2009年の8月頃でしたので,10年以上かかったことになります。

 

Twitterフォロワー1000人なんて,情報が溢れかえっている今始めた人は,メソッド通りにやっていけば1000人なんでものの数ヶ月でしょう。

ところが私は10年もかかりました。

 

放置していたわけではありません。

10年間,ほぼ毎日のように何かつぶやいてきました。

「風呂あがりなう!」みたいなTweetは,はじめの頃こそやってましたが,すぐにやらなくなりました。

そして,読書メモや,街の情報,おもしろいとおもうことなど,せっかくなら何か価値のあることを言おうと思ってきました。

それなのに,まったくフォロワーが増えません。

 

実を言うと,自分のTweetにさほど価値があるなどと思ったことがありませんので,それでフォロワー増えるはずもないと思ってました。

つまり,フォロワーさんが増えなくてもなんとも思わなかったのです。

 

そんな僕でも,それなりのTweetをしていると,10年のうちには1000人のフォロワーさんができるのです。

 

逆に言えば,もっと早く1000人になれたのに,何らかのことをしなかったから10年もかかったのだとも言えます。

そこで,「これをやらなかったから10年もかかったのだ」ということをまとめてみました。

  • Tweetは,小さな知的生産である,という気持ちを持つこと
  • 人のTweetを大事にし,なるべくコメントつきリツイートをすること。
  • 学んだことをメモにして積極的にツイートすること

まだあると思いますが,取り急ぎ思いついたことだけ書いてみました。

それぞれ説明します。

小さな知的生産である,という気持ちでTweetする

「風呂なう」みたいなことをつぶやいていた2009年頃。

世の中みんなそんな感じでした。

しかし,時折,何かについての考えを連続ツイートしたり,文具やアプリの便利な使い方などについてツイートしたときには,よく読まれ,フォローされました。

そこから学べばよかったのですが,「役に立つこととか興味がありそうなことつぶやけば,フォローしてくれる」というような学びをすることはありませんでした。

それで,10年間,僕は,どうでもいいようなつぶやきをずいぶんたくさん撒き散らしていました。

 

しかし,近頃考えるのですが,Tweetは140文字で表現する知的生産物ですよね。

ちいさいながらもりっぱな生産物です。

そういう思いでひとつひとつのTweetを「作品」のように作り込んでTweetしている人もたくさんいました。

もちろん,気楽に泳いでいるように書き流している人もたくさんいます。

本来,Tweetの楽しさはそうでしょうね。

 

でも,書き流しで高評価,すなわちフォロワーが多い人は,常にいいね,やリツイートが何千もつくようなインフルエンサーです。

一般の名もない僕たちは,そんな書き流しではすぐにTLを流れていってしまいます。

 

しかし,知的生産物として送り出したtweetは,だれかに目に止まり,そこからシェアされ,そこから露出度が増えてプロフィールクリック→フォロワーとなっていくわけです。

例えば下のTweetは「持っているスキルをかけ合わせると価値が高まる」ということを表したかったtweetです。

生産物のつもりでTweetをつくりました

50分ほどで,インプレッション,つまり目に止まった回数が92となりました。現在のぼくにしては多いほうです。

いいね!やリツイをもらえればさらに数が増えるのでしょうが,残念ながらもらえてはいません。

ですが,実は,92というインプレッションに対して,エンゲージ(何らかの反応をしてくれた数)が5もあったのです。

さらに,このエンゲージ数5のうち,すべてがプロフィールをクリックしてくれています。

プロフィールを見てくれたということは,そこからフォローしてくれる可能性が高いということです。

そのプロフィールクリック率が,5%もあったということです。

 

シェアされればさらにプロフィールクリックが見込めるTweetでした。

 

人の目に止まり,共感してもらったり,なるほど!とおもってもらったり,くすっ!と笑ってもらったりすれば,見た人はフォロワーになってくれる。

 

僕は,もう少ししてから,このツイートをリツイートします。

このことで最初のTLで気づかなかった人が気づいてくれるはずです。

もしかしたらそこからプロフィールクリックしてくれる数が増えるかもしれません。

このようなに戦略的に生産としてのTweetをつくるということはとても楽しいことですね。

気楽なつぶやきではないけれど,知的生産としてのワクワク感があります。

8時間後、150インプレッションになっていました。プロフクリックは増えてなかったのでリツイートしたところです。

さらに増えるといいのですが。

さらに追記

1日たちました。

朝のリツイートで加速したのか、627もインプレッションが。

特筆すべきはプロフィールのクリック数が20もあったことです。

こちらからフォローしてくれた方もいると思います。

人のTweetを大事にし,なるべくコメントつきリツイート

僕は,「いいね」とか「リツイート」をすることは時折あったのですが,忙しいことが多いので,あまりコメントはしませんでした。

リツイートするときにはコメントつきのリツイートをする,ということは気の向いた時にやっていた程度です。

しかし,これには価値があるのでした。

でも,10年間というもの,あまりこういうことを考えながらやってこなかったですね。

学んだことや考えをメモにして積極的にツイートすること

学んだことやアイデアなどを,「メモ」がわりにツイートすると,そのメモは自分だけのものではなく,共有されるものになります。

人にとっても役立つ価値がうまれるのです。

たとえばこんな感じ。

そして,そのような価値をネット上に作り出す人として認知されると,フォローしてくれる確率が増えますよね。

 

しかし,あまりしてきませんでしたね。

これらをし始めたら少しずつフォロワーが増えてきた

年末に1000をこえたくらいから,少しTwitterについての考え方が変わってきました。

ブログの運営,記事の書き方があるように,Twitterにもその書き方があるんです。

つまり,人がそのTweetに価値があると考え,そんな価値を作り出すのはどんな人だろうかとプロフィールをクリックし,その結果フォローしてくれるような,そんなTweetの作り方が。

これまではあまりそんなことは考えてこなかったんですが・・・

 

Tweetを「生産」し,それに価値があると認めてもらえる。

その結果,フォロワーが増える。

これは,実にワクワクするシミュレーションゲームのようではありませんか。

 

暮れに1000になった頃から,少しずつそんなことがわかってきたんです。

そして,少しずつ 少しずつ,ここに書いたことをはじめました。

すると,10年で1000人だったものが,7日で40人増えました。

1日0,27人しか増えなかったものが,1日5.7人です。

約21倍の増え方です。

 

これまであまりフォロワーをふやしたいとはおもってこなかったんですが,

よいものをつくればフォロワーがふえる

という当たり前のことに気づき,そのために何をすればいいのかに気づいてから(いまごろ!)ようやくフォロワー増やしたい!と思うようになりました。

これからよい知的生産としてのTweetをたくさんつくって,年内には5000人くらいまでいければいいなあとおもっています。

 

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