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高齢者には社会的需要がある 新しいビジネスチャンスの創造

知的迷走日記保管庫

 ※2020-10-5 追記修正しました

ちきりんの、「ゆるく考えよう」を読んでいたら、これからの高齢者市場に活気があるという話が出ていました。

ゆるく考えよう

高齢者市場に活気があるわけ

高齢者市場という言葉は、この本を読むまでは耳ならない言葉だったので新鮮でした。

その高齢者市場、なぜ活気があるのでしょうか。

高齢者は高い給料を欲しているわけではなく、安い給料に労資双方が満足

 すでに子育ても住宅ローンの支払いも終わり、ベーシックインカムである年金をもらっている高齢者にとっては、月10万程度の収入程度でよい。

 家事の合間に働けてそのくらいもらえるなら言うことなし。

 しかし、この額は若者にとってはワープアだと言われるレベルである。

キャリアも求めておらず、淡々と働く

 若者にとってはキャリアアップにつながらない単純作業でも,高齢者は飽きずに真面目に働く。

 体力に相応のちょうどいい仕事である。

 また,高齢者はキャリアアップなど求める必要はない。

40年もの長きにわたって職業訓練を受けて来た人たち

 すでに社会で成果を収めてこられた方なので、教育の必要はない。

 再就職1日目から顧客対応などにおいて即戦力。

 育成コストがかからない労働力となる。

 たしかに、街のスーパーに行くと、レジに退職した後のようなおじさんがよくいます。

 わたしもなんどもレジを打ってもらいましたが、流石に対応がこなれていて心地よく買い物ができました。

客側も高齢者

 カタカナのメニューがわからないなど、高齢者の困り感をよく知った上での対応ができる。

 高齢者の客をリピーターにできる対応をすることができるのは高齢者である。

 以上のような理由で,理由で、高齢者市場に活気があるということ、納得できます。

 若者は正規社員から締め出されるどころか,派遣や臨時の仕事からも締め出される可能性が高いという件には,ぞっとしましたが,しかしそうなるのかもしれません。

熟年の転職が注目されている

 退職後ではなくとも、おじさんおばさんの熟年の転職がも今注目されています。

 垣根超える発想による新しいビジネスチャンスの創造が期待されているんです。

 以前、仁丹の会社がおじさんの募集をする番組を見ました。

 ITやホテル業など、まったく、医薬品と関わりのない人たちが採用されていました。

 業種垣根を超えて、未経験者を採用することで、新しい発想が生まれることを期待されてのことです。

 番組内では、IT企業から来た人に新しいプロジェクトが任されていましたが、そこに期待されたのは、IT時代に培った人脈でした。

 熟年転職には給料が下がるなどのというリスクはありますが、それでも、今の仕事の行き詰まりや、未来の見通しなどから転職の需要も高まっていますし、求める方のニーズも高くなっています。

 次の挑戦を求める人たちには選択肢の一つなのかもしれません。

ブログを書いて、転職や就職のことを書き、副業として収益化を目指そうということを提案しています。

以下の記事をご参照ください。

定年後の生活費の不安をブログで収益化して解消する

更新履歴

2019-5-20 公開

2020-10-5 追記更新

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公開:2017-10-3

更新:2019-5-19

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