※2020-10-8 更新
Evernoteを使ってブログの記事を書いたことがありますか?
モブログでは,「するぷろ」や「PressSync」など有名なWordPress用のクライアントアプリがあります。
また,さまざまなブログサービスにもアプリがあります。
また,WorkFlowyなどのアウトライナーを使って文の攻勢を作り,「マロ。」さん作のスクリプトでするぷろやPressSyncに飛ばすという方法もあります。
スマートフォンユーザーは,それらで書くことがほとんどではないでしょうか。
しかし,Evernoteで記事を書きことのアドバンテージもたくさんあります。
この記事では、Evernoteの画面で直接ブログの記事を書くよさについてお伝えします。
(2014年に公開したものをほぼ全面的に書き直した記事です)
目次
Evernoteで記事を書いている方々
machoさん
「【Evernote】パパが毎日ブログを書くための生活環境と書き続けるためのコツ」
以下のサイトでは,ほぼ90%をEvernoteを使って書かれているとのことです。
🍏 クラウドベースでどこでも書ける。
🍏 はてなブログでは,Evernoteのノートを取り込める(後述)
ということが利点として述べられています。
ゆきひーさん
「Evernoteでブログを書く利点とEvernoteを使ったブログの書き方」
Evernoteを使うことの利点が細かく述べられています。
🍏 はてなブログとの連携ができる(後述)
🍏 コンテキスト機能で,関連記事が表示され,思いもしなかった資料を参照できる。
彩郎さん
彩郎さんは,ブログ「単純作業に心を込めて」の記事をすべてEvernoteを使って書かれています。
🍏 文章を描き始めるためにつかうエネルギーが少ない
🍏 同時並行でたくさんの分を書き進めることに強い(マルチタスクが性に合っている人向き)
🍏 まだと思ったとき安心して寝かせられ,納得できる記事に高めやすい
🍏 まとまらない場合は,簡単に分割して別ノートをたてられる
🍏 「関連するノート」機能で,自分では生み出せない価値を付加できる。
🍏 Evernote自体が育つ
はてなブログとEvernoteとの連携
上に出てきたはてなブログとEvernoteとの連携については,こちらの記事で詳しく述べられています。
Evernoteにマークダウン記法で見出しを書いておくと,そのまま見出しとしてHTML化してくれるそうです。
また,Evernote内に画像を貼っておくと,それもリンク付きでしっかり再現してくれるとのこと。
はてなブログを使っている方は,Evernoteで記事を書いておくというのは大きなアドバンテージかもしれませんね。
以上のように,Evernoteをブログ記事に使うというのは,
🍏 瞬時のアイデアの補足として
🍏 下書きとして
🍏 アイデアを深めるために
🍏 熟成用として
🍏 清書用として
さまざまなポテンシャルがあるのです。
メモをすぐにキャプチャし,記事に育てられる
僕は、Evernoteを使って2020年現在11年になります。
その一番の良さは,入力の素早さにありました。
FastEverなどのアプリを使うと,「開いてメモ書いて送信」という3つのことだけでEvernoteにメモが蓄積されていく。
これは実に快適です。
「メモの魔力」にあげられていた,「Fact→抽象化→転用」の3つの流れの最初の「Fact」を補足するのにとても適しています。
これの何がいいのかと言うと,その後,Evernoteでのメモの膨らませへの作業が流れるように進むことです。
Evernoteを開きさえすれば,キャプチャしたメモがずらっと表示されますから,それらをじっくりと料理すればいいのです。
同じことは,WorkFlowyでもできます。
できますどころか,WorkFlowyがアウトライナーであることからEvernoteよりも優位だと言えます。
MemoFlowyという入力アプリにメモし,送信したら,さっとアウトライナーであるWorkFlowyにとばせます。
WorkFlowy上では,アウトライン編集ができますから,そこから記事に仕上げるにあたってはWorkFlowyのポテンシャルはすごいです。
アウトライナーを知らない,使わない,という人にとっては,
FastEver(などのEvernoteクライアントアプリ)→Evernote送信→Evernoteで下書き
という流れはとても書きやすいと思います。
また,WorkFlowyでは,画像が扱えませんから,画像を大事にする人はEvernoteで書くという選択はありだと思います。
蓄積したデータを自在に参照しながら書ける
PC版のEvernoteのエディターで実際に文を書いてみると感じますが,左のペインに膨大なデータの海が見えているというのは、なんというか実に安心感があります。
これらを自由に使って文章を書くことができる、という幸せを感じることができます。
なお,以前「いまさら人に聞けないEvernote」という記事を連載し,それをスピンアウトしてミニサイトにしました。
その記事は,すべてEvernote上で一気に書き上げたものです。
前後の記事に行き来しながら並行してすすめていきました。
このような書き方にとっては最高の解である気がします。
Evernoteにアウトライナーの機能を期待する
アウトライナーなら、何も考えずにどんどん書いていって、あとから入れ替えたり親子関係にしたりなどの構成が簡単です。
ですから,Evernoteとアウトライナーが合体してくれると,最強のアウトプット環境ができます。
だれかEverOutlinerみたいなアプリやソフトをつくってくれないでしょうかね。
WorkflowyやOmniOutlinerに、Evernoteのノート読み込み機能がつかるとか、Evernote本家がアウトライン機能を拡張してくれるとか、クライアントアプリとか。
そして、さらに出力まできちんとサポートしてくれる。
つまり、EverOutlinerでつくったアウトラインはそのままH2,H3などのタグを吐き出してExportしてくれるんです。
いや、Exportするだけじゃなくて、もうこの際主要ブログにアップロードするところまでやっちゃいましょう。
そうするとMarsEditみたいなブログ投稿アプリにEvernoteのノート読み込み機能とアウトライナー機能がつく、というのが一番いいかもしれません。
こんなのできたらもう最高ですね。
まとめ
🍏 Evernoteをブログ執筆に使うという方法は大いにあり。
🍏 はてなブログの人は,画像付きでそのまま読み込める。マークダウン記法で見出しの設定もしておける。
🍏 さっとキャプチャして,じっくり育てるというフローがやりやすい
🍏 蓄積したすべてのデータの参照により,思いもしなかった価値が付加できる可能性が高い
◯ 画像を使ったものはうまくコピペできないので,WordPressから挿入する必要あり。
これは,WorkFlowyでも同じことですが。
◯ Evernoteにアウトライナーをつけてほしい
更新履歴
公開:2014-7-12
更新:2019-5-18 前面書き直し
更新:2020-10-8 タイトル、見出し、レイアウトの修正
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