こんばんは。
マインドマップ大好きlyustyleです。
とはいえ,この一年、workflowyなどの、アウトライナーばかり使ってきて一枚もマインドマップを描かなかったのでえらそうなことは言えないのですが、そろそろフェイズが1回転してまたマインドマップの季節が戻ってきたことは以前書いた通りです。
目次
あれから毎日毎日,1日に何枚もマインドマップをかきまくっています
「明日は何をしなくちゃならないんだったっけ」というマップ
「なんだか心がざわざわするけど,いったい何に心配してるんだろう。洗い出してみよう」というマップ
「ちょっと面倒なことがおきたけど,どうやって解決していったらいいかな。解決法をさぐってみよう」というマップ
「講演や研修をノートしよう」というマップ
・・・・
仕事の中だけでもこれだけあります。
家に帰ってからも
「読んでる本がおもしろいなあ。感想をマップにしてみよう」とか「テレビでキャスターがいいこといった。まとめとこう」というマップ
「ブログのネタをさぐろう」というマップ。(ちなみに,ネタが生まれたらWorkflowyなどのアウトライナーに移します)
「あれ。今自分がしたいことなんだったっけ。ちょっと迷子になったので整理しよう」というマップ
・・・・
こんなことを描きまくります。
描き始めるまでのハードルが高いマインドマップ
でも、マインドマップはアウトライナーに比べて描き始めるまでのハードルが高いです。
アウトライナーでは,とにかく思いついた通りに箇条書きに書き足していって後から入れ替えたり段差をつけたり、折りたたんだりなど、割とすぐに作業に入ることができます。また、研修場所などでもそんなに周りを気にせず書くことができます。
しかしマインドマップは、センターイメージをどうしようとか、センターに入る言葉を何にしようとか、そもそもそれがルートになる言葉なのか迷うとか、なんだかんだと取っ掛かりにくいのです。
ブランチを分けるときも,この枝の出し方でいいのか、そもそもここから分けるんじゃなくて、もっと上のブランチから分けなくちゃいけないんじゃないか,とか。
イラストをかけとか、色をつけろとか、それはもう色々と縛られているようでなかなかさっと描くというわけにはいかない。
おまけに人から見られていたら恥ずかしかったり。
マインドマップは、描き始めるまでに色々考えてしまって二の足を踏んでしまうのです。
でもいいこともあります。
アウトライナーはPCや、スマホがないと書けません。後から入れ替えたり段差をつけたりするには紙では難しいですからね。
PCやスマホあってのものです。
でもマインドマップは紙さえあればPCやスマホがなくても描けます。
また,「絵」のようなものなので,描いているうちにリラックスしてきて,気持ちが落ち着いて来たり,心の枷が外れて思いもかけないようなことを思いついたりすることができます。
マインドマップを気楽に描けるようにするために
マインドマップは描いていて楽しいし,描くのが楽しみだし,僕みたいな右脳人間にはもってこいのツールです。
これを使うと,リラックスできるし,記憶したいことがより定着できるし,発想もうながされます。
しかし,上に書いたように描きはじめるまでの敷居が高くて描けないというのであればもったいないことです。ですからできるだけその敷居を低くしてあげたいものです。
そのために私がこの10年の間にやってきたことを書いてみたいと思います。
紙の束を持ち歩く
マインドマップはできるだけ大きな紙に描いた方がいいことはよくわかっています。
広い方が発想を妨げないで済むからです。
しかし,いつもそんなわけにはいきません。
そこで私はどんな紙にも描いてきました。
CamiAppやShonoteのA6ノートみたいな小さなノートでも描いてきました。
なんと名刺大のカードにも!
iPhone導入前には胸ポケットに常にカードを入れていた時期があり,その時にはよくカードを取り出してメモをしていました。
そのカードに時々ミニマップを描いていたのです。
狭いからと言って描けないよりも,描いた方がいいと思っています。
一番使用頻度が多いのはA5のノートです。
持ち歩きしやすいので研修記録につかったり,学習のまとめにつかったりしていました。
このように,「紙の束」を持っていることで,「何かマップを描いて考えてみたいなー」というときにさっと出して描き始めることができました。
イラスト,色を使わない
イラストや色を使うことで敷居が高くなり,描けなくなるというのならば,イラストや色を使わないで描ける方がいいと思ってきました。
実際,かなり時間的な余裕があり,こころがリラックスしていないと,楽しい絵をかいたり,記憶の定着を助けるイラストを描いたりすることは難しいです。
センターイメージは大切ですが,これに時間や心のエネルギーを取られてしまうならば,なくても構わないと思ってきました。
そうすることで,色気も何もないですが,描いて描いて描きまくることができました。
上の写真をみてもらえばわかると思いますが,よくマインドマップのサイトで見るきれいで美しいマップとは縁遠いものです。
でもこのおかげでたくさんの研修記録ができましたし,発想メモや授業の構想ノートをつくることができました。
すごいmapperさんのサイトに掲載されているマップをみるとそれだけで心が折れてしまいそうですが,黒一色,文字だらけから始めても全く構わないです。
私はそれで10年やってきました。
「こんなのマインドマップじゃない」と怒られそうですが,私にとってはマインドマップとしての機能をしっかり果たしてくれていますのでこれでいいのです。
やっぱりイラスト,色を使う
うぉー!
何を言ってるんだこの人は。と思われそう。
でも,やっぱり使います。
それは,後から見返す時に使うのです。
黒一色で描いた文字やブランチの上からマーカーやサインペンでなぞりながら見返すのです。
「見返す時にイラスト,色」というのは結構よくて,その結果,マップもより印象的に仕上がるし,おさらいにもなるし。
とにかくまず,黒一色で描く。
あとから見返しながら色をつけたりイラストを描いたりしていく。
この流れは忙しくてくるくる動いている私のような仕事をしている人にはおすすめです。
ものを考え続けることができます。
同じネタで何枚同じマップを描いてもいい
アウトライナーや,マインドマップアプリとのちがいは,一度描くと容易に移動や並べ替えができないこと。
マインドマップアプリであれば,「このブランチはむしろあっちのブランチの子に付け替えた方がよさそうだ。」とか,「このブランチをその子ブランチごと全部引っ越そう」とかそんなことが容易にできます。
手描きマップではそれができません。
だからこそ,いいんじゃないかな。
手描きマップは一回性のもの。
だから,ちがうかなと思ったらまた描きなおせばいいのです。
同じテーマで何回も描いているうちに,より心に深く定着していきます。
僕はそうやってます。
あれ?なんでこれやってなかったんだろう?
ここまで書いてきてハタと思いついたことがあります。
それは,いつでもかける環境つくりのためにiPhoneやiPadを使うということをしてなかったな,ということ。
いや,アプリは使ってきました。
iThoughts とか, iMindmap とか, Mindnode などすぐれたマインドマップアプリはたくさんありますし,バスの中とか読書中などに,これらを起動してマップを描くこともよくありました。
ところが,ここで言っているのはそのマインドマップアプリではなく,私がさまざまなノートとりにつかっている手描きノートアプリのことなんです。
たとえば,このブログでiPadの定番のように紹介し,継続してずっと使い続けているGoodnotes。
iPad版の手書きアプリはGood Notesで決まり! | 知的生活ネットワーク
これでマインドマップをかいたことがありません。
これでかけばいいのに。
これだといつも持ち歩いているし,気軽にかきこめるし,色も自由。
また,写真も貼り付けられる。
なんでマインドマップにつかわなかったのか不思議なことです。
GoodNotesを使ったマインドマップ。
これはためしてみる価値がありそうです。
それでは!
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