記事内に広告を含む場合があります。

マインドマップを描く心の余裕をつくり出すために

知的迷走日記保管庫

一昨日の記事で、近頃毎日マインドマップを描いていることを描きました。

しかし、正直言って、今はオフだからできていることだと思います。
来週の盆明けから夏休みの研修後半戦が始まると、また調整やらなんやらで忙しくなり、マップを描こうというような心の余裕はなくなるはずだからです。

こなす仕事の脳の働きと、解決のためのクリエイティブな脳の働きはちがう

マップを描く心の余裕をなくすだろうと思うわけ

仕事場の最前線で何かを描く時に一番役立つのがポケットに入れているメモ帳です。
これは即戦力として、様々な物事をキャプチャするためになくてはならないアイテムであり、まずはこれになんでも書きつけます。

そうしておいて、退勤時にシステム手帳に転記したり、toodledoにタスク追加をしたりといった整理をします。

大方の事務的なこれで済むのですが、仕事場というのは事務的なことだけではありません。

長期的な展望で考えを組み立てないといけないこともありますし、答えがそう簡単に出ないことを新しいアイデアで解決しなければなりません。

これは事務をこなす、ということとはまた違った頭の働きを必要とします。
わたしはこのことにこれまでマップを使ってきたのです。

論を構築していくというよりは、何もないところからあれこれ考えの枝を広げていって何かを作り出すというような作業です。

ところが、この作業は実に高度な集中力と心のリラックスを必要としますので、最前線で頭は体をガンガン動かしていないといけない身にはなかなか難しいことです。

もちろん、体や頭をフルに動かしている時に浮かぶアイデアもたくさんありますよ。

しかし、わたしが思うに、それが可能なのはある一定の時間仕事に集中していられるような状況で可能なのであって、次々に出来する事態や電話、人の応対などに5分間の間に3回も4回も頭を切り替えなければならないような状況にあっては、そこから何かのアイデアが飛び出てくるというような頭の働きは私には無理だと思います。

そこでは「次々に処理する、こなす」ということが大事であって、脳のクリエイティブなはたらきはあまり刺激されないからです。いかにしたら早く正確にこなせるか、とう処理系のはたらきが主なのです。

そんなくるくるした中ではとてもマップを描いてゆっくり考えようなどという心の余裕をもつことはできません。

それでもマップを描くのは必要

こなす仕事ばかりに心を奪われていたら、つくる仕事ができませんし、やろうと思っても心が焦っているので実に枝葉末節なことしか思い浮かばないものです。

こういうことにはマインドマップによるアイデアの質と量の向上が不可欠なのです。少なくとも私にとっては。

だから、脳のクリエイティブなはたらきにスイッチを入れるため、ある一定の時間集中でき、さらに何からも邪魔されないリラックスのできる環境を自分で作りださないといけませn。

環境をつくりだすために

早朝出勤や週末出勤をやってきて・・・

そのためには早朝出勤が考えられます。

私も随分やってきました。
誰もいない職員室で、じっくり物事を考えるのです。
しかし、早朝出勤の効用に気付いた職員が大勢来るようになり、あまり効果がなくなってきました。

週末の7:00〜9:00に職員室に行くことは結構いいです。
それを過ぎると職員が残務をしに来始めます。

そんなこんなで、事務に追われる身にはなかなかじっくりと集中してクリエイティブな脳のはたらきにスイッチを入れることは難しい。

忙しすぎる時などは家でもアップアップしてきますので、とてもリラックスしようなどという心のはたらきは期待できません。早く事務をこなそうというはたらきしかできないのです。

そのような状況の中で、わたしは来週からまたマップを描こうというような心の余裕をなくすだろうと思っています。

でもそれをなんとか打破したい。
そうしないとクリエイティブな仕事はできません。

「今日の仕事はここまで!」と高らかに自分に宣言する

そこで、今考えているのは今日の仕事はここまで、という宣言を自分に対してすること。

具体的には18:00で事務仕事はやめ、クリエイティブな仕事に脳の働きをスイッチしようと思っています。

そのためには、電話や来客の応対もいっさいやめて、秘密の場所にこもって1時間ほどマップを描きながら、明日や来週や来月のことや、懸案事項の解決・改善の仕方、心配事の心の整理など、事務の遂行とはちがった頭の使い方をする時間を作ろうと思っています。

これがうまくいったら、事務仕事と作り出す仕事をうまくスイッチすることができます。

 

ただし・・・

「今日の仕事はここまで!」はこれまで何度も挑戦してきました。

しかし、その後に入ってくる喫緊の課題が優先されてしまい、結局挫折してしまうということを繰り返してきました。

その経験をもとにした今回の改善点が「秘密の場所」です。

別に怪しい場所に行くのではなく、近くの空き教室にこもって、雑多な連絡や事務を一定時間断つのです。

よほど重要なことなら連絡があるので、その間、安心してひとりでじっくりとものを考えることができ、マップを描いてアイデアの量と質を高めることができるのではないか、と思ってます。

さて、うまくいくかどうか。

楽しみです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました