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「ゼロ」を読んだ人に 二宮翁夜話のススメ~Lyustyleの読書

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二宮翁夜話のススメ

二宮尊徳翁の二宮翁夜話には,人間に必要な原理原則がしっかりと描かれている。

昔の人はそれをしっかり読み込んで自分の行動の礎にしていたのだと思う。

そのうちの1つに、大きなことをしようとするとき一足飛びにしようとせず、一歩一歩大事にしながらあせらずに進めというのがある。

「大事をなそうと欲すれば、小さなことを怠らず勤めよ。小が積もって大となるものだからだ。およそ小人の常で、大きなことを欲して、小さなことを怠り、できがたいことを心配して、できやすいことを勤めない。それで、結局は大きなことができないのだ。大は小を積んで大になることを知らないからだ。」

二宮翁夜話

堀江貴文 氏の「ゼロ」にも同じことが書いてある。

「なにもない自分に小さなイチをたしていく」

 堀江貴文氏は若い人たちにはすぐに掛け算をしようとする人がよくいる、という。一足飛びに楽して成功しようとしてショートカットばかり探しているというのだ。

 しかしゼロにいくらゼロをかけても答えはゼロ。

 前に進むには、一歩一歩足し算をするしかないという。

 すなわち、地道に一歩一歩積み上げていくしかない。

 二宮尊徳は、200年前にそういうことを「二宮翁夜話」の中でいっているのだ。

 

今の人に二宮尊徳を読めといっても読まないだろうが、堀江氏の「ゼロ」なら読むだろう。

 だから、「ゼロ」を読んだ人にオススメしたい。ゼロを読んだ人ならわかる。

 ぜひ二宮翁夜話を読んでほしい。

 そこから先さらに人間としての礎を自分の中に作ることができることうけあいです。

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更新履歴

公開 2014年2月14日

加筆修正 2019年7月1日

コメント

  1. […] 🍏 二宮翁夜話のススメ堀江貴文氏の「ゼロ」を読んだ人には,ぜひおすすめしたい。「なにもない自分に小さなイチをたしていく」という言葉を200年前に言った,二宮翁の珠玉の人生訓です。 […]

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