以前、このエントリーを書きました。あれこれ並行しながらだったので読了が遅くなりましたが、ようやく読み終えたので、メモしておきたいと思います。
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55歳くらいから徹底してその道のプロになれ。自分の持っているスキル、自分が好きなスキルに磨きに磨きをかける。そうなればもうプロの職人近くまでいける。
ここで「その道」といっているのは、本業も趣味も含めたスキルのこと。磨きに磨きをかけることで、プロの職人近くまでいけということ。
教師は本来教授法に関しては30年間磨きに磨きをかけてきているはず。
だから、定年後にそのスキルを生かした仕事を始める力を身につけられるようにさらに磨きをかけなさい、ということ。
また、釣りでもコーヒーでも木工でも、自分の持っているスキルを余暇を利用してぐんぐんレベルアップ、ブラッシュアップを図っていこうということ。
そうすることで、定年後にそれを生かした仕事につけるかもしれないし、そうでなくても人の役に立つことができるだろう。
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50代というのは、仕事に関してそれなりの実力を備えている年代だ。その能力を低下させないことである。定年間際になると気が緩むのか、武装解除してしまう人がよくいる。これは勿体無い。
教師は管理職になると授業をする機会が激減し、これまで培ってきた授業のスキルを発揮することが困難になってきます。
しかし、少ない授業の機会を常に自分がこれまで培ってきたスキルを維持し、さらにブラッシュアップしていく大切な機会だと心がけることで、教師として大切な命綱である「授業」のスキルを低下させることなく維持できるはずです。
また、理論に関する勉強も続ける必要があります。
指導要領や実践記録などから離れていってはだめですね。
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誰もがそれぞれの分野で得意とするスキルを持っているはず。それをプロとして通用するまで磨けるか。職人として認められるまでに達するかどうかは、それからの熱意とその心がけにかかっているのではないだろうか。
これは一般の会社などでの場合、例えば「経理」のスキルなどについてのことです。これをプロとして通用するまで磨くという心が得て、定年後にそのスキルを生かして会計事務所を開く道ができるというようなことです。
教師の場合は授業のスキルであって、これはもう上の項目で述べたとおりですが、管理職なら管理職なりにそのようなスキルがありますので磨き続けることが必要です。
「こなす」のでは磨くことができません。ひとつひとつの事務を丁寧に、完成度を上げて行う心がけが「磨く」ということになろうかと思います。
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55歳から、次の人生でやりたいことの勉強を徹底的にやる。その道のプロになるまで勉強すれば、その後も立派に食べていける。一番いけないのは、中途半端になることだ。
さて、難しいのはこれです。
教師はずっと授業スキルを磨くこと一点で過ごしてきているので、余暇に何らかの勉強をする、という心と時間の余裕を持てない人が多いんじゃないかと思います。
しかし、そこをなんとか時間をつくって勉強していこうというのがこのブログの主旨でもあります。
難しいけれど、志を持って、こころがけて何か定年後にでも続けられることについての勉強をしていきたいものです。
(本記事は、読書をしながらsiriで入力したものにコメントしたものです。siriは読書の抜き書きに持って来いですね。ほとんど誤変換がありません)
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