2月に入るとともに,バレットジャーナルも20冊目をスタートさせました。
19冊目は11月の途中から使い始めて,間に12月と1月、まるまる2ヶ月分すっぽりハマりました。
2月が始まった時点でちょうどノートも変わることとなりました。
代々のバレットジャーナルで引き継いでいること
バレットジャーナルはフォーマットが自由なので,どんどん思考錯誤を重ねていきます。
フューチャーログ、インデックスページ,マンスリーログ、デイリーログ、コレクションページというバレットジャーナルを成り立たせる大枠ら変わりません。
しさし、それらのフォーマットはどんどん自分の使い方に合わせて変わっていきます。
3年前に書き始めた時の1冊目とは全くその様相が変わっています。
そのなかで代々引き継いでいるものがあります。
それは、以下のとおりです。
- ノートの最初に書くミッションステートメント
- ノート開始にあたって、前冊から引き継ぐこと
- 前冊からひきついでいるプロジェクトのコレクションページ
これらにじっくりと時間をかけて書き写して引き継いでいます。
20冊目も1月の中旬くらいからすでにこれらのことを書き進めてきました。
そして,昨日の夜,ちょうどミッションステートメントと,引き継ぎ事項を書き終えました。
前冊から引き継ぐプロジェクトのコレクションページは,まだまだこれからゆっくりと書き写します。
これは,noteの最終ページから下記もどってくるようにしているので,デイリーログを始める邪魔にはなりません。
そのなかで,今日はミッションステートメントについてお話します。
ミッションステートメントをバレットジャーナルの最初のページに書く
ミッションページは常に振り返る場所です。
自分のミッションを書くべき箇所で、毎回、ノートの最初に設けています。
本来のバレットジャーナルにはない,僕のバレットジャーナルならではのページです。
ミッションページの次には前冊から引き継ぐ課題が書かれ、次からようやくバレットジャーナル本来のコア・コレクションであるフューチャーログ、インデックスページ、マンスリーログとページが続いていきます。
それらは、すべて,このミッションページに基づくものとして書かれることになります。
自分がやりたいことは次々と湧き出してきます。
しかし,特に僕のようなマルチポテンシャライトは,やりたいことがどんどんでてきて,それが重要なことなのか,重要でないことなのかわからないようになることがしばしばです。
しかし,ミッションステートメントを書いていると,やりたいことが自分のミッションにあっているのかを判断することができます。
このことで、それが正道を歩いているのか寄り道をしているのかを自覚することができるのです。
ちなみに、寄り道は悪いことではありません。
とても大切なことだと考えています。
だから,正道から外れていると気づいてもすぐに正道にもどることはあまりありません。
寄り道と思っていたことが実は、正道の幅を広くするものであることはよくあることだからです。
寄り道自体がミッションのための一つの柱となっていくこともあります。
今歩いている道が,ミッションへ向けてまっすぐに続く正道なのか,それともミッションにはつながらない寄り道なのかを把握することで、優先順位をつけることも容易になります
行き当たりばったりにやりたいことにまかせて物事をやっていては、深い森の中で迷子になってしまいます。
だから,デイリーログを生み出すマンスリーログが,
そして,そのマンスリーログを生み出すフューチャーログがミッションから生まれていれば,正道か寄り道家の把握は容易です。
ミッションページを振り返るようにしていると,より大切なことをおざなりにしていくことを防ぐこともできる
常に今正道を歩んでいるのか寄り道をしているのか、それを判断するのがミッションページなのです。
ミッションステートメントを書くことの大切さは,フランクリンプランナーを2年取り組んだ時にその大切さを学びました。
ミッションとは、自分の人生の目的といっていいほど大事なこと。自分が何のために生きているのかを常に問い返す場ととらえています。
日々の行動がミッションに基づいているという自覚を持つと,日々がとても充実していきます。
自分の心と行動が迷子にならないからです。
ミッションページからフューチャーログへ
僕のミッションは「シニアを元気にする」ということです。
将来に経済的,社会的,心理的不安があるシニアたちが充実した老後を送ることができるよう元気にし,日本から高齢者問題をなくす,というのが僕のミッションです。
そのことを毎回バレットジャーナルの最初のページに書きます。
フューチャーログは,書き始めるつきから1年ほど先までの未来を書きます。
ここに好き勝手なことを書いても楽しいし,夢いっぱいになりますし,気持ちがふわふわしますが,僕は,ミッション達成のためのいくつかのプロジェクトごとに月割りでそのゴールを書くようにしています。
例えば,昨年9月以降,毎月Kindle本(もしくはそれに類するもの)を出せたのは,ミッションであるシニアを元気にするということの「Kindle出版部」のような自分ない部局が,フューチャーログにそれぞれの月のゴールとして書き込んでいたからです。
このように,ミッションページを書いておくことで,その後1年間の自分計画であるフューチャーログがより実効性のある計画になるわけです。
次回は,「前冊からの引き継ぎページ」についてお話します。