記事内に広告を含む場合があります。

セルフコーチングのやり方~現役コーチによる一人おしゃべりによる方法と質問集

知的迷走日記保管庫

セルフコーチングとは、自分自身が自分のコーチとなって目標設定のためにいざなっていくことです。目標の設定や遂行、人生の課題の把握や整理に大変役に立ちます。
僕は、これを「ドライブ」と「レコーダーを使った一人おしゃべり」によって成果を上げています。

週末は,よく「お一人様」でドライブします。
それは,レコーダーを使った一人おしゃべりをして,考えを整理するセルフコーチングを行っているんです。
ドライブでは、「ヒトカラ」のように、気持ちよく言葉が出てくるのです。

使うのは,このレコーダー。

DR-07x TASCAMのPCMレコーダーのレビューと使い方あれこれ

これをシートベルトにはさみ,録音ボタンをおしてからエンジンスタートします。あとはハンズフリーでただ流し録りです。

僕は、この「おひとりさまドライブセルフコーチング」を2年間続けています。

毎週末には福岡県中を走り回り,退職後の心の混乱や、やりたいこと・やるべきことが混沌となった状態をなんとか整理してきました。

そして・・・・

  • 退職後の5冊の本の企画
  • 新メルマガのスタートと継続
  • 定期購読マガジンのネタ発想
  • 各種ブログの運営
  • 音声配信の収録
  • 1週間の振り返りと次週の課題(週次レビュー)

このようなことについてペラペラ喋りながらアイデアを出し、整理し、何をするのかを決め、一歩一歩前に進めてきました。

この記事では,そのやり方について「元」プロコーチのLyustyleがお話します。

スポンサーリンク

  

レコーダーによるセルフコーチングとは

レコーダーによるセルフコーチングとは何かというと,ひとり密室の中で,レコーダーに向かってひたすらぺらぺらと喋ることで,考えの整理をしていくことです。

「今日は2023年1月14日,土曜。朝8時です。これからガソリンを入れに行った後,ドライブします・・・」
このようにマイクに向かってしゃべることから始まります。

 

何をしゃべるのかと言うと,その時その時に任せて,口から流れ出てくる言葉をそのまま発します。
何言っていいのかわからずしばらく黙っていることもありますが,それでもOK。
何か考えが浮かんだら,それを口にだします。

 

すると,それを呼び水として思っても見なかったことが口から出てくることがあり、ペラペラ喋りながらも、メタな自分が(へえ、こんなこと考えてたんだ)と驚くことがよくあります。

そこからさらに話が展開していくことで,まさかというアイデアに到達していくため、「今日はどんなアイデアが生まれるのかなのかな?」と楽しみになります。

言葉になっていないことを,言葉によってずるずると引き出してくる感覚です。
僕は,このアイデアがズルズルと出てくるということを得るために,よく一人でドライブするんです。 

 

このことで,退職前から退職後の大きな心の変動があった一年間,さらにクリエイティブな活動を行っていくためのさまざまなアイデアを出し,実行することができました。

 

出てこないときのために質問を用意しておく セルフコーチング的週次レビュー

口からひとしきり出てきた後は,なかなか言葉が出てこなくなることがあります。

コーチングでは「ほかには考えられるかな」といったようなコーチの質問で横に広げていくのですが,お一人様ドライブのセルフコーチングでもこういうときのために質問を用意しています。

「ほかには?」という広げる質問だけでなく

  • 「今,一番やりたいことはなんだろうか」
  • 「先週できたことはなんだろうか。それはあなたにとってどんな意味をもっているのかな」
  • 「今たなあげにしていることはなんだったか」

こんな質問を自分に向けて行います。

すると,これに触発されてあとからあとから言葉がついて出てきます。

 

これは,実は「週次レビュー」にもなっていて,先週の振り返りとそれに基づく次週の計画になっているんです。

  

独り言なんて口出して言えない・・という方

口から吐いて出てくるのに任せるというのはおそらく始めたばかりのときは難しいかと思います。
それどころか,一人の密室で独り言をペラペラシャベルのがとても恥ずかしくて録音することすらできないことが多いと思います。

 

そこで,おすすめするのが,「敬体で話す」ということ。

「〇〇しようと思ってます」
「◯◯したんですよね」

のように敬体を使うことで,誰かに話して聞かせているかのような感覚になれます。むしろ敬体でないと,独り言の語尾をどう言っていいのかわからないくらいです。

  

録音したものはどう活用するのか?

一度セルフコーチングドライブに出ると、3時間くらい平気で喋ります。福岡県の半分を走った時は、6時間喋り続けました。拙著「50歳からのブログ運営戦略」はこの時喋ったときに出てきたアイデアから構想し、生まれたのです。

このデータは、PCに移した後、「OneDrive」に移動、スマホと同期します。
そしてそれらのファイルをオフラインで聴けるように設定します。

こうすることで、ぼくはウォーキングや通勤の時に流して聞いてみて、新たな行動計画を立てるのに使っています。

ノートに書き出したら6ページくらいになったこともあります。

 

しゃべりっぱなしで、後から活用しようと思う必要はありません。頭の中がすっきりするためにおこなっているからです。なので、僕はほとんど喋りっぱなしです。
本の企画などのように、備忘録的にはなしたもののみ、後で聴いています。

先日(2023年6月頃)、昨年の5月以来の内容を一通り聞き、すでに成就したものや、考えがアップデートされているモニについてはどんどん削除しました。
こうして1年前の自分のしゃべりをきくことも自分の成長を感じてとても役立ちます。

自分のターニングポイントになったようなアイデアは、記念に残してあります。

 

まとめ

お一人様ドライブが好きな人は,ぜひレコーダーを持ち込んでいろいろ喋ってみてください。

最初はとても気恥ずかしいですが,そのうちなれてきて,声を出すことがとても気持ちよくなります。
おそらく一人カラオケで歌うような感覚だと思います。

 

そして,帰ってくる頃には,かなりもやもやが整理され,今後の活動のための多くのアイデアが生まれていることだと思います。

 

2022-2-14 公開

2023-1-14 追記

2023-08-09 追記 タイトル変更

2023年8月20日 内容追記

コメント

タイトルとURLをコピーしました