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ZV-E10 「撮影モード」の選び方 自分の撮影用途を決める

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ZV-E10を買って3日ほど経ちますが,まだよくわからないことだらけです。その中でも「撮影モード」は,静止画,動画によってどれにすればいいのかというのは悩ましいところです。

撮影モードとは,以下のモードです。

  • おまかせオート
  • プログラムオート(P)
  • 絞り優先(A)
  • スピード優先(S)
  • マニュアル(M)

自分の撮影用途では,一体どれを選ぶのが適切なのかということですね。

 

これはZV-E10に限ったことではなく,どのカメラでも知っておかねばならない基本事項です。

基本的なことを抑えておかないと,人のおすすめ設定を見てもなぜそれがおすすめされていて,自分にとってはそれが合っているのかどうかがわかありません。

「モード設定は,絞り優先がおすすめです」と書かれていたり「マニュアル設定じゃないと,いい写真が取れません」と書かれていたりすると,どれを選べばいいのかわからなくなります。

なので,自分の撮影対象や用途をまず決めてから人のレビューを読んだ方が混乱しなくてすみます。

 

 

僕の撮影用途と撮影対象を決めておく

僕の撮影用途をいろいろと考えて絞ったのが,

  • 日々の記録(Vog)
  • ブログ等の素材の収集
  • 動画のおしゃれ素材の収集

個展を開くためのすごい動画や写真を撮るわけではなく,思い立った時に,さっと出して,それなりの写真が撮れたらいいという用途です。

撮影対象は,風景,もの。

対象を選んだり,シャッターを切ったりする時に考えていることは,「ブログのカバー写真などに使えるかな」ということです。

記録としての写真としては,お店の雰囲気や言った場所の様子がわかればいいので,あまり考えていませんし,スマホで撮ることが多いです。

しかし,カメラで撮ろうと思うときには,ブログ等のワンポイントとして使える写真,ストック型の無料写真ダウンロードサービスによく上がっているようなものを撮ろうとしていることが多いです。

 

静止画の場合は「絞り優先」

 ブツ撮りとしての静止画撮影が多いので,どのくらいぼかすかということが大事だと考えて,絞り優先のAモードにします。

カフェの調度品や,露天のおしゃれなものなどを撮りたい時に大切なのは,「明るさ」と「背景ボケ」です。

なので,まずは,絞りを動かして背景ボケの範囲を決めると,ものがうまく撮れます。

 

例えば,絞りを開いたまま撮ると,ある一点だけに焦点が合って,それ以外は全部ぼけるというようなことがあります。

下の写真は,手前の蕾にだけ焦点があってますよね。

これは F5という絞りで撮っていますが,F10くらいにまで絞ればもっと周りのものにもフォーカスがあたります。なので,絞りをコントロールできる「絞り優先」で撮るのがいいと思います。

ちなみに,下のいちごの写真は,絞りを変えて撮ったものです。

1枚め f5.6
2枚め f16

 1枚目のf5.6という写真は,背景である皿はもちろん,積み重なった奥の方のいちごまでぼけています。

でも2枚めは,f16まで絞ったので,奥のいちごや皿にも焦点があっていますね。

絞りを優先して,シャッタースピードとISO(明るさ)はプログラムに任せてしまうという撮り方が,ぼくのような風景,ブツ撮りが多い僕には合っていそうです。

 

動画の場合は「スピード優先」

動画は,「フレームレート」を決めることが大切になります。

フレームレートとは,1秒間に何コマ撮るのかという数値です。「FPS=フレーム・パー・セコンド」つまり,秒ごとのフレームということですね。

SONYの場合は「24p」というようにPを使っていますが,FPSのことです。

 

動きが早いものなどは数値を高くすることでなめらかな動きで撮ることができます。

映画などでは24が多く,30がテレビなどで使われている一般的なフレームレート。

 

僕の用途では,シネマティックなVlog(Vlogというよりビデオグラフィーとか映像作品とか言ったほうがぴったりするんですが)を撮らないので,ここでは一般的な30pということにしておきます。

 

シャッタースピードは,

フレームレートを2倍にした数値を分母とする

というルールがあるそうなので,僕の場合の適正なスピードは「1/60」ということになります。

シャッタースピードを優先して決めておけば,露出とISOはオートで決まるということですね。

 

4Kで撮るのかFHDで撮るのかという選択も大切になります。

僕の場合は,4Kで撮っておき,YouTubeに投稿する動画を作る時にFHDにダウングレードするような使い方をします。

4Kの場合は,フレームレートは30か24しか選べないようになっています。

 

FHDで撮影するときには,少し選択幅が広がり,60や120などが選べるようになっています。

運動会や走り回る子どもなどを撮るには,60を選ぶとなめらかに撮れますし,120はスローモーションの映像がとれます。

そういう用途のときには,FHDにしようと思っていますが,子どもを撮ることも,おしゃれなスローモーションを撮ることもあまりないと思うので,4Kでいくつもりです。

またシネマティックな絵が撮りたいと思ったら,24pで撮ろうと思います。

  

まとめ

自分の用途を定めてから撮影モードを決めると決めやすいと思います。

さまざまな用途で撮りたいという方も,いちど狭く絞ってから決めてみると,各モードの理解もしやすいし,人の動画やブログでの説明も理解しやすくなります。

ある程度わかってきてから,用途を少しずつ広げ,その場合の適正な冊メイモードを決めていかれるといいですね。

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