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学びの記録は、ブログの原点だった

知的迷走日記保管庫

ブログ運営コーチング」に次のような記事を書きました。

ここでは、ブログ初心者の方のために、ネタに困らないどころか、学び自体を加速するものとして、学びのブログを紹介しました。

そこで、述べたポイントは次の4点です。

🍏 同じ道を歩む人や,過去に経験した人たちが応援してくれる

🍏  ネタが途切れない

🍏  コ ンテンツ化しやすくロングテールで読まれる記事になる

🍏  ブログと学びが補完しあってどちらも伸びていく

学びのブログは、利点がとても多いと思います。

このブログもそちらに転回していこうとしています。

上の記事では,いくつか私のブログから例をあげて説明していますが,説明しきれていないので,こちらで補ってみたいと思います。

3Dモデリングの製作日記の例

当時,ハリー・ポッターが映画で始まった時期 魔法使いをつくるのがはやっていた

1996年に,初めて立ち上げたサイトは,Painterで描いた絵のギャラリーサイトでした。

今は影も形も残ってませんし,その時描いた絵もいつのまにかなくなってしまいました。

しかし,当時,そのサイトを土台として,小さなコミュニケーションが生まれた覚えがあります。

当時は,まだ無料掲示板などもなく,HPに記していたメールアドレスにメールを送り合うという時代でした。

へんなスパムメールなども始まっていないので,そんなことができたんですね。

これが,私の学びのサイトの原点になっています。

その後,2000年の暮れに,Lightwave3Dという,当時ハリウッドの映画や,日本のCM等でよくつかわれていた統合型アニメーションツールのサイトを立ち上げました。

ちょっと名前だせないのですが,はじめはギャラリーサイトとして立ち上げようとしました。

でも,それだと,作品がないとサイトの更新ができないという悩みがありました。

しかし,製作日記そのものをメインコンテンツにすることでその悩みが解決したばかりか,コミュニケーションができ,その中でさらに技術が上達していくという効果を得ることができたんです。

コミュニケーションによる学びの加速

このサイトで,初めて自分のサイトが人から読まれる,という経験をするんです。

すでに無料掲示板というサービスは始まっていたので,どのサイトも無料掲示板へのリンクを置いて,そちらでコメントを贈り合うという手法が一般的でした。

アクセスカウンターを置くのが流行っていた時代。毎日カウンターが回るのを楽しみに,そして,掲示板に書き込まれたコメントを読んで返事を書くのを楽しみにひたすらサイトを更新しました。

サイトを更新するために,学びをすすめていた,という方があっているような気がします。

学びのブログには,学びを進める効果があるということを痛感しました。

それから20年立ちましたが,今でもそのソフトを触るときは,指が一通りの動作を覚えていて,オートパイロットである程度の形をつくることができます。

それほど熟達していたのです。

これを一人でやっていたら,決してそこまでいけていません。

後のブログの誕生の準備となった「更新型静的サイト」

どのようなサイトだったのかもう少し詳しく説明します。

「製作日記」がメインコンテンツ,という当時としてはあまりないサイトでした。

ブログではなく,静的サイトです。DreamWeaverを使って毎日新しいページを作っては,Topページにリンクを手動で貼っていました。

ブログ型の静的サイトという,ちょっと苦労するサイトでしたが,このあたりの土台があったから,後のブログという考え方にすっと入っていけたと思います。

Lightwave3Dを使ったモデリングを,教則本をもとに少しずつすすめていく過程や学びを日記として記録していました。

これなら,作品がなくてもサイトを更新できるのです。

当時の考え方では,サイトとは,作者のポートフォリオ的なものだったので,僕たち作品のない学びの徒はつくりにくかったのでした。

学びを記録する大きな力

こうして,サイトをつくる喜びを味わうことができたのは,製作日記をメインコンテンツとするスタイルを学んだからですが,さらにすごい効果がありました。

当時,グラフィックデザインの雑誌は何種類もでていたのですが,そこで現役で活躍しているスター・クリエイターや,教則本をだしているクリエイターたちが,僕の掲示板を訪れて,時々コメントをくれるんです。

まあ,びっくりしました。

有名ではないけれど,テレビのCMなどに動画を提供して生活している人などもいました。

クリエイターになるために専門学校に通って勉強している人もいました。(10年ほど後,自前で事務所を構えるような人になっていました)

そんな人達から,直接学ぶという機会を与えられたのでした。

そういうことがあったから,学びの記録は,同じ道を歩む仲間の切磋琢磨,かつてこの道をたどった先輩からの温かい応援を得られ,自らの学びを加速すると思えるのです。

今でもこんな作品を作り続けていることができる原点は,当時の学びの日記サイトにあったのでした。

ブログのネタがないと困っている人,さらにアクセスを稼ぎたいと思っている人は,学び用のブログを一つ作り,そこに記録をすることをおすすめします。

学んでいる間は,ネタに困ることがありませんし,共感してくれる方とのコミュニケーションによりさらに学びが加速するのです。

コメント

  1. […] 学びの記録は、ブログの原点だった […]

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