※メルマガ「知的迷走通信」408号に執筆したものの掲載です。
直前まで北京オリンピックが行われていたため,「ワリエワ選手」など,その頃話題になった人や事を例にとりあげて書いています。
オリジナルの記事を書く
アドセンスの審査に出すにあたっては,自分にしか書けないことを書くということが必要なんです。
それがオリジナルということですから。
例えば,ワリエワ選手が話題になったからと言って,「ワリエワ選手の経歴は?」とか「インスタは?」なんて記事が乱立してますけど,そんなの書いても誰もが同じような内容にしかならないわけです。
つまり,オリジナル記事は書けないということですね。
たしかに「ワリエワ選手のインスタは?」と検索したらニュース記事のあとに個人ブログが続きますが,そこに表示されているのはほんの一部。
これらの記事の影には,いくつもの記事が表示されずにくすぶっているんです。
だって,内容おなじだから。
インデックスすらされてない可能性もあります。
でも,ここに,ワリエワ選手を昨年の国際大会からずっと見続けてきて心から応援している人が記事を書くと,他の人が書けない記事が書け,オリジナル性が増すわけですね。
たとえば,時系列変化での気付きなど,ずっと見ているからこそ書けるというようなことです。
また,英語やロシア語で書かれている公式ページを日本語訳して紹介したりするのもオリジナルですね。
好きが溢れた記事もオリジナルです。
こういう,自分の言葉で書けることにしぼって書くと,それだけでネットに残す価値がでるわけです。
「いやー,そんなこといっても自分にはとてもそんな他の人以上に好きとか知ってるとか経験してるとかいうことないですよ」」
そういう方も多いと思います。
なので,おすすめはこうです。
対象を好きになる
今回,上でワリエワ選手のことを扱ったので,このまま例にしていきます。
あなたがオリンピックでワリエワ選手に興味を持ったので記事を書いてみたいとおもったら・・
「ワリエワ選手をすきになること」です。
記事を書こうと思う一つ前の段階に自分を戻すんです。
ワリエワ選手のことが好きでたまらないので,記事を書いてみた,というように自分を持っていくです。
トレンドで稼ごうというのでない限り,本来そうですからね。
では,どうしたらいいのかというと,小一時間,ワリエワ選手について書かれている記事を可能な限り読むんです。
インスタだって見ます。好きですからね。
記事を書くための資料にしようなんておもってはだめですよ。
あくまで「ワリエワ選手が好きだから情報をしりたい」と思って読むんです。
メモなどとらなくてOK。
あなたがなにか好きなもののことを調べる時,メモなどとらないでしょう?
それと同じです。
ひたすら,あなたが「好き」なワリエワ選手について,ありとあらゆる記事を読むことを楽しむんです
ファンになって楽しむ事が大事。
すると何が起きるかと言うと,ちょっと前とは段違いにワリエワ選手について詳しくなった自分がそこにいます。
そして,詳しいことは覚えてなくても,ある程度のことを語れるようになっているはずなんです。
知識が増えてくると,そこから感情がうまれます。
演技の結果を聴くときのあの悲しそうな表情を思い浮かべ,自分のことのように胸が締め付けられたり。
これまで大変な練習を積んできたんだろうなと,練習の大変さを感じてみたり
そういう感情。
それから,すでに自分が知っている情報と結びついて新たな情報がうまれたりすることがあります。
そういえば,東京オリンピックのときには,大麻疑惑でシャカリ・リチャードソン選手がでられなくなったな,という情報とワリエワ選手のドーピング疑惑が結びついて,どうちがうんだろう,というようなことを考えるんですね。
このような感情や新たな情報。
ここに価値が生まれるわけです。
あとは,それらをがりがりと書きます。
好きという思いをほとばしらせて,かたかたとキーを打ちます。
書き方だとかあまり気にせずに,まずは書いてみます。
それを書く時にはおそらくなんの資料も必要ないと思います。
すでにある程度の知識はもっていますので。
こうして生まれた記事はあなたが自分の言葉で書いたオリジナル。
価値があります。
まとめ
以上,アドセンスに申請してみたいなーという人向けのオリジナル記事の書き方でした。
これは,アドセンス通過でなくても,ブログの記事を書くためには大切な考え方ですのでまとめますね。
- 対象を好きになる。
- かたっぱしから,情報を集め,読むことを楽しむ。
- 対象についての知識が増える。
- 感情がうまれたり,情報同志が結びついて新たな情報が生まれる。
- 書き方や順序などきにせず,文にする。(資料などなくても書ける)
こうして,世の中に価値あるものを生んでいきましょう。
だれもが書けるような内容ではなく,あなたの興味や関心,好きの気持ちをほとばしらせて書いた記事はあなたのオリジナルになります。
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