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収益化するともったいないブログ

02-ブログ運営部

一般的な話として、ブログを収益化するとは以下のようなことが言われますよね。

  • アクセスを集め、記事で稼ぐことが目的
  • そのために、Googleに好まれるか、もしくはGoogleは嫌がるかを考慮してテーマを選ぶ
  • 自分が書きたい内容ではなく、読者が読みたい内容を書く
  • SEOを意識したタイトルや見出しをつける

そうしないと、収益が得られません。

 

しかし、このように収益化するともったいないブログがあるよ、というお話をします。

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先日、うちのシニアアップデートのメンバーシップ、コンテンツクリエイターズクラブのメンバーさんと面談をしたんですよね。

その方の「10年ブログ」を見せていただいたんです。

10年ブログとは、シニアアップデートプロジェクトで推奨しているブログの書き方す、詳しくは、末尾に。

 

その方はブログを始めてからまだ日が浅いんですけど、ある方のブログの書き方についてのUdemyを見て、しっかりと学ばれていて、とっても良質なブログを作られていたんです。

内容は自分のお仕事から得た経験とか知識。

一本一本の記事の読み応えもあって質もとっても高かったんですね。

装飾のルールなども自分なりにちゃんと決めてあって、そして読む人に配慮されたとっても見やすい記事になっていました。

ブログとしてはとっても素晴らしくて、内容も特化されていました。

 

余談ですが、10年ブログによるブランディングとしては他のこともいろいろ書いた方がいいので、そのためにnoteを開設したらいいですよということをお勧めをしました。

WordPressでつくっている現在のブログと、note。この2つをどちらも10年ブログとして運営をしていけばいいですよねというお話をしたところです。

その上で、その方にお伝えをしたんです。

このブログをAdSenseなどで収益化ブログと考えて記事を書くのはとってももったいないですよ

もちろんもうAdSenseをつけるのは何も問題ないんですよ。

AdSenseをつければ広告収益出ますから。それはいいことです。

また、このブログだったらアクセスも上がっていくのでAdSense収益も伸びていくでしょう。

 

しかし、それに夢中になって、そこからの収益が記事を書く目的になってしまってはとってももったいないという、そういうふうな話なんです。

収益を得るために記事を書くということになると、このブログの良さが消えるからです。

なぜでしょうか。

AdSenseやアフィリエイトなどからの収益を得るための記事というのは、最初のリストに上げたように、

自分が書きたい記事を書くんじゃなくて、人が読みたい記事を集めないといけないわけですよ。

なぜならアクセスを集めてなんぼだからですね。

 

特にAdSenseは、できるだけたくさんアクセスを集めないと広告収益があまり入らないですからね。

そこで自分が書きたくなくても、アクセスが集まる記事というのを選んで書いていくという、そのような運営になるわけですね。

 

もちろんそのようなブログの運営が悪いわけではないですよ。ブログからの収益を目的とした記事の書き方ではそのようにするのが当然です。

それが収益化ブログというやつです。

私もやっています。

私は「10年ブログ」であるこのブログとは切り離したところで、この私が書いているとわからないところで収益化のためのブログを書いています。

アクセスが集まるネタを探してひたすら入れていっているわけですね。

自分が書きたい記事でも何でもありません。それは収益のためのブログと割り切ってやっているので、それはそれでいいんです。

 

ただ10年ブログとしてやるときにはそれはもったいないわけですね。

僕ら、シニアアップデートを目指す人たちが取り組んでいく10年ブログというのは「見えないブログ」のような収益化ブログと正反対の運営なんですよ。

 

  • アクセスを集めて、記事そのもので稼ぐということを考えない
  • だからSEO対策などはまったくやらない
  • 人が読みたい記事ではなく、私が書きたいことを書く
  • Googleがだめというテーマのものは決して書かないが、Googleがこのむ記事の書き方などは考慮しない

簡単に言えば、アクセスを集める事は考えず、自分の書きたいことを書きたいように書くという、そのような運営なんです。

 

じゃあどうやって収益を得るのかというと、記事から得られる広告収入で稼ぐんじゃなくて記事をコンテンツとして蓄積していって、それを集めて本を作って収益化していこうという考え方なんです。

なので、僕らというのは人が読みたい記事なんか何も書く必要がないんですよ。

自分が書きたい記事ばっかり書いていくんです。

全く収益化ブログという点から見れば正反対の運営の仕方であって、それをやるのが10年ブログなんです。

 

そこで、先ほどの面談をした方のブログに戻るんですけれども、この方のブログというのはそのようなアクセスを集めようとするような運営の仕方では本当にもったいないと思っているわけです。

AdSenseで稼ごうとすると、どうしても自分が伝えたいことより、人が何を知りたいのか、何を読みたいのか、から考えていかなければなりません。

そうしないとアクセスが来ないから。

 

そうじゃなくて、人が読みたい記事、人がアクセスをしてくれる記事というよりもご自分の知識や経験を基に人に伝えたいということをひたすら書いていく方がこの方のブログの価値というのは当然上がっていくわけですよね。

なのでこの質の高い記事というのをひたすら書き続けていって頃合いを見てそれらを集めて本にしていきましょうと、そういうようなことなんですね。

そういうふうにお伝えをしています。

記事で稼ごうとして何も悪いことはないんですよ。悪いことはないんですけれどもどうしてもこんな記事を書いてアクセスが来るかなとか、こんなネタでいいのかなとか迷いが出るんですよね。

これ書きたいなと思っていてもこんなの書いてもアクセスが来ないんじゃないかとかいうことを考えていくと書けなくなっていくわけですよね。

手が止まったりブログの質が落ちていったりとか、そういうことが起きていくわけです。

 

なので僕らのやる10年ブログの運営は、「書きたいことを書いていく。それも長い時間をかけて書いていく」というそういうようなことなんです。

 

というわけで、その方のブログというのは収益化するにはとてももったいないブログだとお話をしました。

 

その方のブログの方向性は、記事そのもので稼ぐんじゃなくて、自分が伝えたいこと、自分が書きたいことを、気長に書いていって、それを集めて本を作る、その方がはるかに価値のある運営ができるブログでしたよという、そういうことですね。

 

ちなみに、ブログで稼ごうと思って立ち上げたばかりの初心者の方にとっては、本を書くほうが広告収入で稼ぐよりも遥かに簡単です。意外かもしれませんが。

すくなくとも、時間がかかりすぎて疲弊するということはありません。

ブログ5本~10本分の記事をワードに貼り付けて、1万文字くらいになっていれば、電子書籍原稿として出版できるんですから、楽だし早いです。

 

しかし、一般的にはなかなかそういうふうなことは思いもつかないしですね

考えもつかないし、そういうことではないかなというふうに思います。

だからこそ、いくらブログでやっても稼げないとか、全然アクセスこないとかで疲弊している人はmそこから抜け出て「10年ブログを書いてKindleの本を書く」というようなところにスイッチをしていく道を歩んだほうが、少し楽になることができますよというようなお話でした。

 

以上の事を詳しく書いた本へのリンクを張っておきます。

「50歳からのブログ運営戦略アップデート」

これを読まれると、私が今日話したことの概要がお分かりになるんじゃないかなと思います。

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