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トリガーリストによるセルフコーチングの仕方〜一人インタビューのすごい効果

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僕は、よくセルフコーチングをやります。

PCMレコーダーであるDR-07xを車中に持ち込み、ピンマイクをシートベルトに取り付けて、ペラペラしゃべるんです。

このセルフコーチングでは,予め用意しておいた「自分への質問」を話し,次にそれに答えていくという,一人インタビューの形式を取ります。

このあ予め用意していた質問が「トリガーリスト」

僕はずっと「自分への質問」という言い方をしていましたが,堀正岳さんの「リストの魔法」に,「トリガーリスト」という名前で紹介してあったので,その言葉を使うようになりました。

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それでは,トリガーリストを使った,一人インタビューの仕方を解説します。

トリガーリスト1 「日々の質問」

これは,出勤の車の中でよく行っていました。(退職前)

用意している自分への質問のトリガーリストは以下の通り。

  • 「今日の出来事は?」
  • 「今、最も重要だと思うことは?」
  • 「それをどのようにやる?」
  • 「いつ、やる?」
  • 「うまくいかないとしたら、何が原因?」
  • 「うまくいかないとき、どうやって乗り越える?」

こういうことを、マイクに向かってしゃべり続けるわけです。

トリガーリストの質問に答えるのをきっかけとして、思いもしなかったような言葉がどんどん口をついて出てくるようになります。

メモをするより,言葉にするほうが,自分の潜在的に持っている「未だ考えに至らない思いのタネ」のようなもの,つまり潜在意識を意識化に持ってきやすくなります。

言葉の力ってすごいのです。

昨日(2020年7月のある日)は、親戚の家までの往復90分間、ずっとこれをやっていました。

上の内容について次々に答えていくわけです。

トリガーリストの一通りの質問が終わるまでを一つのセッションとします。

昨日は一回のセッションで20分ほど喋っていました。

「そんなにしゃべるの?」

と思われるかもしれませんが,喋っていると次々に芋づる式に言葉がでてくるんです。

これを出てこなくなるまで延々とやるんですね。

トリガーリスト2 週次レビュー

日曜日の朝に毎週行っている週次レビューを,現在一人インタビューの形式で行っています。

個々で使うトリガーリストは次の通り

まずは,根幹部分のリストです。

  • 自分の根幹,ミッションに係る質問
  • 健康への取り組みの成果と課題
  • 勉強の取り組みのせいかと課題
  • 読書の成果と課題

それぞれについて3~4ほどの項目があります。

たとえば,「◯◯の読書から先週学んだことは?計画通りよみすすめている?」

みたいな感じです。

これを,一つ一つ丁寧に答えていきます。

続けて現在取り組んでいるプロジェクトの,優先順位ごとの質問をします

  • 最重要課題として位置づけている4つの柱の進行状況と課題
  • 第2階層に位置づけている3つの柱の進行状況と課題
  • フリートーク

同じく,それぞれに3~4からの項目がありますので,これらについて丁寧に答えていきます。

下記に車の中で週次レビューを行った様子を詳しく書いていますのでご参照ください

【セルフコーチング】6時間ドライブ中で行った質問とは /

週次レビューは以前は土曜日にやっていましたが,現在は土曜日にドライブでの一人インタビュー。日曜日にそれをかき出してのレビューという形が定着しています。

書き出すときの入力支援としてのテンプレートを解説した記事がありますので,よろしければご参照ください。

私が10年間続けている週次レビューの方法と、入力支援のためのテンプレートについて

一人インタビューの効果的な仕方

一人インタビューは,無理してえんえんとやるんじゃなく,やめたくなくなる,というのがあたっています。

ずっと喋っていたいんです。

頭の奥深くにあることが芋づるのように次々の引きずり出されてくるのがとても心地いいんですよね。

しかし,最初は,気恥ずかしいです。

「ヒトカラ」なんて考えたこともなかったわたしですから,一人で質問し一人で答えるなんて,とても恥ずかしくてできないと思っていました。

ところが,次のようにすると,できるようになりました。

一人で気恥ずかしくないように質問と応答のセッションをするには

  • 車中など,完全に一人になれる場所を確保する(当然ピンマイクなどでウェアラブルに話せる環境をつくる)
  • 「え~」とか「う~」とか「・・・・・」など,いくらいれてもかまわない。うまく話そうとしない。
  • 人と話しているように話す。「~と思います」「○○についてどうするかというとですね・・それは・・・あの・・」など。
  • マイクに向かってインタビューに答えるように話す

一人で誰もいない場所で,質問に答えるセルフコーチングをえんえんとやる。

これ,思っても見なかったようなアイデアが次々とでてきますよ。

ぜひ,行ってみてください。

なお,このセッションの肝は,「マイクに向かって話す」ということです。

これでものすごく言葉の出方がよくなります。

マイクには,PCMレコーダーがおすすめですよ。

音がいいので,あとからイヤホンなどで聞いた時,声だけがきれいにはいります。

僕は,PodCastもこれでやるときが結構あります。

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更新履歴

2020-7-14 公開

2021-7-17 見出し追記

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