先日,あるブログを読んでいたら,このような文言に出会ってどきっとした。
この記事は,○○ブログ読者のための記事ではありません。
「○○ □□ △△」という検索語でこられた方のために,その問題を解決するための記事です」
ドキッとした。
このかたは,「検索で来られる方のためのロングテール記事,ストック記事」と,「日々のファンとのコミュニケーションツールとしての記事」とを明確に分けておられたのだ。
というよりも,このようなストック記事の方が少ないこと,
そして,読者がいてその読者のための記事を書いていること
このふたつを彷彿とさせる。
この方のブログは,ファンのために書かれていたのだ。
このブログを書き始めてから11年あまり。
僕はファンや固定読者のためにこのブログを書いているという感覚を持ったことがない。
ストック記事ではなく,書き流しのフロー記事(この記事もそうだ)を書くときには,「常体」で,独り言をつぶやくように,書きたいことを書くことが多い。この記事のように。
こんな記事の場合,検索されることなどは考えていない。
こういうのは「noindex」を設定して検索されないようにしている。
ただ,自分が考えたことの記録として書いていた。
ところが,アナリティクスを見てみると,毎日70%近くが新規セッションとなっている。
逆に言えば,30%はリピーターであるということだ。
僕はこの方々を大切にしないといけない。
この方々がまた来てくれる記事も書いていく選択肢も考えないといけないなと思った。
ブログ運営コーチングでは,その大切さを書いている。
アクセスを増やすために,リピーターを大切にし,増やそうと書いているのだ。
しかし,このブログでは検索に重きをおいていたため,そして,そこそこのアクセスはあるため,リピーターを増やすということをあまり考えてなかった。
今回,上の記事を読んだ時,あらためてはっとした。
僕のメインブログはこのブログだ。
20年前にホームページをつくってお互いにコミュニケーションをとって楽しんでいたときのことを思い出した。
そういうことがこのブログでできるのだし,ぜひやりたいのだ。
シニアブロガーとつながりたい。
そうしたら,検索で来ることとともに,一度来られた方とつながりあう記事も書いていきたいと心から思った。
ちょうど時期的に大きくな舵をきったところであり,今後大事にしていきたいことだ。
昨日の積み上げ
上に書いたことで言えば、下のマイクラ攻略日記はいつもコメントをくれるたった一人のファンのために書いてる。
このブログも、今二人のペルソナがいて(実在の方)この方のために書いてる。
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