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【2006年11月15日の記事】リフィルを20年間使い続けてきました

知的迷走日記保管庫

以下は,このブログの前身だったブログに,2006年11月15日に投稿したものです。

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館神blog では、「システム手帳の特徴のひとつは、限りなくカスタマイズできることだ。」

と述べられています。

僕は、そのおかげで、20年にわたって入力し続けた情報を、すぐに使える有用なデータベースとして活用することができています。

僕は、1986年に、山根一眞氏の「システム手帳の仕事術」「スーパー書斎の道具術」という名著にふれ、次のようなメッセージに賛同してシステム手帳を使い始めました。

「情報は規格統一しなければ役に立たない。その実現のためには第1にサイズを統一すること。第二に長期間そのサイズによる情報処理のシステムを継続することである」

情報の規格統一と長期間にわたる継続、蓄積。

これらがいかに強力であるかは、僕の20年にわたるシステム手帳による情報の蓄積とその活用が物語っています。

20年前の必要情報が、いつでも手に触れられるところに、またはほんの十数秒で検索可能な形で保存される。そして活用され役に立っている。

このようなことは、規格統一と長期間の継続、というポリシーがなければ可能ではなかったと思います。

そんなシステム手帳も、僕の情報入力における一つの手段でしかありません。システム手帳は、すべての中心ではないのです。

カード型メモシステム、システム手帳による情報入力と管理、ボイスメモ、テキストメモ。

これらのさまざまな情報の入力の行き着く先は、「山根式袋ファイル」というデータベースだからです。

一番中心にこれがあるおかげで、どんな形のメモであっても最終的にはA4の袋に規格統一されて管理されます。

その意味では、別に手帳の入力方法としてシステム手帳にこだわる必要はない、ともいえます。

しかし、そうではありません。

システム手帳のリフィルという形で情報を入力しておくことで、それは携帯性に優れ、検索性にすぐれ、再利用性にすぐれた、生きた情報となります。

最終的な袋ファイルというデータベースに行き着く前の、まだまだ活用価値のある情報の管理のシステムとして、取り外し自由、移動自由なリフィルのシステムは大変有効なんです。

「20年前の必要情報が、いつでも手に触れられるところに、またはほんの十数秒で検索可能な形で保存される。そして活用され役に立っている。」

これを可能にしてくれたのは、システム手帳の思想でした。

書いたリフィルを、分類し、選択し、あるものは袋ファイルに移動し、あるものはひとつのプロジェクトとしてまとめて最前線手帳に移し、あるものは、再利用するためのデータベース手帳に移し・・・。

そういう手帳のカスタマイズを繰り返すことによって、僕の20年にわたって入力した情報は有用な形で蓄積され、利用されることになったと思っています。

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※写真は、カードに入力した情報を、リフィルに貼って、規格統一したものです。

近頃、システム手帳のリフィル用のプリンタ用紙が店頭から姿を消し始め、システム手帳を使っている人を余り見かけなくなってきた中、とてもうれしい記事でした。

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ちょっと前のブログを見ていたら発見しました。
こんな記事をかいていたんだな。

この中に20年とありますが,システム手帳を使い始めたのは1987年くれだから,正確には19年です。

そしてこの記事を書いてから,もうすでに9年もたちました。

ブレてないです。

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