KDP第2作目を出したとき,Amazonに並んだ自著をダウンロードしてわくわくしながらページを開き,ためしに目次からよみたいところへ飛ぼうと思って目次をタップした途端驚愕。
なんと,目次を押しても何も起こらないのです。
「私は不良品を送り出してしまった!」と大いに慌て,次のような記事を書きました。
結局,私は目次リンクが効かないことを何とかしようとこだわるのをやめました。
- Tak.さんにも同じ不具合があり,致命的なことではないので,そのままにしておられること。
- 目次リンクがきかなくても,kindleのメニューで自動生成されている目次を利用すればいいこと。
- あくまでもIOS番のkindleだけにおこる症状であり,同じものをKindle Paper White で読んでみたらリンク機能が効いたこと。android端末のkindleでもOKという話を聞いたこと(確かめてはいないが)
気持ちはよくないけど以上のようなことから私もそのままにしていました。
ところが,今回,ふとしたことから解決しました。
今つくっている第3作目の原稿ををScrivenerでコンパイルしたテキストそれ自体を開いてみて,うまくセパレーターが機能せずに思ったように改ページされない問題をさぐっていたときのことです。
「はじめに」という章の前に無駄な改ページが入っているわけを調べていました。目次と「はじめに」の間に1ページ,空白ページがはさまっているのです。
これは第2作,「私のシドニー派遣教員日記」でも同じ。
無駄な改ページ記号が「はじめに」の前に自動挿入されていました。
そこで,テキストファイルから直接改ページ記号を削除してでんでんコンバーターでコンパイルしました。
すると,なんと目次リンクがききだしたのです。
びっくりしました。
目次の後に挿入されてしまった空白ページが,目次リンクがきかない原因だったようです。
その後,セパレーターをカスタマイズして,目次の後に空白が入らないようにしましたら,その後のコンパイルでは,目次リンクがきくようになりました。
ということで,KDP作家の方で,目次リンクがきかないと言われる方は,目次のあとに無駄な空白ページがないかどうか確認してみてください。
空白を削除してからコンパイルしたら,目次リンクがきくはずです。
以上,ハッピーKDPライフを!
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