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60親父が有料マガジンをつくって売ってみる~有料マガジンの作り方・販売の仕方・運営の仕方

09-デジタルコンテンツ部

noteをはじめて10年。

膨大なnoteのうち、有料で読んでもらうだけの価値のあるnoteもいくつかはあると思います。
また、記事単体ではさほどのものでなくても、いくつも集まることによって価値が出てくるものもあります。

そこで有料マガジンをつくることにしました。

この記事は、有料マガジンとはなにか、どのようにして作るのか、売るためにはどうしたらいいのか、運営の仕方はどうしたらいいのか、などを各種情報で学び、それをまとめていくものです。

私の学びにしたがって、内容がどんどん成長し、充実していきます。
いつ読んでも「執筆中です」と表示されるはずですし、将来それが外れたときが完成した時ということです。

私の学びに付き合ってくださる方は、これからの長い旅、よろしくお願いします。

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有料マガジンとは何だ?有料ノートや定期購読マガジンとのちがい~基本的な学び

最初にnoteに準備されている「有料マガジン」とはなにか?ということについて確認しておきます。

有料マガジンとは、読んで字のごとく有料のマガジンですが、ここで確認しておきたいのは、いくつも似た用語があり、それらとどう違うのかということについてです。

noteには、有料マガジンの他に、有料ノート定期購読マガジンなどの収益の方法があります。それらの違いは一体何かということです。

まずはここから確認していきます。

 

有料ノート

まず、有料ノートですが、これはノート単体に価格をつけて売るものです。

有料にするのはとても簡単で、記事を投稿するときに「有料」を選択するだけです。

有料を選択すると、価格をいくらにするか、とか、どこまでを無料で読ませるかというラインなどいくつかのオプションがあり、それらを設定することですぐに有料にしてくることができます。

だれでも売ることができるので「自分の記事にお金を払っていただく勝ちはあるのだろうか」というハードルを乗り越えた人は、とても簡単に収益化できる方法だといえます。

 

定期購読マガジン

定期購読マガジンとは、月に1本とか週に一本などの頻度を設定し、月額いくらで購読してもらうものです。

運営からの審査があり、定期購読マガジンを刊行できているということはそれなりのステータスでもあります。

毎月決まった額が入ってくるので安定した収益になりそうですが、逆に言うと、お金をいただくだけの価値のあるノートを、100人であろうがたった一人であろうが出し続けなければならないというところに注意が必要です。

私は月2本、2万字以上の文字数の定期購読マガジンを半年続けて廃刊にしました。

廃刊後も、買ってくれた人たちは過去のマガジンを読むことができます。

 

有料マガジンとは

これらに対して、有料マガジンとは、マガジン単体を有料にすることです。

一旦購入すれば、その後にノートが何本追加されてもずっと読むことができます。

作り方は、これまで書いたノートから人気のあるものなどをまとめてアーカイブするという考え方でつくるという考え方が多いようです。

 

マガジンやノートや定期購読などで混乱してしまう要因

上のように書けばうまく説明できそうですが、実はそうではありません。
運営したり、これからつくろうかと思ったりした時、頭にいろんなはてなが出てくるのです。

「有料ノートにして単体で売ったらいいのか?それとも何本もまとめて有料マガジンにして売ったほうがいいのか?」

「有料マガジンに有料ノートをまぜてもいいのか?」

「定期購読マガジンをやめたあと、それらの記事を単体の有料ノートとして売ってもいいのか?」

など、いろいろとこんがらがるんです。

そうなってくると、有料ノートをつくろうとか、有料マガジンを作ろうとかいう気持ちにストップがかかってしまうんですね。

 

そこで、今回これらの疑問にも答えていきながら学びを深めていきたいと思います。

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有料マガジンの作り方(操作編)

有料マガジンを作るのはとても簡単です。

設定画面から「マガジン」を選びます。

マガジンのリストの一番上にある「マガジンをつくる」を選択

 

販売設定の画面から「有料(単体)」を選択

 

必要事項を記入し、販売価格を入力

 

必要事項を記入して、「公開」を選択後「作成」を押します。

 

基本的にはこれだけで有料マガジンをつくることができます。

しかし、これはあくまで操作面での簡単さであって、つくるためには様々な心の難関をこえなければなりません。

いくつか示してみます。

 

有料マガジンの価格の付け方がわからん・・・

多くの人が立ち止まるポイントの一つはこれ。

いったい、自分のマガジンにいくらの値付けをしたらいいのかがわからないんですよね。
ここで怖気づき、やたらと低い価格をつけてしまいがちです。

これはもう仕方ないですね。最初はそんなものです。しかし、一度作って売ってみれば、周りの人のマガジンも見えてきますし、評判などの手応えもわかってきます。すると、だんだん自分のつくったマガジンの価値がうっすらとわかってきます。

そうしたら、価格を上げたらいいんです。価格はあとから変更できるんですよ。

なので、最初は安くしておき、口コミなどがたまってきたら段階を経てだんだん上げていくという戦略的な値付けをすることも可能です。

 

とにかく、一度安くてもいいので思い切って値付けをし、有料マガジンを売り出してみるべきです。そうしたらいろいろわかってきます。

 

有料マガジンに何を書いたらいいかわからん・・・

「さあ、これから有料マガジン作るぞ!」と思ってゼロからつくるというのではなく、一般的にはこれまで書き溜めたノートを集めてきて作る方が自然にできます。

これまでに書いたノートを見直してみて、お金を払ってもらっても良さそうだというノートを数本見つけてきて、新しく有料マガジンを作ってそこに放り込めばいいでしょう。

一番わかりやすいのは「アーカイブ」としての有料ノートでしょう。これは自分が連載しているなにかのテーマがあれば、書いたノートをどんどん有料マガジンにアーカイブしていくんです。
そして、新しいノートの一番下に「有料マガジンでは、過去の連載を全部読むことができます」と誘導のリンクを貼るんですね。
これならノートを書いている人はだれでもできますね。

 

また、マガジンを作っているのなら、マガジン自体を有料化するというのもわかりやすい方法だと思います。マガジンは後から有料にすることができるからです。
あ、有料マガジンを無料に戻すことはできませんよ。なぜならすでにお金を頂いている人がいるのに、それをあとから無料にしたら申し訳ないですからね。

 

有料マガジンって、あとから記事をふやせるのかな・・

いったんつくった有料マガジンには、あとからノートを増やしていくことができます。

上の項目で「ノートをアーカイブする」というのがありましたが、あれがまさに後から有料マガジンにノートを追加していく方法です。

有料マガジンのいいところは、「一度買ってもらえば、あとから追加するノートは全部読めますよ」といえるところですね。

 

逆に、あえて増やさないこともできます。

「◯◯マガジン第1集 2022年11月~2023年11月のまとめ」のようなマガジンは、2023年の11月以降のマガジンを追加することはありませんよね。

新しい有料マガジンの巻数を増やしていく作り方です。

そのような有料マガジンの作り方もできますね。

 

有料マガジンに有料ノートを混ぜるとどうなるの

100円の有料ノートを10本入れた有料マガジンを700円で売るとします。

その場合、100円でその有料ノート単体を買うのか、有料マガジンを買って他の有料ノートも一緒に読むのかユーザーが選べるようになるんですね。

100円しか財布にない人は単体で買うでしょうが、この場合、100円のノートが10本入って1000円のところ、700円で買えるのですから、マガジンで買う人が多いでしょう。

また、だいたい、有料マガジンはあとからノートが増やされていくので、それはそれでさらにお得となります。

 

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有料マガジンの作り方(テーマ編)

操作の仕方はわかった。次は、何を有料マガジンにしたらいいのか、ということについて考えます。

実際にノートで有料マガジンを売っている人のテーマを見てみると、次のようなものがあります。

 

教科書

先日、ある情報商材を買ってみました。それは、「◯◯のしかた」というノウハウの商材です。

第1章、第2章・・・という感じでノートが別れていて、終章まで数本のノートからなる有料マガジンです。

一度買うと、その後追加されるノートは無償で読むことができます。

noteでの情報商材の売り方は「有料ノート」として、つまり一本のノートとして売られるのが一般的なのかと思っていましたが、このようなマガジン形式で売られているものははじめて買いました。

このような教科書的な有料マガジンは、章がノートとして別れていることによって、読みたいものにアクセスしやすいですね。

また、ノートが追加された場合もそのノートだけ読むことができます。

教科書的なテーマを有料マガジンにするのはとてもよい考えだと思います。

 

アーカイブ

一度無料のノートとして公開していたものを、有料マガジンとしてアーカイブするという方法です。

なぜ一度無料で出したものを有料にするのか。

それは、「情報はまとまっていることに勝ちがある」ということです。自分のノート全体の中に散らばっている、あるテーマのノートたちを集めて一気に読んだり、そのテーマだけに集中して読んだりすることなどがしやすくなります。このことに価値をつけるわけですね。

ノートに発表してきた無料マンガをまとめ読みできるように有料マガジンにしたものなどもこの考え方ですね。

 

有名な人なら、それぞれのノートの内容がどうでも、有名な人が書いたということだけで価値があるので、有料マガジンにアーカイブすると売れるでしょう。

わたしたちのような無名の人たちはなんでもまとめれば売れるというわけではないでしょう。しかし、もともとの無料ノートにそれなりの価値があれば、それをまとめて有料マガジンにするというのはいい方法だと思います。

「それなりの価値」とは、専門的な内容だとか、ノウハウだとかですが、「やたらとよく読まれた」というものもよさそうです。そこには自分の気づいていない何らかの価値があるからです。

 

新聞、雑誌 週刊誌

最初に「有料マガジン」として箱をつくっておき、そこに定期的にノートを追加していくというマガジンがあります。

まさに新聞、雑誌のようなマガジンです。

何らかの媒体で活躍している人たちが、資金の足しにするために活動の様子や今後の予定などを有料マガジンで公開していくというような活動のために使われていることがあります。

クラウドファウンディング的な使い方といってもいいかもしれません。

なんらかの明確なゴールを立ち上げて、そこへむかって進んでいくプロセスを読者と一緒に共有していくといえばいいでしょうか。

無名の人がやるなら、プロセスエコノミー的なこのやり方も良いのではないかと思います。

例えば、はじめてなにかに挑戦するから、その資金をお円してもらうために有料マガジンを立ち上げ、見事にゴールしていくまでの様子を見せるといった劇場型のやり方ですね。

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有料マガジンを作る (実践編)

いよいよ有料マガジンを作るときが来ました。

これまでノートに「イラスト副業」という名前のマガジンがあり、その中に86本のノートを入れていました。

いくつか有料マガジンに移したあとにキャプチャしたので79本に減っています

 

「イラスト副業」マガジンに入っているノート一部

 

今回有料ノート「ノン・イラストレーターのイラスト副業~Midjourney に外注してストックイラスト副業する方法」を公開しましたが、上のノートの内容はこの有料ノートの内容として掲載しているため、今回有料にすることにしました。

有料ノート 

 

有料マガジンを作るための考え方

今回は、すでにノートが何本もあるので、それらをまとめて有料マガジンに入れることにしました。

しかし、単体で解体人もいるかも知れないので、単体を有料ノートにして、それを有料マガジンにまとめることにしました。

こうすることで、この記事を買う人は、note単体で買うか、それともマガジンでまとめて買うか選べるようになります。

 

まずは有料マガジンを作る

「有料マガジンの作り方(操作編)」で解説した方法で、有料マガジン「Midjourney▶イラストAC収益化のヒント集」という有料マガジンを作りました。

価格は1,000円としました。すでにノートを入れた後にキャプチャしたため、note数は10本となっています。

100円の有料ノートを10本いれているので1,000円ですが、中には200円のノートもありますし、このマガジンでしか読めない無料ノートもいれていきます。
また、さらに有料ノートも増えていきます。

なので、1,000円は今のところ妥当と考えています。

ノート数が増えたら2,000円に値上げするということもできます。

 

これまで書いてきた単体を有料にする

まずは、これまで書いてきたnoteを有料化します。

今回は、下の「イラストAC合格クイズ」です。

3つのnoteがあるのですが、それぞれが500文字くらいで有料にするには少ないかなと思いました。

そこで3つのnoteをあわせて一つのnoteにし、1,000文字以上にして100円とすることにしました。

 

まずは、noteを開いて編集画面にし、有料化へのお断りを追記。

何度も使うので、Googleドキュメントにお断り文を保存して使いまわします。

 

有料になりました。

100円と表示されています。

  

公開設定では、販売価格を決めます。「有料」にチェックを入れて100円としました。「返金設定」は「受け付ける」にします。受け付けるようにしておいたほうが、買うほうが安心して買うことができるからです。

 

有料マガジンに追加し「追加済み」にします。

ます。現在のままでは無料のマガジンにも「追加済み」が入っていますので、「イラスト副業」の「追加済み」を外します。

「イラスト副業」の「追加済」が解除された

 

終わったら、「有料エリア設定」となります。

どこから有料にするのかラインを選びます。

今回はチラ見せにしたいので、以下の場所にチェックを入れました。「ラインをこの場所に変更」というボタンをクリックすることで、「このラインより先を有料にする」に変わります。

以上で、有料ノートをつくるとともに、それを有料マガジンに入れました。

 

無料のまま有料マガジンに移す場合

今回は、このnoteを有料化します。

 

まずはお断りの追記。

 

noteの編集画面には、文字数が書かれています。

たった744文字しかないし、なんらかの解決が書かれているわけでなく、したことしか書かれていないので、このnote自体は有料としないことにしました。

しかし、マガジン設定で「有料マガジン」を選んだので、このnoteを読むにはマガジンを購入する必要があるという表示が出るようになります。

有料マガジンを選んだら、単体は無料でも、試し読みエリアをつくる表示が現れます。

設定を完了すれば、有料マガジンで読める無料noteとして保存されます。

有料マガジンを売るために

以下追記

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