2024年9月、私は初めてのUdemy講座をリリースしました。
総時間5時間15分の講座を、独学で2ヶ月かけて完成させることができました。こ
の記事では、その過程で学んだことや成功のポイントについて共有したいと思います。
目次
きっかけと目標設定
この挑戦は2024年4月に始まりました。
ある配信者の影響を受け、Udemy講座の制作が自分のゴールだと確信したのです。
これをきっかけに、コンテンツクリエイターとしての道を歩むことを決意しました。
独学での講座制作は、予想以上に大変な道のりでした。
Udemyの講師登録から始まり、サイトの使い方を学び、講座の企画、資料作成、収録と、一つ一つの作業を手探りで進めていきました。
未経験であることから、次のような課題がありました
- 講座制作の基本的な進め方がわからない
- カリキュラムの構成方法の見通しが持てない
- 動画の適切な長さの把握に時間がかかった(当初20分で撮影していたものを7分程度に調整)
最後まで作り上げられた3つのポイント
こんな状況の中でなんとか2ヶ月間継続することで最終的に仕上げることができたのは以下のようなことをすることができたからだと思っています。
1. 明確な目標を掲げ、宣言する
まずは、メルマガや音声配信で、Udemy講座制作を自分の目標として宣言しました。
はじめてなにかに挑戦するときには、どうしても怖気づいてしまいます。
そして足がすくみ、せっかくの取り組みを途中でやめてしまうことがよくあります。
特にその取組が長丁場になるようなときには、「宣言」することが一番であるように思います。
宣言すると、あとに引けなくなるからです。
僕もよく宣言していますし、人にも勧めています。
。
2. 学習過程の発信
日々の学びをブログで発信していきました。
学びの発信は、ブログを育てていくうえで大きなコンテンツになります。
なので、人にもお勧めしています。
これを自分でもやりました。
特に、他の講師の講座を4本ほど購入し、セクションの分け方や講義の長さなどを研究してわかったことを、ブログやメルマガ、音声配信などで発信しました。
これで、人の役にもたてますし、何より振り返りになります。
学びを伴う未経験の取り組みにおいて、その学びを発信するということは、「学びの定着」「学びの振り返り」「学びの共有」「コンテンツの蓄積」など、よいことがたくさんあります。
3. 継続的な取り組み
長い取り組みにとって、「途中でやめない」ということがとても大事になります。
やめないためのさまざまなやりかた、ツールを知っておくと最後まで続けることができるようになると思います。
私がやったことは次の通り。
- やらない日を作らない
毎日の時間確保
忙しい日でもたった1分でもやる - 週次レビューの実施
目標に照らして進捗計画を作る
毎週、進捗を確認し、先週どこまでできたのか、今週はどれだけ進めるのかを検討する
もし結果的にやらない日ができてしまったら、がっかりする必要はありません。
仕切り直しです。また再開すればいいのです。
YouTube動画をつくる方が難しいことへの気付き
興味深い発見がありました。
それは、Udemy講座はYouTube動画制作よりも少ない手数やで作れるということです。
- 有料コンテンツのため、視聴者の学習意欲が高い
「視聴維持率」を気にして随所に維持のための工夫をしなければならないYouTube動画ですが、Udemyの講座はその必要がありません。 - サムネイル制作も不要
YouTube動画の場合、1本毎に目を引くサムネイルを工夫して作成しなければなりませんが、Udemyでは「コース」にサムネイルを1つ作っておけばいいのです。
あとは、動画を順にすすめていくことになるため、1本毎のサムネイルは不要です。
YouTube動画の作成経験がある人にとって、Udemy講座の作成はとてもハードルが低いのです。
最初の作品は、ミニマムなものでいい まずはサクッと作って公開
初めての講座は2ヶ月かかりましたが、この経験を活かせば次回は1ヶ月程度で制作できそうです。
最も重要な学びは、「まずは作って公開すること」です。
Udemyのコースの最小要件(5-10分の動画が5本以上で総時間30分以上)を意識し、まずは小規模な講座から始めるのが良いと思います。
時間を書けて大作をつくるよりも、まずは経験や知識を得ること¥が大事だからです。
私の場合は結果的に41レクチャー、5時間以上の大作になりましたが、これは必ずしも初回の講座としては最適ではなかったかもしれません。
以上、これからやってみようと思っている方に参考になると思います。
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