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フォレスト出版のプロデューサが教えるあなただけのコンテンツビジネスの作り方

読書部

コンテンツビジネスに関心があり、手当たり次第に本を読んでいます。

ほとんどが内容の薄い,もしくは軽い、はたまたChatGPTに作らせたであろう本ばかりでしたが,ようやく読み応えのある本に出会いました。

書かれている理屈はすでに知っていたり実践したりしていることが多かったのですが,読みごたえがあると思ったのは,「フォレスト出版のプロデューサー」ということからくる権威性や信頼性からではなく、具体例を自分の経験で説明していたからです。

やはり自分の経験に基づく論稿はとても学びがいがあるものだと思います。

この記事は、しばらく追記し続けます。

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売れるコンテンツの3つの共通項とは

著者は、売れるコンテンツには3つの共通項があると言います。

それは、

希少性、再現性、市場性

  • 希少性は、自分だけにしかつくれないということ
  • 再現性は、その通りにやれば誰にでもできるということ
  • 市場性は、それに需要があるのかということ

この本は、これらの中でも「希少性」について書かれています。

 

希少性を生み出す3つの「ドリブン」

「ドリブン」とは「それを元にして生まれるもの」と考えればいいようです。

この本では、「仕入れドリブン」「実績ドリブン」「MSPドリブン」の3つについて書かれています。

仕入れドリブン

仕入れドリブンとは「仕入れたものをもとにしてコンテンツをつくる」ということです。

例えば、セミナーや本など優良なコンテンツに参加したり購入したりして、それを元に学んだことを自分なりに加工して販売することです。こうして、自分なりの希少性を作り出します。

実績ドリブン

実績ドリブンとは「実績をもとにしてコンテンツを作る」ということです。

なにか頑張って実践し、何らかの成果を出し実績を作ります。この実績を元にコンテンツをつくれば、そこには希少性が生まれます。

MSPドリブン

MSPドリブンとは、「Me Selling Proposition」、つまり「個人の私らしさ、私にしかない強み」をストーリーとして語り続け、反響があったところをもとにコンテンツをつくっていくということです。

中でもMSPドリブンについて多くのページが割かれています。

 

この柱を元にこの本の内容が展開されていきますが、ここまで読んで、かなりワクワクしますね。どれもできそうに思います。

特に、MSPドリブンについては、ページ数もかなり咲かれていることで実に読み応えがあるとともに、学びが多い箇所になります。

自分のストーリーを語り続けるという手法は、SNSとの相性がとてもいいでしょう。

 

「自分のコンテンツなんてとてもつくれない」というブロックをこわしていく

世の中には、「自分にはとても人に教えるようなコンテンツなんてつくれない」と思っている人が大半なので、そのブロックを壊せた人だけがコンテンツをつくって販売することができ、収入を得ることができるわけです。

ではどうしたらいいのかということについて、細かに解説してあります。

まず最初に解説してあるのは「仕入れドリブン」という考え方。

本や動画、教材などのコンテンツを仕入れ、

勉強して身につけた知識を、自分なりに加工して、販売する

位置: 201

・・というコンテンツの作り方です。

はっきり言って、この作り方なら誰でもコンテンツを作ることができます

本を読んだり、動画を見たりして学んだことを自分でもやってみたらこうなった、とまとめればいいわけですね。

そんなのでいいの?と思うかもしれませんが、いいんです。

「自分で考えたんだ」というのではなく「誰さんが発表し、販売しているこのやり方」とはっきりと宣言してからその実例を自分の経験として述べるわけですから。

むしろ、販売者さんにとっては、自分の提唱した方法が実際に役立ったという事例を広めてもらうことにより勝手に販促をしてくれるわけですから、逆に感謝されることになります。

また、読者にとっても「実際にはどうなの?」ということについての具体例を知ることができ、役に立ちますから、そこに価値が生まれるわけです。

これは、わかりやすく言うと、商品の購入と使用のレビュー記事と同じですね。この商品を使うとこんなことができた、ということを書いて読んでもらい、アマゾンや楽天などへのリンクを踏んでもらってアフィリエイト報酬を得たり、アドセンス報酬を得たりするのですから。

それをブログ記事という形ではなく、有料動画や有料マガジン、有料ノートなどの形で販売するわけですね。

こう考えると、自分のコンテンツを作るということへのハードルはかなり下がるんじゃないでしょうか。

 

また、後でコンテンツにするぞ、という思いで学ぶと身につきやすいですね。

仕入れドリブンの考え方を採用すると、はじめから「アウトプットして売れているコンテンツ」を学んでいくので、「どうアウトプットすればいいか」が明確な状態で知識を仕入れていくことになります。仕入れドリブンに基づいて身につけた知識は、無駄になりにくい わけです。

位置: 234

 

そうはいっても、「他人のふんどしで相撲を取っている」というような感覚になることもあると思います。しかし、いつまでもそうではありません。何度か繰り返していくうち、その経験はまごうことなき自分の経験、知見となり、そのうち、そこから本当の自分のコンテンツが生まれるということになるからです。

 

他人のコンテンツを学んで自分の動画を18本出した

この「仕入れドリブン」という考え方で世の中を見回してみると、結構Youtubeの世界で見られるやり方がわかりやすいです。

誰かが出した動画を見て、それに基づいて自分の考えを発表したり、自分でもやってみたリと行った動画がよくありますね。

ガジェット系やアプリの使い方系の動画にはよく見られます。

 

自分がこれまでつくってきたコンテンツを振り返ってみても、けっこうあるなと思います。

その中でもわかりやすいのが、この一連の動画「Notion勉強日記」です。

Notion勉強日記

これは、万能メモアプリである「Notion」の使い方を学んでいる時、同じような初心者にむけて、私がわかったことをまとめていけば価値があるだろうと思って撮った動画で、全部で18本もあります。

とても人気があり、中には7,000回再生された動画もあります。

この動画をつくったことで、登録者が30人ほどのチャンネルが、たった一ヶ月で600人を越えました。

この動画は、自分で発見したことをもとにつくったわけではありません。Notionというアプリを自分でもやってみた、という、まさに「勉強して身につけた知識を、自分なりに加工して、販売する」という方法です。

販売はしていないけど、これらをまとめて限定公開にし、販売することもできます。

 

このようなコンテンツの作り方に、著者は「仕入れドリブン」という名をつけています。

だれでもできるコンテンツ作りの考え方ですね。

※ 執筆中。以下追記します。

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