記事内に広告を含む場合があります。

Kindle本を上位にするために気をつけるべき5つのポイント

03-Kindle出版部

現在,5冊のKindle本を出していますが,そのうち2冊がよく読まれています。

それぞれ画像をクリックできます。

50歳からのブログ運営戦略
50歳からのブログ運営戦略2

それぞれ,ジャンルの1位を獲得することができました

■倫理・道徳の売れ筋ランキング1位

■小規模ビジネスに関する電子書籍で1位

 

現在,売れ筋上位をねらった3冊目の本を出版しようとしています。

すでに出版している本ですが,それを取り下げ,上の2冊で学んだことを生かして大幅に描き直し,再出版しようとしています。

その5つのポイントとは

  • 検索されるタイトル
  • 中身がわかるタイトル
  • 誰に向けて書いたのか,対象者を明確にする
  • 的確な分量
  • 売れ筋本のデザインを生かした表紙

以上のことについて詳しく解説します。

 

Kindle本は検索されるタイトルをつけること

本には,「検索される」言葉が入ってイなければなりません。

どういう言葉で検索されたいのかを考えてつける必要があります。

読者が,私達が書いた本に出会うためには,検索で表示されなければなりません。

また,おすすめに出ることによっても出会うことができます。

検索もおすすめも,どんな言葉がタイトルにあるのか,ということによって決まります。

この本「50歳からのブログ運営戦略」は,「50歳」「ブログ」「老後」「不安」という言葉がタイトルと副題に入っています。

キンドルストアで,読者がこれらの言葉で検索された時に表示されることによってこの本に出会ってもらうことをねらいました。

この記事の執筆時点んでは「ブログ」という言葉で,1ページ目に表示されています。

検索されてほしい言葉で上位に表示されることによって,多くの人から読んでもらえるということですね。

 

Kindle本は中身がわかるタイトルをつけること

僕が最初に出した本は「25年前からのパソコン通信」というタイトルでした。

このタイトルを見て,中身に何が書いてあるかわかる人は,相当な超能力者ではないでしょうか。

「検索してほしい言葉」を意識してつけたタイトルではないので,出会い自体は少ないのですが,「パソコン通信」ということばっで検索した人には表示されるかも知れません。

しかし,問題はそこからです。

その人が知りたいのは「昔のパソコン通信ってどんなものだったのかな」という思いのはずです。

「パソコン通信とは」とか「25年前のパソコン通信の実情」というタイトルなら,すぐに読んでみたくなるでしょう。

しかし,「25年前から」となっています。

どういうこと?ってなりますよね。

「25年前からパソコン通信がくるのか,SFなどの物語なんだな。じゃ,僕がしりたい内容のほんじゃないな」

そう思われるようなタイトルだったのです。

実際のこの本の内容は

  • 25年前の海外引越の様子
  • 25年前のシドニーの生活のようす
  • パソコン通信で日本におくった生活や仕事のレポート
  • オーストラリアの自然のようす

・・・・など,てんこもりだったのです。

かろうじて,これらのレポートをおくる手段として「パソコン通信」ということは出てきますが,それが主たる内容ではありませんでした。

つまり,書いてある内容とタイトルとが乖離していわけですね。

むしろ,上のリストに上げた内容に小分けして,数冊の本に分けて出したほうがよかったでしょう。

 

それに対して「50歳からのブログ運営戦略~老後の不安をゼロにする」というタイトルは,50歳になったら,戦略的にブログ運営をすることで,老後の不安をゼロにしましょうという内容が的確に表されています。

Kindleで読んでもらうためには,「あなたの知りたいことは,この本にしっかりと書いてありますよ」というような,内容を明確に示すタイトルであることが必要です。

 

誰に向けて書いたのか,対象者を明確にする

どんな内容を書くのかということは,「誰に向けて書くのか」ということとセットになります。

同じ「ブログの運営の仕方」を書くのでも,

  • 初めてブログを書く人に向けて書くのか
  • さらにブログのアクセスを伸ばそうとしている人に向けて書くのか
  • 老後の不安を持っている人に向けて書くのか

これらはすべて内容が異なります。

この対象者を決めていないと,「ブログの運営の仕方」の内容をすべて網羅してしまい,初めて書く人にも,経験者にも,老後の不安を持っている人にも全てにあてはまる内容を書いてしまうのです。

そうすると,この本を見た人は,「自分に向けて書かれた本じゃないな」と思ってスルーしてしまうことが多くなります。

僕の最初の本「25年前からのパソコン通信」もまさにそんな本でした。

  • 海外引越ってどうやるんだろうと思っている人へ
  • ドニーの生活のようすを知りたいと思っている人へ
  • パソコン通信ってどんな事ができていたのか知りたいという人へ
  • オーストラリアの自然のようすが知りたいという人へ
  • アボリジニの文化を知りたいという人へ

まだまだ盛り込まれています。

誰に書くのかが明確にされていなかったので,内容もてんこ盛りになり,タイトルを付けることにものすごく苦しんだのでした。

この本は,誰に向けて書いたのかを僕自身がわからないままだったので,出版して1年経ったときにはだれからも読んでもらえなくなっていました。

 

的確な分量

有名な人の書いた紙の本が電子書籍になったものと,個人の書いたKindle本とは根本的にちがいます。

有名な人の書いた電子書籍は,分量は10万字を有に超えます。紙の本が読まれるときのように,何日も書けて竿牘してもらえることが多いです。

ところが,個人の書いた電子書籍はKindle Unlimitedで読まれることを想定した人が多いです。

無料で読まれるだけに,「つまみぐい」のような読み方をされることが多いのです。

どこのだれかもわからない人が書いた本ですから,よほど面白くないと最後まで読まれないと思っていいでしょう。

事実,あなたもそういう読み方をしていませんか?

最後まで読まないままのKindle本がライブラリに何冊もあって,次の本を読む時に一番に返す候補になっているような本が。

 

電子書籍は,紙の本に対するものではなく,ブログと比べるものだと考えたほうがわかりやすいです。

少し分量の多いブログ記事を読んでもらうつもりで書くと,空いた時間にさっと読了してもらえます。

そのための適切な分量は,文字数として1万5千字から2万字といわれているようです。

僕も,「これが本かな?」と思うような分量が少ない電子書籍を読み始め,1時間で読んでしまいました。

その本がちょうど1万5千字くらいだったのです。

その本は,4万字も5万字もあったら,途中で放り出していたと思います。

内容は悪くなかったけど,そんなに長く付き合うものでもないなというような感じでした。

 

僕は,来週「知的生活のつくり方」という本を再出版します。

最初に出したときは,7万字を超えていました。

Kindleのレポートを見ると,全く最後まで読まれていないことがわかったので,今回4万字にまで減らして再出版しようとしているのです。

4万字なら,なんとか1時間位で読んでもらえそうです。

 

サクッと1時間ほどで読んでもらう分量のいいところは,なんども読んでもらえるというところです。

僕の「50歳からのブログ運営戦略2」は,文字数を4万字以下に落としました。

知人が読んでくれて,「1時間位でさっと読めたから,今2回めに入っています」と教えてくれたのです。

なるほど,適切な文字数というのは,このようなことかと思いました。

 

Kindle本に挑戦するときには,本ではなく,むしろ少しボリュームの多いブログ記事を書くつもりで書いてみるといいでしょう。

 

売れ筋本のデザインを生かした表紙

表紙は、外注した方がいいです。

自分で作るとどうしても素人っぽさが出てしまうからです。

Kindleストアの上位にある本は、みんなデザインがしっかりしてますよね。

逆に,デザインが素人っぽいと、それだけで読もうという気になってもらえないですね。

 

僕は一応イラストレーターでもありますから、なんとか自分の腕を磨くつもりで自分で作りました。

でもゼロから作るのではなく,売筋上位にある表紙をいくつも見て,プロっぽく見える要素な何かを拾い出して、それを入れ込んで作りました。もちろんパクリはダメですよ。

 

応援

最後に、ひとつ付け加えたいと思います。

それは,応援です。

 

今回の出版にあたっても,出版前からモニターさんたちが熱心に応援してくれました。

出版後は,無料キャンペーンをTweetして、確,たくさんの方がダウンロードしてくれるように拡散してくださいました。

また、販売ページでレビューを書いてくださり,販売初期の勢いをつけてくださいました。

これがあったおかげで、ジャンルでの売筋1位を取ることができたのです。

 

攘夷になるためには,応援をしていただくことが本当に大切だと思います。

このような応援をいただくためにはどうしたらいいのでしょうか。

それは,SNSでの日頃からのお付き合いを大事にすることだと思います。

お互いの挑戦について,日頃から応援し合う関係ができていることで,自分が何かに挑戦した時にモニター担ってくださったり,レビューを書いてくださったり,キャンペーンの拡散をしてくださったりしてくださるようになります。

 

応援を得るために応援するのではありません。あくまで,自分が人を応援する。これが先です。

先に相手にとってよいことをするということに徹するということですね。

自分が応援するからその見返りに・・・などという下心は持たないほうがいいと思います。

あくまでも,よい交流を続けた延長として,応援してくださることがある,と思っていたほうがいいでしょう。

(執筆中)

コメント

タイトルとURLをコピーしました