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ショート動画のすすめ~2022年は、ショート動画の時代に
ショート動画のことをご存じでしょうか。
昨年のいつごろからか、スマホでYoutubeをみていると、おすすめ動画の中に、一か所縦長動画のおすすめが始まっていました。
たとえば,下は僕のスマホでのYouTubeのトップ画面に表示されたショート動画です。
たまたま,僕のショート動画が表示されてました’(左のガンダムの方)
まるでTikTokのような外観のYoutube動画。
これがショート動画と呼ばれるものです。
まさにTikTokを意識したもので、TikTokのユーザー数を根こそぎYoutubeへ連れてこようという現れです。
この流れが,2021年から急速に起こり始めています。
そして,2022年は,このショート動画がぐんと伸びるでしょう。
だれもがショート動画を投稿するようになるのです。
ショート動画とは
ショート動画とは1分程度の短い動画です。
起承転結のある内容の深いコンテンツではなく、一瞬の面白さや知識が提供されます。
視聴者が一つの作品に長く付き合うことを好まなくなってきている現代のニーズにドンピシャにはまるジャンルです。
スマホに,表示されたショート動画を見て,「何これ?」と思ってタップし,気づかないうちに延々と見てしまっていたということありませんか?
このショート動画の需要は年々高まってきていて、全世界で1日に65億回(2021年7月現在)再生されている状況です。
この需要をうまく取り込んだのがTIkTokなのですが、YouTubeはそこに参戦してきているんです。
ショート動画が増えてきた理由
一般的に、YouTuberはショート動画を作ることを好みません。
それは、たった1分程度のショート動画は,年間4000時間という、パートナーでいられる条件をショート動画が満たしにくいからでもあるし、短い動画の中には広告を入れづらいからでもあります。
しかし、動画の需要が確実に伸びてきている状況から、そんなYouTuber達にもショート動画をつくるメリットが示されました。
昨年、ショート動画での収益が得られるようになったのです。
アマゾンが展開している本の読み放題のプラン、kindleアンリミテッドと同じように、動画が再生された「回数」により収益が積みあがっていく仕組みが取り入れられたんです。
一般的な動画では、これまで「視聴時間」が大事でした。10分,20分の動画を最後までじっくりと見てもらうということが大事だったんです。
そして,その間,広告を入れることができます。
長く見てもらい,其の中の広告を見てもらう。
これがこれまでの動画づくりのスタイルだったわけですね。
しかし、ショート動画では「再生回数」が収益の基本に置かれているんです。
これは、同じ動画を繰り返し見てくれれば再生回数が増え、収益が積みあがるということを示しています。
そこで,YouTuberたちも参戦するようになってきたようです。YouTubeからのショート動画作成へのオファーなどもあったかもしれませんが,そういうわけで,多くのTikTokerたちもYouTubeに流れてきている状況です。
このまれるショート動画とは
ということは、たった1分というショート動画のつくり方に大きな示唆を与えてくれます。
くせになり、何度も繰り返してみてもらえるような動画をつくることです。
事実、おすすめに表示されるショート動画は、そのアイデアに感心してうち延々とみてしまうものがよく見られます。
エンドレスに繰り返されるようなつくりになっているものもあります。
たくさんの人が,ショート動画に参入する時代
このショート動画のもうひとつの特性は、YouTubeのパートナーである必要がないということです。
つまり登録者が1000人いなくても、極端な話、何時間でも繰り返し見てもらえる1分の動画を投稿しさえすれば、収益を得られるということでもあります。
こういう状況は,ショート動画をやってみたいという意欲を換気することにもなっています。
このような戦略により、YouTubeはショート動画に参戦する人たちをたくさん獲得することができました。
これまでショート動画などつくっていなかった有名YouTuberや、アイドルたちがショート動画を上げ始めたのも、このような流れの中でプロモーションを行っているわけですね。
そして、ショート動画のおもしろさや、可能性、ハードルの低さなどをアピールさせているということが言えます。
ショート動画は、私たちにとって、収益を上げる以上のよさがあります。
ショート動画で収益を得るといっても、よほどバズらなければ大した額にはならないわけですので、これから始める人は、あまりショート動画で収益を得ようと思って始め内容がいいように思います。
あまりにも得られる収益が少ないので、心が折れかねません。
Vlogをやりやすくなった
そこで,これからショート動画を始めたいと思っている人は,収益を得るということではなく、Vlogをすごくやりやすくなったと考えるといいと思います。
例えば、下に1日の再生数の変化を示してみます。
これは、1月19日20時の再生回数です。
ちなみに朝8時の時点では、上から3回、80回、130回でした。1日でかなり再生されています。
そして、今朝7時の再生数です。
夜から朝までの一晩に、かなり再生されています。
一番上から順に、110回、21回、80回再生数学増えています。
これは、一般人のVlogにしてはかなりの増え方です。
たった一分の、特にすごい内容の動画でなくてもこれだけみてもらえるんです。
動画に興味がある人が最初にVlogのショートに動画から入るのはとても良い始め方だと思います。
ショート動画のつくり方
ショート動画は,すぐにでもできます。
ネタの選び方
ネタはどこにでも転がっているといっても過言ではありません。
■ おもしろいもの
たとえば、僕は近頃このような動画を上げています。
近くに副業商業施設が建つのですが,そこにガンダムの等身大立像が建てられているんです。
それを見に行って撮ってきただけ。
「お,なんかおもしろいものがある」と思ったらそれを撮って投稿すればいいんです。
この動画はiPhoneの動画作成アプリで文字を入れてるけど,入れなくてもかまいません。
撮ってそのまま投稿できる気軽さがあります。
■ 定点観測
また,近くのビルが建っていく様子を定点観測として定期的に投稿しているものもあります。
なんの工夫もない、ただの状況の報告です。
でも、こういうものが価値があるのです。
もう二度とみられない風景を残しているわけですから。
以上のような、日常のスケッチのようなもので良いですので、メモのつもりで始めてみると良いでしょう。
つくり方
道端で見つけたおもしろいものや、普段見ている何気ないもの。
こういうものをスマホ1分ほどとって、そのまま投稿。
これだけで、世の中に価値ある映像をのこすことができるんですね。
かける時間は撮影に1分。
投稿時の説明やタイトル記入に1分
そしてアップロードに1分。
3分あれば、投稿できてしまうとショート動画。
昨年から始まったこのショート動画の風は、2022年に大きな風になっていくと思います。
この機会にぜひショート動画の投稿をはじめてはいかがでしょうか。
次回は,実際の投稿の仕方について解説したいと思います。
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