知的生産としての情報発信において、ユーザーの信頼を得るためには
- 正確さ
- 誠実さ
- 反応の良さ
などに加えて、もう一つ重要な視点があります。
それは、
「いつもの時間のあの番組というような気持ちを持ってもらう」
ということです。
「いつものことをいつもの時間にで」
YouTuberのヒカキンさんは、ほぼ毎日動画を上げています。
小中学生がターゲットとのことですから、配信時刻もたしか午後7時とされているということを読んだことがあります(調べてもわかりませんでしたので、著書の中にあるのかもしれません。)
時間はともかく、毎日この時間に、というのは視聴者に安心や安定感をもたらしますので、信頼がましますよね。
ファンになってもらいやすいと思います。
何かの情報発信をするときは、この「いつものことをいつもの時間に」というのは大切な要件になりますよね。
人気YouTuberの方だけでなく、「いつもの時間」を大切にしている情報発信者さんたちはたくさんいます。
メルマガでの信頼作り
僕が3年間書き続けているメルマガは、「いつものあのことをあの時間に」を大切にしてきました。
当初は週4回配信してましたが、そのときから金曜朝7時という時間は配信日の一つとしていて、今でもずっと続いています。
メルマガは随時配信できるのがいいところなんですが、僕は、「金曜日の朝7時。知的瞑想通信の時間ですよ。」という冒頭の言葉を毎回書いてきました。
そしてそれを書くことを大切にしていて、かけないときには、事前にTwitterで告知しています。
そうして続けていると、「金曜の朝、起きたら、Lyuさんからのメルマガをメールから見つけて読んでいます。ああ、金曜日だなあという気持ちになります。」という言葉をいただくようになりました。
それが信頼というものだなと思います
ところが、メルマガ以外では、情報発信のメディアにおいて定時を守れているものはないんですよね。
あとは全部不定時です。
Podcastでの信頼作り
Podcastは、これまで58本配信していますが、まだペースが掴めていません。
わたしがお気に入りに入れているポッドキャスターの方々は、「毎日」とか「数日に一回」などちゃんとペースが守られています。
こういうかたは、やはりファンが多いだろうと思います。
「いつものあの時間」をつくることができていたら、その時間を待つ人が生まれてくれますからね。
はやくペースを掴みたいものだと思います。
ブログでの信頼作り
ブログは、あまり定時投稿を考えていません。
最終的に検索されることを考えた記事を書いていますので、投稿時刻はあまり関係ないのです。
しかし、一定のファンがついているのなら、その方々はブログの投稿を待って読んでくれているのだから、ファンのためには定時投稿を意識することは大切なことだと思います。
僕は、定時投稿を考えていないと言いましたが、毎朝投稿として今朝で439日連続投稿していて、結果的には毎朝6時半には投稿ということを継続してきたということにはなっています。
僕の投稿を毎朝6時半に待ち構えて読んでくださっているかどうかはわかりません。
でも、そうなる可能性はあるということです。
YouTubeライブでの信頼作り
近頃、YouTube仲間のコータローさんといっしょにYouTubeライブをしています。
これまでに7回行ってきていて、毎回リアルタイムでの視聴者がきてくださいます。
始めるときには、毎週金曜日の午後9時半ということにしていましたが、先週は23時、今週は19時となりました。
それぞれ仕事で移動しなくてはならなかったんですが、すでに7回目にして「金曜夜9時半」を楽しみにしてくださっている方が生まれていました。
昨日は「仕事が終わって、さあ、今からYouTubeライブだ」と思ってみようとしたら終わってましたとメッセージをいただきました。
大いに反省しました。
仕事で仕方なかったとはいえ、なんとか21時半を守っていきたいものだと思いました。
まとめ
以上、定時配信ということの大切さについて考えを書きました。
ブログは毎日投稿しているので、結果的にそうなっているのですが、PodcastとYouTubeについては、なかなかうまくいきません。
でも、間隔は開けても、○週間に一度という定期配信がきちんと守られるなら、安心安定という環境はつくることができるなと思っています。
そのあたりを今後は考えていきたいものだと思っています。
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