メモで人生が変わるのはスピリチュアルでもなんでもない
「メモの魔力」に
「メモをすることで人生を変える」というキーワードがあるが、それはスピリチュアルなことではないと思う。」
とあります。
私もそれはスピリチュアルなことではなく、本当におこることだと思います。
言語化することは、行動を促すことだからです。
メモは言語化に他なりません。
私たちコーチは、クライアントの行動を促すために質問をします。
それは簡単には答えられない質問であることがよくあります。
時として言葉に紡ぎだすのに20分間もの沈黙が必要となるほどの質問もあります。
なんとかして言葉に紡ぎ出すことによって、自分の潜在意識の中で言葉にならずにふわふわとしている想いや願いは言葉という衣を与えられて意識下に浮上してきます。
このことを通して、私はなにを望み、なにをしたがっている何者なのかを自分で知ることが出来るわけですね。
メモをセルフコーチングにする
だから、
「思い」を素通りしないで、今このときに気になったことをキャプチャすること、
そして、「なぜそれが気になったのか」という自分への質問によって言葉にすること、
これは,セルフコーチングを日常的に行なっていることに他なりません。
これらの一連の質問と言語化を続けた先に、行動化が行われるのです。
ですから「人生が変わる」というのはスピリチュアルでもなんでもなく、自然な流れだと思います。
常にこのことを行うための言語化するためのツールとして、メモ帳、手帳を捉えておくという意識は大事ですね。
人生は、まずそこから変わり始めますから。
まとめます
「メモをすることで人生が変わる」という言葉はスピリチュアルなことではなく,本当のことです。
コーチの立場から考えると,それはメモと言う言語化により,行動が促されるからです。
なぜ,そのメモをしたのか,という質問により「抽象化」することは,セルフコーチングに他なりません。
このことの繰り返しで,私たちは思いを行動に移し,行動化していくのです。
だから,人生が変わる。
そういう意識でメモ帳を持ち歩き,メモをするだけでなくあとから抽象化,転用を行うということは,よりよい人生をつくるための大切なツールの一つですね。
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