知的会話入門 教養がにじみ出る聞き方、話し方 (朝日新書)
新年2冊目です。
「論理的思考力+教養=知的会話力」
理屈で相手を打ち負かすのがめあてではなく、会話を楽しめること。
そのためには、「聞いて」引き出すことが大切。
「おれがおれが」と話のバトンをわたさなかったり、「ひけらかす」ような話し方をしたり、では知的な会話とはいえない。
上手に聞くためには、話を引き出すための土台となる教養が必要だ。教養とは何かをたくさん知っていることではない。どんな考え方があるかをたくさん知っていて、いつのまにか幅広い考え方を身につけた姿だ。
「単に自分自身の楽しみのために本を読み、自然と蓄積された知識の体系。そういう、アウトプットを前提にしないインプットが教養だ」
「教養とは、直接的には利益を何も生まないという意味で、無駄なものだ。無駄こそが教養だと言ってもかまわない。だが、その無駄としか思えない教養が、あるときふいににじみ出て本人のみを助ける。」
こういった教養を土台として、楽しく会話のボールを回しながら会話をする。
そのような知的な会話をもっと楽しもう、ということ。
先日、保護者の方と懇親会がありました。
その席では、保護者の方にたくさんお話をしてもらって、楽しく聞く方にまわろう、と固く決意していったのでした。
この本を読む前だったのですが、この本の考え方はしっかりもっていたわけです。
コーチングやカウンセリングを学んでいる最中なので、知的会話を楽しもう、というよりは、話していただくことで気持ちよくなってもらい、来て良かったなという気持ちになってもらおうとおもっていたのです。
・・・・ところが・・・
最初はそのようにして、保護者の方の話を楽しませてもらっていました。
しかし、お酒が入るにつれてだんだん饒舌に・・・・。
翌日、額をたたいて反省しました。
まだまだ修行がたりません。
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