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【GoodNotesの使い方】GoodNotes歴8年が教える効果的な勉強法のしかた

知的迷走日記保管庫

 2020-9-26 タイトル,見出し等変更 追記しました。

2012年に以下の記事を書きました。

毎日10~20アクセスほどある超ロングテール記事として,本ブログを下支えしてくれている記事です。

この記事を書いたころからすでに8年たちました。

そして今でも私は,GoodNotes5を唯一の手書きアプリとして使い続けています。

iPad版の手書きアプリはGood Notesで決まり!

2012年から2020年現在8年間GoodNotesを使い続けている私がお伝えする,GoodNotesを使った効果的な勉強法です。

それは、ズバリ「清書」をすることです。

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それだけー!

(ハードル上げた割には・・・)

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GoodNotesで勉強することのよさとは

僕が最初にGoodNotesで清書をし始めたのは,学んだことをもとに,レポートをしなければならなかったことがきっかけです。

GoodNotesをひっくり返して書いたノートを見返しました。

学んだ内容は,場所,席などの学んだ当時の情報にひもづけられて結構思い出すものです。

しかし,ただ,眺めまわしてばかりで,本当に自分の記憶に刻み付けられたのか,腑に落ちた学びになったのか,今一つ曖昧なところがありました。

そこで,思い立って,消しゴムで消しながら一字一字書き直していきました。

すると,それがとても腑に落ちるのです。

当時はわかっていた,ということまで思い出させてくれました。

以前書いたものを見ながら清書をするということは,学んだその時の感覚に自分を戻してくれるのでしょう。

GoodNotesによる清書には写経のような効果がある

何よりよかったのは,清書していると気持ちがぐっと落ち着くのです。

あせりがなくなりました。

「写経」をしているかのような感覚なのかもしれません。

夢中になって,数ページ分のノートを清書しました。

忘却曲線の持ち直し

ある程度,学んでから時間がたっていたこともよかったと思います。

沈み始めていた忘却曲線が,学びなおしをすることによって,またぐんと持ち直したからです。

忘却曲線とは,エビングハウスが提唱した,人間の忘却の度合いと時間,意味や価値などの関係性をまとめたもの。

「すぐに復習しないとわすれちゃうぞ!」というときの,理由でつかわれたりしますね。

こちらのページには,忘却の度合いと時間との関係だけではなく,他の要因との関係がまとめられています。

エビングハウスの忘却曲線から導かれる発見とは

ここに,「エビングハウスの忘却曲線から導かれる発見とは」として以下のことがまとめられているのです。

何かを学ぶ時、その知識があなたにとって意味のものであったり重要なものであったりした場合、暗記は楽である。逆にその内容があなたにとって意味のないものであれば、すぐ忘れる。

学習に時間をかけると、吸収できる情報量も増える

一度目の学習より二度目以降の学習の方が簡単になる。復習を重ねるごとに忘れにくくなる。

一度にたくさん学ぶよりも、時間をかけて何度かに分けて学んだ方が、学習効率は上がる

学んだ直後から物忘れは始まる。最初は一気に忘れ、次第にゆっくりと忘れるようになる。

清書をすることは,学習に時間をかけていることだと言えます。

また,清書により,学んだことの復讐を重ねるごとに忘れにくくなると言えます。

かなりの分量の手書きページを少しずつ清書することは,時間をかけて何度かに分けて学ぶということになります。

エビングハウスの忘却曲線から得られる発見から考えても,GoodNotesでの清書は意味があることだといえそうですね。

GoodNotesによる清書はノートを取ったときの雰囲気などの情報を思い出させてくれる

ノートをとると,取ったときの雰囲気やまわりの人たちなどまで含めて後から思い出させてくれます。

それは字の勢いや乱雑さも含めて,その時の生々しい情報をたくさん詰め込んでいるからでしょう。

たとえば,5年前にとった研修のノートを開いてみると,その時の部屋はもちろん,自分の席の位置,となりに座っていた人まで思い出させてくれることがあります。

全部のノートがそうだというわけではないですが,ノートによってはそこまでの情報を詰め込んでいるわけです。

書いたままのノートにはそんなよさがあります。

しかし,それを清書しなおすことで,その場の雰囲気などの情報が失われてしまうのではないでしょうか。

実際には全くそんな心配は無用です。

一つには,清書するときにいやというほど,当時のことを思い出しながらしています。

ですから,強烈に自分の長期記憶に刻み込まれるような感覚があります。

当時のことがより強く清書したノートを媒介として残っていきます

もう一つには,学びがしっかりと行われれば,当時の記憶が忘れ去られてもなんのこまったこともないということです。

当時の記憶と紐づけられる形で記憶していた情報です。

清書して学びなおすことで,内容が強化されれば,紐づけのもとである当時の記憶,雰囲気などは忘れ去られても一向に差し支えありません。

まとめ GoodNotesによるシンプルな学習法「清書」

清書をすることは学びにとても効果があります。

GoodNotesは,簡単に手書きできるアプリですが,書いたものを選択して移動したり,消しゴムで消してなくしたりという編集が簡単にできます。

まさにデジタルノートならではの能力だと言えます。

普通のアナログのノートで清書をしようと思うと,別のノートを用意するか,時間を変えて消しゴムでごしごし消しながら清書するかということになりますが,デジタル手書きノートであるからこそ,このような形での清書ができるのです。

試してみてください。

けっこういけます。

更新履歴

公開:2018-9-23

追記:2019-5-15

2020-9-26 タイトル変更 追記

図などを入れていきます。

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